お祝いの多い月・・・

3月は卒業や合格のお祝いの多い月です。

そむりえ亭は通常年齢層の高い客層ですが、それでも家族連れの方々もいらっしゃいます。

ですので一定数のお祝いのお席があるわけです。

しかし、昨今話題の「少子化」は明らかで、高校や大学の卒業入学の対象人口はかつての数値より圧倒的に減っています。

団塊世代（1947年1948年前後）は一年で270万人弱が生まれ、団塊ジュニア世代（1973年1974年前後）が200万人強、そして現在のハタチ前後は100万人前後。

お祝い対象が「数えるほど」しかおられないのです。

少子化というと私もその原因の一端なのですが、しかし、そればかりは・・・・

では、少ない子供たちの為に大枚をはたけるか？というと「否」な時代。

迎える飲食店もちょっと作戦を考えないといけません。

ちなみに先日も書いていますが、弊店ではご家族の中に未成年がおられてもご入店いただけます。

勿論ワインが飲めなくてもOK。（大人のご家族のどなたかは飲んでくださいね）

大学卒業の場合等は「飲める年齢」ですが、高額なボトルをお勧めすることもありません。

ご安心ください。

また、そういう年齢（2003年～その少し前）のヴィンテージのワインも「以前に仕入れて高くないもの」も若干あります。場合によってはお出しできるかもしれません。

是非、ご相談ください。

さて今日は土曜日です。が、最近の土曜日は忙しくないんです。

お待ちしています。

　　　　　　　　　　樋口誠

セラーについての余談です。

セラーをお持ちの愛好家が増えている事は先日触れました。

私の若い頃と比べると天と地の差です。

セラーがあると……

一定温度で長期保存ができたり

今飲みたいワインの温度で保存できたり

タイプ別に保存できたり、と色々使い勝手があるのです。

愛好家のみでなく飲食店なら尚更そこを熟知していないといけませんね。

しかし、残念ながらセラーの温度は設定温度通りとは言えません。

セラーの個体差、季節差、セラー内の位置差、一日のうちのサーモのタイミング差等々、結構な差があるもの。

下記の写真二枚をご覧いただくとわかりますが、かなり設定温度と違うことが判ります。(見にくいですね😅)

上は16度を目指して13度の設定

こちらは同様の温度を目指して16度の設定

同じ温度を目指していても違うセラーでは設定も変えないといけないのですね。

他にも違う温度を目指して数温度帯を管理しています。

ですので、セラーのあちこちに写真のように小さな温度計を入れて、その状態を把握の上で調整するのです。

何十年もやっているソムリエなら当たり前のことですね。

お安いもので大丈夫ですから、小さめの温度計を購入してワインライフをより美味しく進めて頂きたいと思います。

dretec(ドリテック) 温湿度計 デジタル O-282WT(ホワイト) 持ち運びの便利・邪魔にならないコンパクトサイズ ドリテック(dretec)

 （こんな感じのです）

さて、今日もお席は充分空いています。

お待ちしています。

　　　　　　樋口誠

3月前半のメニュー概要

3月。

桜の開花が楽しみです。

さて3月前半＝15日迄のメニュー概要です。

アミューズ：桜海老のブリトー

前菜１：鴨のコンフィ

前菜２：ホワイトアスパラ、生ハム、ミモレット

前菜３：蛍烏賊、スペルト小麦

魚料理：足赤海老、ポルチーニ

肉料理：黒毛和牛、マダガスカルペッパー

　　　　　　　or

　　　　山伏豚、蕗の薹

デザート：ブルーチーズのチーズケーキ

　　　　　　　or

　　　　　ガトーオペラ

以上、12,000円（税込、ワイン6種付）です。

他にアラカルトとしてキャビアご飯、〆カレー、チーズ、生ハム等

PS：食材の都合や仕込数により予告なく変更になることもあります。

どうぞ宜しくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　樋口誠

3月18日、「あっ」という間でした。

お知らせしたばかりの3月のスケジュール中に「3月18日：ごっつええワインの会を開催する」としていました。

たった7名様の募集でしたので止むを得ませんが、昨日夕刻に満席になりました。

ご容赦くださいまし。

この日は一般営業もしておりますので、全席が埋まったわけではありません。

「普通でええで」という方は宜しくお願いいたします。

また同様の会を開催出来れば、と思っております。

どうぞ弊ブログをお見逃しなく。

PS：「こんなワインを飲んでみたいが、1本を注文すると高いから」というご希望があって、「確かにそうやねえ」と私が感じた場合は検討させていただきます。遠慮なくご意見をお出しください。

　　　　　　樋口誠

これだからやめられません。

そむりえ亭のようなお店は顧客率が高いのですが、その「顧客」とはなんぞや？

「しょっちゅうお越しになる」

「昔から通ってくれている」

「お声をかけると駆けつけてくれる」‥など

いずれも立派な顧客なんだろうと思います。

また「顧客も最初は顧客でなかった」ことも事実。

徒然の中で色々な経緯の顧客がいらっしゃる。

5年お越しでなくても、10年お姿を見なくても、15年空いていても、です。

昨日はそういうお客様が二組いらっしゃいました。

有難いことです。

コロナ禍から抜け出せない営業の中、そういう皆様に背中を押していただけます。

昨日アップした「3月のスケジュール」の記事で判りますように接待が多くワインメーカーズディナーや「ごっつええワイン」等の仕掛けもある月が3月。

良い月にしたいと思います。

　　　　　　　　　樋口誠