爆弾低気圧が日本を襲った!!
北海道でも、東側や海沿いの地域では大変なことになった・・・・・・
ところが、こと札幌ではなあんにも起こらなかった。
場所によってはどか雪があったり、ちょっと風が強かったり、しばれたりしたが、
どういうわけか全国ニュースの蚊帳の外のような状況で、
しかも、お日様まで出た木曜日に全道の公立小中高が休校になり、
我が家の末っ子は外出日和の窓の外を見ながら、自宅学習という名の休日を満喫していた。
JRが場所によっては動かなくなったので、旦那の大学も休校になったから、
遠くから通う生徒のいる高校では当然必要になる処置だったと思う。
旦那と末っ子が思わぬ休日を楽しむ中、私は仕事だった。
この頃ようやく仕事の日程をクリアすることに慣れてきた気がしてきた。
Aのお宅からBのお宅までこれくらいの時間がかかり、途中に時間つぶしをする場合はここで、
そのあとは一度自宅に戻り荷物を整理して再度出発・・・などということが体にしみてきて、
終わったときに足も上がらないということは無くなった。
だが、この雪・・・
雪道を歩くという労力がとにかく半端ない!!
融けたり、凍ったり、雪が積もったり、
を繰り返して、道はガタガタになっている。滑るし、もぐるし、濡れるし、
歩道が雪の置き場所となり、深い轍のある車道を車と争って歩かなければならないところもある。
まあ、すごい!!
再び、最後のお宅が終わった時の疲労感がものすごい状況になっている。
どうやって家まで帰ろうかとしばし思い悩む・・・まあ、仕方がない千里の道も一歩からの心境で
一歩を積み重ねている。
今日は夕方に一軒イレギュラーのお宅があるだけで、
旦那も末っ子もお休み…朝早く起きなくてもいいという安ど感から、
朝ふっと目覚めた時には7時を回っていた。
本当にこんなにゆっくり寝たのは久しぶりだ!ああ、よく寝た!幸せだなあ・・・・!て感じがした。
介護保険の利用者の方は、たいていが一人暮らし。
この雪では外に出ることもかなわず、ヘルパーの来るのを楽しみにしていらっしゃる。
ついつい話が盛り上がる。
介護保険が出来たての頃はお話のお相手でもよかったが、今はそれだけで利用者のお宅にいることはできない。
手を動かしながら、移動しながらの、お話になる。
掃除機を使っていると聞こえないので、つい手が止まる・・・いかんいかんと時計をにらみながら作業を再開する。
おしゃべり・・・に保険からお金が支払われるのはおかしいと思うが、これなくして介護は成り立たないとも感じている。
やはり評判のいいヘルパーさんは、技術もあるが、ころあいのいい会話をされる。
見習いたい。
お話は尽きないが、次のお宅への雪道が気になるのでそろそろと腰を上げる。
「また、来週来てね」
そういわれると、本当に頑張ろう!と思う。