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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

書籍「二流小説家/デイヴィッド・ゴードン著」自分らしく生きるとは?考える

2012-06-16 10:15:01 | 読書の時間
書籍「二流小説家/デイヴィッド・ゴードン著」★★★☆
デイヴィッド・ゴードン著 ,
早川書房、2011/3/10
( 198ページ , 1,995 円)


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「最近この形の海外ミステリー本を
書店で多く見かけるようになった、
需要と供給で仕方ないのかもしれないが
1.000円くらいに抑えてもらいたいものだ、
買って読み始めてつまらないと
ダメージが大きすぎるからね、
この本は“当たり!”だったので惜しくないけれど」



主人公ハリーはニューヨーク在住の売れない中年作家。
ペンネームを使って様々なジャンルの小説を書いて
なんとか糊口をしのいできたが
獄中の連続殺人鬼から告白本の執筆を依頼され、
面会に行くが死刑囚のダリアン・グレイから
真実を明かす代わりに
「自分だけの為にポルノ小説をけ」と言われてしまう。


どんな真意があるのか分からないまま
目の前の美味しい餌に食いつくように
ハリーは小説を書き始めるが
ダリアンと同じ手口で女性たちが連続して惨殺され
ハリーは嵐の真っただ中に放り込まれるのだ。



随所に彼の本意ではないペンネームで書いた
ヴァンパイア小説やSF小説がちりばめられ
それらを含めてハリーの現状や
追い詰めらた気持ちが伝わってくる、
巧みな構成だ、
謎解きより事件が起こった時
主人公がどんな行動をとるか
そんな反応を見せるかに興味をそそられる。



映画で時々、主人公が画面のこちら側に向かって
話し出すことがあるが
この小説でも時々、独白のように
こっちの気持ちを言い当てる、
そんなとき、作者もミステリー好きなんだろうなと
妙な共感を覚える。


二流小説家が巻き込まれた
小説のような現実、
また気になる作家を見つけた気分だ、
次の作品も楽しみに待ちたい



★100点満点で75点

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オリコンの本の総合ランキング(2012年6月10日)
半分くらいがマンガ関連のようだ

①BLEACH 1 Spirits Are Forever With You/久保帯人,成田良悟
②BLEACH 2 Spirits Are Forever With You/久保帯人,成田良悟
③置かれた場所で咲きなさい/渡辺和子
④ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド3D 3DS版 星降りのマスターガイド/Vジャンプ編集部
⑤SMAP×SMAP COMPLETE BOOK 月刊スマスマ新聞 vol.1 ~PINK~
⑥境の女王陛下 薬師寺涼子の怪奇事件簿/田中芳樹
⑦DVD付き 実はスゴイ! 大人のラジオ体操/(著)中村格子/(監修)秋山エリカ
⑧小説版めだかボックス 下 えぶり理知戯のおしとやかな面従または椋枝閾の杯盤狼藉マニフェスト/(著)西尾維新/(イラスト)暁月あきら
⑨聞く力 心をひらく35のヒント/阿川佐和子
⑩もっと知りたい!韓国TVドラマ Vol.49/共同通信社



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映画「幸せへのキセキ」一歩進むことで自分を変えたかった

2012-06-15 09:57:42 | ミニシアター系映画
「幸せへのキセキ」★★★★
マット・デイモン、スカーレット・ヨハンソン、
トーマス・ヘイデン・チャーチ、パトリック・フュジット、
エル・ファニング、ジョン・マイケル・ヒギンズ出演

キャメロン・クロウ監督、
124分、2012年6月8日公開
2012,アメリカ,20世紀フォックス
(原題/原作:We Bought a Zoo )






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「マット・デイモンはうまくキャリアを築いている、
映画は妻を亡くし二人の多感な時期の子供を抱え
仕事にも行き詰った主人公が
心機一転、住む場所を変えようと
買うことを決めたのが2年前に閉園された
動物園付きの物件だった、
子供の陽気に響く笑い声が印象的」



実話をベースにした映画
だからホントにこんなことする人がいるんだなぁ、
実際は人生を変えるというより
絶滅危惧種を含む動物の行く末を心配してという
動物愛護の気持ちが強かったようだが
映画の重点は「今を変えるきっかけ」
何か動く事で今の状態を変えられたらというもの。



他力本願では何も変わらない
それは分かっている
だからこんな行動をする人を見て
ここまでしないと無理かなともふと思う。
最初はそんなふうに思いながら見た。



動物園の再建の難題は財務的なもの、
運営し維持するには相当なお金がかかる、
やりくりに苦心しつつも
家庭では難しい年頃の息子が
母を亡くした淋しさと
大人になりかけの不安定な気持ちの間で
その揺れる気持ちを父親にぶつけている、
救いは7歳になる娘ローズの笑顔、
こんなちょっとしたことで
毎日は色づいてくれる。



