「私が、生きる肌」★★★☆
アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、
マリサ・パレデス出演
ペドロ・アルモドバル監督、
120分、2012年5月26日公開
2011,スペイン,ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:LA PIEL QUE HABITO )
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/32/12fceff33deafdeb8565ce13e0266d66.jpg)
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「映画が公開されるに連動して
書店で原作本が目についた、
映画を見終えて、
きっと原作も面白いのだろうなと思ったが
この手の内容では結果が分かっては
読む気にはならない、
予想と見事に裏切られた、
こういう予想外の展開なら楽しめる」
これはジャンルとしては
サスペンス映画だけれど
怖くは無い、
怖くは無いけれど、人を愛し慕う気持ちが
強すぎると「狂気」も納得できる面もあり
そのこと自体が怖くもある。
見る前は事故で皮膚の移植が必要になり
移植後、移植された人間の遺伝子というか
過去の記憶が蘇るような
そんな映画なのかなと勝手に想像していたが
全然違っていた、
何かが行われているのだろう
被害者は誰だろう・・・
そんな感じで展開を見守った。
するとどうだろう
「こんなこと、してたのか!」
驚くべき展開で
笑っちゃうくらいの衝撃だったな。
遺伝子操作による人工皮膚の移植、
そういうことが可能なら
再生もできるだろうな
そんなふうに思ったが
主人公の狂気はもっと恐ろしいものだった。
美しさを追い求めることも
やり過ぎると怖いが
この映画の内容に比べたら可愛いものだ、
たった一度の過ちで
人生を大きく狂わされた人間の
叫びだしたいような体験に
途中からすり替わって
これは心底怖い怖い映画となっていた。
濃い顔のアントニオ・バンデラスが
抑えた演技で彼の表情が
様々な感情を物語っている、
セリフで語るより
何かを強く伝えることもあるのだ。
果たして復讐は遂げられたのか?
「なんだ、これ」
何度かそんなことを心の中でつぶやいた、
とんでもない映画だった、
でも抑制の効いた完成度の高い映画だ。
★100点満点で75点★
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soramove
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ペドロ・アルモドバル監督作品
Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón (1980) 日本未公開・DVD未発売
セクシリア Laberinto de pasiones (1982)
バチ当たり修道院の最期 Entre tinieblas (1983)
グロリアの憂鬱 ¿Qué he hecho yo para merecer esto? (1984)
マタドール Matador (1986)
欲望の法則 La Ley del deseo (1987)
神経衰弱ぎりぎりの女たち Mujeres al borde de un ataque de nervios (1988)
アタメ ¡Átame! (1990)
ハイヒール Tacones lejanos (1991)
キカ Kika (1993)
私の秘密の花 La flor de mi secreto (1995)
ライブ・フレッシュ Carne trémula (1997)
オール・アバウト・マイ・マザー Todo sobre mi madre (1999)
トーク・トゥ・ハー Hable con ella (2002)
バッド・エデュケーション La mala educación (2004)
ボルベール〈帰郷〉 Volver (2006)
抱擁のかけら Los abrazos rotos (2009)
私が、生きる肌 La piel que habito (2011)
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アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、
マリサ・パレデス出演
ペドロ・アルモドバル監督、
120分、2012年5月26日公開
2011,スペイン,ブロードメディア・スタジオ
(原題/原作:LA PIEL QUE HABITO )
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書店で原作本が目についた、
映画を見終えて、
きっと原作も面白いのだろうなと思ったが
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読む気にはならない、
予想と見事に裏切られた、
こういう予想外の展開なら楽しめる」
これはジャンルとしては
サスペンス映画だけれど
怖くは無い、
怖くは無いけれど、人を愛し慕う気持ちが
強すぎると「狂気」も納得できる面もあり
そのこと自体が怖くもある。
見る前は事故で皮膚の移植が必要になり
移植後、移植された人間の遺伝子というか
過去の記憶が蘇るような
そんな映画なのかなと勝手に想像していたが
全然違っていた、
何かが行われているのだろう
被害者は誰だろう・・・
そんな感じで展開を見守った。
するとどうだろう
「こんなこと、してたのか!」
驚くべき展開で
笑っちゃうくらいの衝撃だったな。
遺伝子操作による人工皮膚の移植、
そういうことが可能なら
再生もできるだろうな
そんなふうに思ったが
主人公の狂気はもっと恐ろしいものだった。
美しさを追い求めることも
やり過ぎると怖いが
この映画の内容に比べたら可愛いものだ、
たった一度の過ちで
人生を大きく狂わされた人間の
叫びだしたいような体験に
途中からすり替わって
これは心底怖い怖い映画となっていた。
濃い顔のアントニオ・バンデラスが
抑えた演技で彼の表情が
様々な感情を物語っている、
セリフで語るより
何かを強く伝えることもあるのだ。
果たして復讐は遂げられたのか?
「なんだ、これ」
何度かそんなことを心の中でつぶやいた、
とんでもない映画だった、
でも抑制の効いた完成度の高い映画だ。
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ペドロ・アルモドバル監督作品
Pepi, Luci, Bom y otras chicas del montón (1980) 日本未公開・DVD未発売
セクシリア Laberinto de pasiones (1982)
バチ当たり修道院の最期 Entre tinieblas (1983)
グロリアの憂鬱 ¿Qué he hecho yo para merecer esto? (1984)
マタドール Matador (1986)
欲望の法則 La Ley del deseo (1987)
神経衰弱ぎりぎりの女たち Mujeres al borde de un ataque de nervios (1988)
アタメ ¡Átame! (1990)
ハイヒール Tacones lejanos (1991)
キカ Kika (1993)
私の秘密の花 La flor de mi secreto (1995)
ライブ・フレッシュ Carne trémula (1997)
オール・アバウト・マイ・マザー Todo sobre mi madre (1999)
トーク・トゥ・ハー Hable con ella (2002)
バッド・エデュケーション La mala educación (2004)
ボルベール〈帰郷〉 Volver (2006)
抱擁のかけら Los abrazos rotos (2009)
私が、生きる肌 La piel que habito (2011)
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