
マイケルが登場し、
民主党候補の応援演説をした。
彼は90年代にパーキンソン病を発症し、
自ら治療法研究の財団を作った。
治療には受精卵を壊して作る
ヒトのES細胞の研究が必要で、
民主党はこれを擁護し、
共和党は宗教的な理由からも
これを認めない方針だ。
かれはこの研究について話す間、
前後左右に体を揺らし、
見るのがつらくなってくる。
「バック・トゥー・ザ・フューチャー」の
あの軽やかな少年の面影は
顔から見つけることが出来るが、
病は彼自身を蝕んでいることも歴然だ。
治療の研究に受精卵を壊すため、
「殺人と同じ」とみるからだ。
体外受精、代理母
以前は想像すら出来ないことが
行われている。
自然の摂理に反しているかもしれないが、
もう時間がないんだと
マイケルは言う。
全米の世論調査ではES細胞の問題は
6割が指示に回っていると言われ、
この問題でもブッシュ政権は追い詰められているようだ。
スケボーで軽やかにスクリーンを横切った彼が、
自分の身を晒して、揺れながら語る姿は
何かしなくてはいけないと語っているようだ。
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★何でも許してしまえばクローン人間にもつながるとも
言われているが、治るかもしないことを政治的に禁止されるのは正しいのか。