「そのうち投げ出すよ」
元からいた飼育員たちはそんなふうに
外部からやってきた主人公達を見てるが
ベンジャミン(マット・デイモン)が黙々と
文句も言わず率先して働く姿を見て
いつしか同志的な一体感が生まれる。


出来過ぎとも思えるラスト、
でもこれで良い。



他人からのちょっとした心遣い
そんなもので随分と人は救われる
誰もがそんな勇気を持ち合わせながらも
戸惑っている
なにも突飛な行動をしなくても
小さなキセキはそこらじゅうにあって、
自分達は気がつかないうちに
その瞬間を笑顔で過ごしているのかもしれないな
そんなふうに思えた


自分自身でこれでいいんだと思わせてくれる
そんなささやかな物語だった。


★100点満点で78点


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キャメロン・クロウ監督作品

初体験/リッジモント・ハイ Fast Times at Ridgemont High (1982) 脚本のみ
セイ・エニシング Say Anything... (1989)
シングルス Singles (1992)
ザ・エージェント Jerry Maguire (1996)
あの頃ペニー・レインと Almost Famous (2000)
バニラ・スカイ Vanilla Sky (2001)
エリザベスタウン Elizabethtown (2005)
PJ20 パール・ジャム トゥウェンティ Pearl Jam Twenty (2011)
幸せへのキセキ We Bought a Zoo (2011)


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映画「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」その日に至るまでの軌跡を見る

2012-06-13 21:37:04 | インポート
「11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち」★★★☆
井浦新(ARATA)、満島真之介、
タモト清嵐、岩間天嗣、永岡佑、
鈴之助、渋川清彦出演

若松孝二監督、
119分、2012年6月2日公開
2011,日本,若松プロダクション、スコーレ株式会社
(原題/原作:11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち )






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「自衛隊の駐屯地での演説風景は
グラビアで映画のワンシーンのようで
強烈に記憶に残っているが
そこに至る過程は知らなかった、
溢れんばかりの才能を
自らの信念に従って散らした文豪の
輝かしくも愚かしい日々を見た」



楯の会の設立の経緯から
その日まで
結末は分かっていながら
別の選択肢はなかったのかなぁと
なんとも残念な気持ちで仕方なかった。



彼が小説に書いた「暁の寺」は
バンコクのチャオプラヤー川沿いに
威容を見せている
好きな寺院のひとつだが
50年以上も前にその場所に立ち
幻想的な小説を書いたことに
感慨を覚えた、
そんなふうに独自の視点で
色んなものを紹介してくれていたら
今の生活にもっと違う色を
与えてくれていただろうに。


時代は学生紛争やベトナム戦争反対など
今では未成熟な感じさえするが
社会全体がよりよい未来を求めて
懸命に考え行動していた時代、
そんな中、三島も自衛隊の位置づけに
固執するかのように行動を始める。



何をそこまで固執したのか
その一端は理解できたが
考えることと行動することの
その間にある随分高いハードルを
何故やすやすと越えて行ったか
そのあたりは分からなかった。


