というのも私と入れ替わるように末っ子が帰札するのだ
居ればなんやかんややってやれるが、いないからそれなりになるが、それでもと思い、
布団を出したり、いろいろとしていた
だんなが、トイレから出て来るなり言った
「月曜休館だけど、会期中は開いているってかいてあるんだ、だけど信用ならないから電話して確かめるから!」
?
きっとどこかでなにかがやってるんだろうけど、それはトイレの中で終わったんだろうなあ?
で、一緒にいこうと誘っているのだろう
この頃はほんとこういう感じ、年取るてこういうことなんだなあと実感している
旦那ばかりで無いから、夫婦で歩くと弥次喜多道中だ!あはは
どうやら芸術の森らしいとわかり、何をやってるの?と聞いてやっとブリューゲル展だとわかった
芸術の森は市内から車で30分ほど、車が無いと地下鉄の真駒内からバスを使わないといけなくて、
なかなか足を運びにくい場所だが、
広々とした敷地に野外コンサート会場もあり、
その名の通りの施設です
美術館や工芸館、アートワークの施設もあります
いやしかし、ブリューゲル、素晴らしかった
500年前の絵が綺麗に残っているのも驚きだが、
絵の内容にしても、絵の技術にしても、
今がこの時より進化したとは思えず、
なんとも言えない感情が湧き上がった
この時代にカメラは無い、当然だが見たものを記憶の中に納めて描いているのだろう
素描は外で描いただろうが、本画はアトリエの中だろう
凄いなあ、
きっと資料にするのだろう「撮影可」の作品を丁寧にいろいろな角度からカメラに納めている若い人が何人かいた
その様子を見ながら、
ああ、カメラの力を使ってしまうところで、もうダメなんだろうなあと思ってしまった
目で見て、頭に刻み込んで、それで手を動かす
それでなければ、ブリューゲルの時代よりもっと先に進むことはできないのかもしれない
でも、なんでもやった方がいいに決まってる!
ガンバだわ!
さあて、ちょうど昼時になり
芸術の森の中にある、地場の野菜を使ったビュッフェレストランに行くことにした
蓮池の脇を通り
こんな階段をトロトロと五分ほど上がったところにあった
美味しかった
豆乳アイスにきな粉をかけて、
思いもかけず、よい一日を過ごしました!
芸術の秋 ですわ!