数日前に「テイスティング」について触れました。
しかし、どれだけ真面目にテイスティングしても、感度が良くても「ああ、それは残念」ということがあります。
「言葉の認識」が根本から違っている人もいるのです。
例えば「酸」
通常は「酸っぱさ」の過多や質を表すものと捉えるのが普通ですが、中には「渋い」を酸と捉える人もいます。
そういう方は肝心の「タンニン」を飛ばしてしまったります。
そして「香り」
テイスティング用語には「インクの香り」等という言葉もあるのですが、ある人は全く違う香を「インク」と捉えていたようです。
ま、今の世の中でインク瓶とかインクを使うペンを見ないのでしょうから、仕方がありませんが、ある年齢以上には判り易い香りかと・・・
他の「香り用語」も同様に「別の香りと思い違えている」人も多いんです。
色も同様。
試験をお受けの方は、明日の事ですのでバタバタしても始まりません。
どっしり構えて2次試験に臨んでください。
樋口誠
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