18歳になると選挙で投票することが出来るようになるそうだ。
末っ子に 「あんたいくつになったんだっけ?」 と聞いた。
もしかしたら高校生のこの子と一緒に投票する機会があるのかなと思ったのだ。
「うん?今度17」 という答えに、何とも複雑な思いがした。
来年18になる…大学受験まっしぐらなときにそういう場面が来たら、どうするのかなあ?
受験勉強の 「“息抜き”で選挙に行っておいで」 というのかしら?
それってどうなのかしら?
うむむむむ?
それに思わず口に出していた 「ずるいような気がする」 という感じ・・・?
何ともこの若い感性の時に政治に参加できるという経験が、うらやましく思った。
まだ大人になりきれていない子どもに、一票を入れろという政治家の気持ちは計り知れないが、
その考え方は理解できる。
選挙に熱心なのはどうしても年配。数の論理でそちらに政策が偏ってしまう。
それが大きな理由になって世代間格差ができてしまう今の日本の政治体制に、私は一つ提案がある。
18歳以下に選挙権はない。
これは未熟だからという理由だが、それと同様に選挙権にも年齢制限を付けてはどうだろうか?
ある程度の年齢になると、どんなに丈夫な方でも誰かの助けや保護のもとに暮らしている。
70歳か75歳、80歳になったら、選挙も若い者に任せてはどうだろう?
年寄りの意見は聞かないのか!と怒られそうだが、
でも選挙権のない未成年者のことを考えずに政策を行うなどということがあっただろうか?
若い人のことも年寄りのこともすべてを守る国であってほしいのだが、
どうしても選挙がらみで政治家はそちらに軸足を置いてしまう。
そうなる政治家が悪いのだが、どんなにいっても彼らは変わらない。
年寄り寄りの政策を掲げていると当選できてしまう今の政治の状況に、
若者は辟易としているはず、そしてそっぽをむいてしまっている。
少子化で若い世代が数の上で勝ることは、これからも当分ないだろう。
だとしたら無謀かもしれないが、
そうだそうだ!自動車免許とセットで年齢制限を設け、
特別な理由のある年寄りだけ申請をしてもらい、その意見を聞いたり、
免許更新の手続きをとるのがいいのではないだろうか?
自分は大丈夫と車の運転をし続けるじいさんばあさんに若い者は困り果てている部分もあるだろうから、
それと同様にある一定の年齢にたどり着いたら、一律資格を失くすという考え方も
あながち無謀ではないんじゃないか・・・?
まあ、ちょっと思いつきの羅列です。
行儀の悪い大人が目に余る昨今、なんかうまくいってほしいなあ・・・・
願うは、風通しの良い、真面目に頑張ればなんとなかなるという世の中で、
明るく笑いの絶えないものであれと、願うだけなのです。