旦那さんが高校の同期会の幹事会に行った。
長年顔もださないでいたのだが、たまたま長男が世話になった高校の進路指導教諭が旦那の高校時代の友人だった。それがご縁で、まず同期会にいくようになり、ついには幹事に引っ張り込まれたようだ。ブツブツ言いながらも楽しそうだ。
「●●がこれ配ってさ」
小さなチラシを持って帰ってきた。
どこかで見た名前だなあ…と考えていたら、私の好きな札幌を紹介しているブログに上がっているのを、その数日前に読んだばかりだった。なんかの縁だよなあと思い行ってみることにした。何しろ歩き回ることの少ない私は土地勘がない。
「あ、電車通り・・・行けそうだな」
旦那にしれたら怒られる。道産子の旦那は、道産子らしく「南○条西○丁目」でどこらへんか見当がつく。
先日もママトモさんたちと話をしていて、札幌っ子は目印の建物を言ってもわからないが番地でわかるという話しを熱く語った。本当にそんな感じで、「南○条西○丁目のどちら側」だけで彼らは理解する。素晴らしいの一言なんだが、私には無理!
「ポッコ・ア・ポコ」 南10条だから地下鉄からは散歩コースくらいの距離があるのだが、勘違いをしてすぐ近くのような気持ちで歩き始めた。苦になる距離ではないのだが、自分の思い違いにちょっと愕然・・・まあた、やっちゃった!
西屯田通り、住宅街と呼んでもいいような場所に突然小さなお店がありました。
ドーナツは5種類。手作りのごつごつした感じ。「赤毛のアン」や「大草原の小さな家」・・・そんな感じのするものでした。
味も、こういう言い方は悪い方にとれちゃうかな「見たまんまの味」
びっくりするようにおいしい!というものではないが、裏切らないっていうもの。もちごたえがあって、ミスタードーナッツのフワフワのものとは、やっぱり違う。家の近くにあったら「うちの近くにあるの。おいしいのよ」と自慢できるようなドーナッツだった。
3月に開いたばかりというお店、軌道にのるといいなあ・・・。
帰りは、久しぶりに市電に乗った。がたがたと揺られながら、あらあ、いいじゃん!今度、市電ツアーとやらに参加してもいいかなと思った。