旦那がテレビドラマによくこういう。
「漫画だ」
大体、ドラマなんていうものは“夢物語”だから、多かれ少なかれそういう要素を持っていると思うので、
旦那がいつもの通りそうのたまわっても、私は大体こっそり録画を見続ける。
うーむむむ、ま、このドラマは最初から私もあまり好みではなかった。
「あまちゃん」が流行ったのが、私には当時も今も理解できない。
どこに魅力があるのだろう?ってね。
そういうことは往々にしてあるので、あまり気にしてもしょうがない!
私が感じ得ない何かがあるから、あれだけ日本中が口ぐちに「じぇじぇじぇ」といったのだろうし、
私の周りでもおおかたが「面白いね!」と楽しそうにしていた。
黙っていたが、私はその波にのれていなかった。
それと同じ香りを最初からこのドラマには感じていて、
でも、ここまで見続けていたのは、この種類のドラマを次女が好きだということからだった。
わが娘が「好き」という何があるのだろうと、それが知りたくて毎朝頑張って観ていた。
毎朝観ていると次が気になるもので、面白いとは思わなかったが時間になるとチャンネルを合わせていた。
だが、ここにきて観る気がうせてしまった。
ま、そんなことはどうでもいいのだが、
こういうふわふわの群像劇が好まれるというのが、今のこの国なんだろうと感じている。
それがどういうことなのかは時間が導き出してくれるのだろうが、
不思議だなあと思う。
だって、しっかり漫画を固めている「民王」のほうが現実味を感じるから、
ま、あれは、エンケンの“かわいらしさ”が十二分に生きているからなあ、
“芝居”ってほんと、不思議だ。
大泉洋くん、大分に上手になってきたのだけれど、
まだ「バラエティアイドル」が主役を張っているみたいな感じが拭い去れないよなあ・・・
人気が先行するって、役者としてはいばらの道を行くのかもしれません。
ということで、今週から観なくなったのは「まれ」でした。