将棋の新人戦に出かけた末っ子。
これで2着までにはいれば全国大会に行ける。
今から思うと、すごく行きたかったんだなあ・・・きっと。
春に開かれた全道大会では、ダークホースで3位に入った。
これも2着までが全国なので、彼はあと一局が足りなかった。
今回は3年生が引退しての大会なので、何とか頑張れば行けるのではないかと考えていたのだろう。
仕事から帰ったら、毛布かぶって寝ている末っ子がいた。
今朝も布団から出てこない。
将棋のトーナメントは「スイス方式」というものが使われる。
私にはその理屈は難しすぎてわからないのだが、
一局指して、勝った者同士、負けた者同士で組み分けられて対戦をしていく。
人数にもよるが大抵6局から7局指され、当然だが勝ちの数の多いものから順位が付けられる。
ここから先が難しい…同じ勝ち数、負け数でも、その価値が違うと考えるのです。
6勝1敗の相手に勝った場合と、1勝6敗の相手に勝ったときとでは、おのずとその1勝の意味が違うと考えます。
ということで彼が持ち帰った成績表によると、
全勝はいなくて、1敗に4人。その中に末っ子の名前もありました。
1位に入った人との対局では末っ子が勝っているのですがそのほかで点数が劣り、あえなく3位。
悔しかったのだと思います。
私は3着でも十分と思いましたが、末っ子は悔しい気持ちを持て余しているようです。
でもね、その悔しい気持ち、とても大事です。
頑張ったあかしだから・・・
もらってきた表彰状に額縁を用意してやろうと思います。
まだまだたどり着かない全国への切符。
次は取れるといいと思っています。
頑張れ! 夢はきっとかなうから!!