自衛隊での演説も
隊員達の怒号とヘリの音にかきけされ
命を懸けた演説が虚しく宙を漂う、
なんてことだ
なんてことだ

こんなふうに国家を憂う人を
むざむざと見殺しにして
今の日本になったのだな。
心の声はどこにも届かない。


映画はその内面にまで届いたかというと
知られている範囲を描いたに過ぎない
この映画独自の「何か」を
提示すべきだった、それがちょっと残念、
けれど見て良かった。



★100点満点で75点


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井浦新(ARATA)出演作品

ワンダフルライフ(1999年、是枝裕和監督作品) - 主演・望月隆 役
シェイディーグローブ(1999年、青山真治監督作品) - 甲野慎吾 役
DISTANCE(2001年、是枝裕和監督作品) - 主演・敦 役
ピンポン(2002年、曽利文彦監督作品) - 月本誠 / スマイル 役
青い車(2004年、奥原浩志監督作品) - 主演・リチオ 役
ジーナ・K(2005年、藤江儀全監督作品) - 菊池オサム 役
真夜中の弥次さん喜多さん(2005年、宮藤官九郎監督作品) - バーテン 役
幽閉者 テロリスト(2007年、足立正生監督作品) - サブリーダー 役
The焼肉ムービー プルコギ(2007年、グ・スーヨン監督作品) - 巨大焼肉チェーン店 虎王 御曹司トラオ 役
実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(2008年、若松孝二監督作品) - 坂口弘 役
砂の影(2008年、甲斐田祐輔監督作品) - 真島 役
蛇にピアス(2008年公開、蜷川幸雄監督作品) - シバ 役
20世紀少年 <第1章> 終わりの始まり(2008年公開、堤幸彦監督作品) - 田村マサオ 役
20世紀少年 <第2章> 最後の希望(2009年公開、堤幸彦監督作品) - 田村マサオ(13番) 役
渋谷(2009年2月27日公開、西谷真一監督作品) - 店員 役
ウルトラミラクルラブストーリー(2009年6月6日公開、横浜聡子監督作品) - 島田要 役
20世紀少年 <最終章> ぼくらの旗(2009年8月29日公開、堤幸彦監督作品) - 田村マサオ(13番) 役
空気人形(2009年9月26日公開、是枝裕和監督作品) - 純一 役
John Rabe(2009年ドイツ・フランス・スペイン・アメリカ公開)ドイツ映画賞受賞作品 日本国内で公開禁止 - 小瀬少佐 役
ソラニン(2010年4月3日公開、三木孝浩監督作品) - 冴木隆太郎 役
座頭市 THE LAST(2010年5月29日公開、阪本順治監督作品) - 十蔵 役
トルソ(2010年7月10日公開、山崎裕監督作品)
キャタピラー(2010年8月14日公開、若松孝二監督作品) - 軍人2 役
ハナミズキ(2010年8月21日公開、土井裕泰監督作品)- 平沢圭一 役
君に届け(2010年9月25日公開、熊澤尚人監督作品) - 荒井一市 役
行きずりの街(2010年11月20日公開、阪本順治監督作品) - 神山文彦 役
莫逆家族-バクギャクファミーリア-(2012年公開予定、熊切和嘉監督作品)
かぞくのくに(2012年公開予定、梁英姫監督作品) - ソンホ 役
11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち(2012年春公開予定、若松孝二監督作品) - 主演・三島由紀夫 役


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映画「ミッシングID」自分は誰なのか?巻き込まれ型アクション

2012-06-10 00:09:00 | インポート
「ミッシングID」★★★
テイラー・ロートナー、リリー・コリンズ、
シガニー・ウィーヴァー出演

ジョン・シングルトン監督、
106分、2012年6月1日公開
2011,アメリカ,ギャガ
(原題/原作:Abduction )






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「主人公のネイサン(テイラー・ロートナー)は
普通の高校生活を送っていたが
ある日、ネットの失踪者サイトに
自分の幼い頃の写真が載っているのを見つけ、
そのサイトに問い合わせたことから
大変な事態に巻き込まれていく、
ノンストップアクションで観てる間は楽しめる」



食卓で微笑合う両親の様子をうかがいながら
「この人たちは一体誰なんだ、
自分は何故ここに居るんだ?」
そんなこと考えていると
二人組の男が現れ、目の前で母親が殺され
続いて父親も・・・
家も爆破されて彼は隣の幼馴染と
その場を逃げ出すが
追手はどこまでも追跡の手を緩めない。


「何が起こっているんだ?」
主人公の混乱ぶりと同様に
見てるこちらにもほとんど情報が与えられないので
逃げる二人と同じ様に展開を見守る、
スピード感があり
間一髪で逃げ出す瞬間など
思わずこちらも力が入る、
このあとどうなるんだ?



そんな慌ただしい展開の中でも
死んでしまった彼の偽りの両親を思うと
主人公の立ち直りの早さが気になる、
どうやら彼らは自分を育ててくれてだけと
知ることになるが
それでもこれまでの愛情や
彼の為に死んでいったことに
葛藤や悲しみをもう少し描いても良さそう。



幼馴染のカレン(リリー・コリンズ)にしても
以前から淡い愛情を寄せていたとは分かるが
そのあたりの情緒的な感情の描き方は
いかにも荒っぽくて
いっそ恋愛感情なんかいらないのにと
もどかしく感じたりもした、

完成度の高い映画だと
このあたりもしっかりと描きつつ
見せ場のアクションも見事となるが
そこまでは到達してなかったな。


とりあえずは「トワイライト」シリーズで
セレブとなったテイラー・ロートナー主演で
アクション映画でも撮っておくか、
そんなあたりから始まった感じの映画だ、
「自分は誰なんだ?」
とくれば名作の「ジェイソン・ボーン」シリーズが
すぐに浮かぶが
その緻密さやスピード感のなかで描かれた
感情の振り幅みたいなものは
この映画ではどれも中途半端だったな。



