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映画「一枚のめぐり逢い」偶然の出会いや運命ってのはきっとあるのだ

2012-06-27 10:11:12 | ミニシアター系映画
「一枚のめぐり逢い」★★★☆
ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー出演

スコット・ヒックス監督、
101分、2012年6月16日公開
アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題/原作:THE LUCKY ONE )






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「海軍軍曹の主人公はイラクの戦場で
一枚の写真を拾った、
誰かの恋人なのかと兵隊の集まる場所で
落とし主を探すが見つからず、
イラクでの3度目の任務の間
その写真に何度も助けられることになる、
偶然と言えばそれまでだが
命を懸けた場所ではそんな守り神の存在さえ
信じられるのだろうな」



戦場でのつかの間の休息、
そんなときローガン・ティボー(ザック・エフロン)は
道端に何か光るものを見つけ
近寄って手に取るが
その瞬間、それまで彼がいた場所に迫撃砲が炸裂、
偶然の出来事だが
それ以後も彼の周囲で戦友が死んでいくが
彼は何かに守られたように無事に帰国する。



この九死に一生を得たエピソードを
もっと丁寧に積み重ねると
映画の印象ももっと違っただろう



帰国しても居場所を見つけられない主人公は
写真の女性を探す旅に出るが
飼っていた犬となんとコロラドから
ルイジアナまで千数百キロも歩いて
彼女の住む町にたどりつくのだが
その事実も彼のセリフから知るに至っては
何故歩こうと思ったのか
そのあたりを何故描かないのかなぁと
なんとも割り切れない気持ちになった。




出会ってからは
メロドラマのような
くっつきそうでくっつかない
巧く行きかけると何か邪魔が入って・・と
この後半のもたつきに要した時間を思うと
前半の何故写真の彼女に会いたいのかという
その気持ちの積み重ねが
薄っぺらだった事がなんとも残念だった。



ヒロインのベス(テイラー・シリング)は
爽やかな印象だが特に記憶には残らない、
けれど彼女の祖母エリー(ブライス・ダナー)は
ちょっとスーザン・サランドン似で
彼女の存在感が映画を引き締めていた、

ただこの映画はスターのザック・エフロンの映画、
その意味ではこれでいいのだろう、
自分のただの映画ファンには
もうひとつ物足りない出来と感じられた。


見て損するとまでは思わないが
レンタルまで待っても損失なし。

色んな映画を効果的にさせるアイテムが登場したが
どれも使いきれて居なかったと感じた。

★100点満点で70点


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スコット・ヒックス監督作品

鉄壁・万里の長城 (1989)
シャイン Shine (1995)
ヒマラヤ杉に降る雪 Snow Falling on Cedars (1999)
アトランティスのこころ Hearts in Atlantis (2001)
幸せのレシピ No Reservations (2007)
一枚のめぐり逢い The Lucky One (2012)

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