soramove

読書と旅行と柴犬のブログ
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ヤプログから引っ越してきました。

「大停電の夜に」都会の灯りが消え、星が見える夜

2006-11-15 18:35:35 | 邦画
「大停電の夜に」★★★wowowにて
宇津井健 豊川悦司 田口トモロヲ 原田知世 主演
源孝志 監督、2005年

昨年、「三丁目の夕日」を見たころ
確か公開されていて、
どっちか迷った記憶がある。

クリスマスに関東一円が停電になる。
そして、普段なら起こらない事が
奇跡のように起こる。

多くの人が登場して、
それぞれの物語が進行しながら
最後はなんとなくつながって行く。

そういったつながりのご都合の良さが、
気にならないでもないが、
明かりの消えた町で
ろうそくを沢山灯したジャズバーのシーンは
劇的な展開なんていらないなーと
思いながら見ることが出来た。

ろうそくの明かりで夜を過ごすことなんてないが、
こんな一時も悪くないなと、
ジャズの店だけど、停電なので音はない、
グラスを傾ける僅かな音も聞こえそうなほど
静かな夜。

店のガラス窓が曇って
外から店の中を見ると沢山の小さな明かりが
星のように頼りなげだ。

電気の消えた都会の夜は闇になり、
見上げると本物の星がちゃんと見えている。

ストーリーを追っていると
ともすると陳腐な感じもうけるが、
大停電の夜なら、
何でも起きそうだなと、ちょっとワクワクする。

ただ、高層ビルのエレベーター内だけは遠慮したい。

時間のある、ゆっくりとしたい夜なら
このささやかな奇跡の物語をレンタルして見るのもいい。

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もう、街はクリスマスのイルミネーションが見えるけど、
だんだん追い立てられるような気がします。

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