見てる間は面白かったが
どのシーンが良かった?なんて
話すような映画じゃなかった、
でもこれヒットすれば続編も出来そう
そういう意味ではうまく作っている。
もうひとつでした。


★100点満点で65点


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テイラー・ロートナー出演作品

シャークボーイ&マグマガール 3-D The Adventures of Sharkboy and Lavagirl 3-D (2005年)
12人のパパ2 Cheaper by the Dozen 2 (2005年)
トワイライト〜初恋〜 Twilight (2008年)
ニュームーン/トワイライト・サーガ New Moon (2009年)
バレンタインデー Valentine's Day (2010年)
エクリプス/トワイライト・サーガ The Twilight Saga: Eclipse, Eclipse (2010年)
ミッシング ID Abduction (2011年)



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映画「ミッドナイト・イン・パリ」戻れるならいつの時代が良いだろうか

2012-06-08 19:09:55 | インポート
「ミッドナイト・イン・パリ」★★★★
オーウェン・ウィルソン、レイチェル・マクアダムス、
キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、カーラ・ブルーニ 、
マリオン・コティヤール、マイケル・シーン出演

ウディ・アレン監督、
94分、2012年5月26日公開
2011,スペイン、アメリカ,ロングライド
(原題/原作:Midnight In Paris )






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ウディ・アレンが第84回アカデミー賞脚本賞受賞


「主人公のギル(オーウェン・ウィルソン)は
婚約者のイズネ(レイチェル・マクアダムス)と
彼女の両親の旅行に便乗して
パリにやって来た、
彼にとってパリは憧れの地であり
散歩はもちろん、なんなら住みたいとさえ思っているが
婚約者とはそんな考えもすれ違い
何か波乱の予感、
オーウェン・ウィルソンの割れた顎が気になって仕方ない」



ウディ・アレン監督作品に見え隠れする
上流階級の人々と普通の人々の対比、
今回もお金があることに何も疑問の無い婚約者と
自らの実力で手にした売れっ子の脚本家である主人公は
価値観が全く違うのが
そこここで明らかになるが
当の本人達は気がつかないのか
目をつむっているのか
それが愛のなせる技なのか分からないが
すれ違いまくっても「愛してる」と言い
これこそ究極のコメデイかもしれない。



ひとり真夜中のパリの散歩を楽しむ主人公、
街角の石段に腰かけていると
車がやってきて
勢いのまま乗り込むと
1920年代のパリにタイムスリップしてしまうのだ。


そんな奇蹟なら誰だって願うもの
自分ならどんな時代に行きたいか
考えてみるのも楽しい。



主人公ギルが連れて行かれたのは
ジャン・コクトー主催のパーティーで
そこで彼は、フィッツジェラルドとその妻ゼルダ、
コール・ポーターと直接話をし、
スコットに連れられて行ったバーで
ヘミングウェイ(コリー・ストール)に紹介されるなど
このほかピカソやガートルード・スタインに会い、
しまいにはピカソの愛人のアドリアナと
淡い恋に落ちる始末。


ゼルダは伝説のまま
奔放でフィッツジェラルドを振りまわして
「本当だったんだ」
ギルと一緒に納得し驚く

そして彼らのその後の運命もちょっと考えると
一言何か忠告めいたものさえしたくなる。


ギルの考えていたゴールデンエイジ、
キラ星のごとく作家や芸術家を輩出し
それが現在まで語り継がれている
そのまっただ中で感激するギルに
彼らは言う
「あの頃は良かった」と。



いつの時代も少し前の特徴的な瞬間に
憧れ、そして現在を否定するが
自分の立つ、今現在が自分にとって
もっとも輝いている時なんだよと
当り前なんだけど
そうだよなと納得させられた。


人の心の奥底を掘り下げる様な映画じゃないので
軽めなラストも良かった、
おとぎ話だからこのくらい徹底的にやってくれると
却ってアラ探しなんかしないで
その夢の世界を楽しめるんだと実感した。



★100点満点で75点


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ウディ・アレンの作品の過去記事

映画「人生万歳!」★★★★ウディ・アレンもユニクロで買い物する?/2011年01月12日(水)
映画「ウディ・アレンの夢と犯罪 」★★★夢見がちな兄弟の転落人生/2010年04月11日(日)

「タロットカード殺人事件」★★ハマレないスリラーコメディ/2007年11月28日(水)

「マッチポイント」★★★★ゲームセットまで目が離せない/2006年09月12日(火)

「さよなら、さよならハリウッド」★★★笑えないコメディ/2006年07月09日(日)


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