つれづれおもふ

思えば遠くに来たもんだ~ぼつぼつ語る日々の出来事

わかっちゃいるけれど・・・

2013年10月20日 | 

姉が入院中、年金事務所から書類が届いた。

姉は短大を卒業して、入社。今年の2月、60歳の誕生日を迎えて定年退職した。

真面目に働いて、真面目に年金を収めてきた。

だが、生きている間に彼女は一度も年金を受け取ることがなかった。

事情に詳しい知人が、まだ成年に達していないうちの末っ子と養子縁組しておいた方がいいと助言してくれた。

が、姉が死ぬという事を前提のこの話を、頑張っている姉に私は切り出すことができなかった。

そして今、姉ちゃんが頑張って働いて納めたお金でどこかのお年寄りが美味しいものを食べられたかもしれない。

それで良しとしようと、納得しようとしている。だが、・・・

年金事務所に姉の事を知らせた。資格喪失手続きなるものをしなければならないそうだ。

年金のルールは知っている。でも、おかしいじゃないか・・・・・・払うだけ払わせて、年寄りも、国も、姉ちゃんにご苦労様の一言も言ってくれない。

おかしいなあ・・・・・

せめてそれだけでも、言ってくれてもいいじゃないか。

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姉のパソコンを使って

2013年10月19日 | 

気持ちが落ち着くことなどありえないんだなあ・・・・・・

日々、姉の事を思っている

一つ、一つ、姉の足跡に終止符を打ちながら、ああ、姉ちゃんと叫んでいる

 

このブログは姉の病気がわかって、その重さに耐えきれずに始めた

ここに書いたことは、姉のことよりもほかの事が多かったが、

あまりに重い姉の闘病に私ははけ口を求めたんだっけ…

 

でも、どんなに姉ちゃんの様子が悪くなっても、私は彼女が私の前からいなくなるなどこれっぱかしも思ってもいなかったんだ

それは今も同じで、どこかから姉ちゃんが帰ってくるようなそんな気分に終始している

とても、とても、妹の私をかわいがってくれた人だった

そして私の家族を無条件で受け入れてくれた人だった

生意気な口のききようをする妹を、だまって相手してくれた人だった

 

一つの手続きを終えるたびに、彼女の頑張りが胸に沁みる

こんなに頑張って頑張って働いて、それで、あんなにつらい思いを耐えて逝ってしまった

私は私の知らない姉の頑張りを目の前に途方にくれている

ああ、姉ちゃん、やっぱりあなたは早すぎたよ・・・・・

 

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姉のこと

2013年10月13日 | 
先週の日曜日。
ほわっと…逝ってしまった。

いないんだなあ…

気持ちが落ち着いたら、更新します。
姉ちゃんは、やっぱり姉ちゃんで、

とても哀しい……
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姉のこと

2013年10月03日 | 
私はいま、姉の病室に簡易ベッドを運び入れ、姉と過ごしている。

一昨日までは、会話も成り立っていたが…今の姉は、ただ眠るだけ。
久しぶりに眠っているその横で、
ついこの間まで、痛いの辛いの心細いの嫌なの…と、しがみつくように私に向けられていた視線を思い出している。

姉とおしゃべりを楽しむ事は、
もう叶わない。
今は、一人ぼつぼつと話している。

家に帰してやれなかった。
昨日、認定調査があったというのに…

残念で、悔しい…

姉ちゃん、不甲斐ない妹で、
本当にごめんね。・゜・(ノД`)・゜・。

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