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読書と旅行と柴犬のブログ
目標は留学生に日商簿記3級合格を!
ヤプログから引っ越してきました。

縄文杉に逢ってきました 2012/10/9

2012-10-15 21:09:19 | 旅のつれづれ
縄文杉に逢ってきました 2012/10/9





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足元ばかり見ていた視界に
木製の階段が現れ
それを登っていくと
靄にかすんだ向こうに強大な存在が現れる、
階段を一番上まで登らずに
途中の踊り場から足を止めて見上げると
のけぞるような格好になってやっと
縄文杉の天辺までが視界に入る。



物凄い感動と
そしてたどりついた安堵に
「凄い!」
単純な言葉しか思い浮かばない。


一番上の観覧デッキに登って
正面に見える縄文杉が
あたり一帯を完全に支配しているのを感じた、
すっくと伸びたとはいえない容貌は
様々な場所で隆起し入り組んでいるよう、
見上げれば僅かに広げた枝から
濃い緑の葉が見えるが
それも霞んで幻想的だ。


カメラで捕えようとするが
上を向けると雨の水滴がレンズについて
うまく姿を写真に収めることが出来ない。
ただその間も圧倒的な力が
その場にあり
自分自身もその一部になったような
高揚感と静かな達成感に包まれていた。



朝、3時半に起きだして支度をし
ホテルを4時過ぎに出発
予約していた弁当を通り道で受け取り
屋久杉自然館を目指す、
ここでバスに乗り換えるためだ。
まだ始発まで時間があるので
ここで朝食用の弁当を車内で食べた。


バスは始発の4時40分、
バスの前には順番を待つ人たちがいて
出発の10分前くらいに乗り込んだ。


荒川登山口まで40分くらい、
くねくねとした真っ暗な道を進む。
到着して車外へ出ると
小雨が降っている、
さあ、縄文杉への道の始まりだ。



最初は以前木の切り出しに使っていた
トロッコ道を歩く、
途中には手すりの無い吊り橋があり
足がすくむが
言葉は無い、
かつての学校跡も確認するように
懐中電灯で照らすが
足を止めることは無い。


単調な道を2時間弱、
すでに明るくなり電燈は不要だ、
いよいよ登山開始
ガイドブックでは2時間半程度とあるので
だいぶ早く着いたことになる、
トイレを済ませ
平坦な今までの道とは違う道を登り始めた。


人の手が加わった階段や
石で造られた通路もあるが
多くは人が歩いた様な道筋を
ひたすら
「こっちでいいんだよな」と言いつつ
あとは木に目印で付けられた
ピンクのリボンを頼りに
ひたすら登っていく、

このあたりではもう会話も無い
途中の小川でペットボトルに水を補給した。


雨は降ったり止んだり
すごく蒸し暑い
水を吸ったズボンが重い
何カ所も近くの木や岩を掴まないと
登れない場所もあり
縄文杉に逢える期待より
「何でこんなことしてるんだろう?」
ネガティブなことばかり浮かんでくる。


時々木立の上の方に
青空が見えるが
雨は断続的に降って
それも気持ちを萎えさせるが
ウィルソン株や夫婦杉など
途中のポイントを確認できるので
「あと少し、あと少し」と思いながら
足を運んだ。



トロッコ道で先頭に立ってからは
誰も前を歩いていないので
自分達が同じバスで来た中では最初に到着
9時20分くらい、
約4時間の登山、
そして靄にかすんだ縄文杉と対面した。



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夏のピークには一日に1.000人もの人が
縄文杉に逢いに行く
自分の乗った朝の第一便のバスも
60席余りが満席で出発した。

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映画「ボーン・レガシー 」まだまだボーンで引っ張りますか

2012-10-14 13:59:57 | 大作映画ハリウッド系
「ボーン・レガシー 」★★★☆
ジェレミー・レナー、エドワード・ノートン、
レイチェル・ワイズ、ジョアン・アレン、
アルバート・フィニー、デヴィッド・ストラザーン、スコット・グレン出演

トニー・ギルロイ 監督、
135分、2012年9月28日(公開)
2012,アメリカ,東宝東和
(原題/原作:THE BOURNE LEGACY)





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「傑作“ジェイソン・ボーン”シリーズから生まれた新作、
暗殺のプロを育成するCIAの極秘プログラム
“トレッドストーン計画”が生みだしたのは
ボーンだけではなかった、
出来は悪くないが
どうしても前作と比べてしまい
物足りない部分も」



アラスカで訓練中のアーロン・クロス(ジェレミー・レナー)は
突然攻撃され孤立無援状態に陥る、
何が起こったのか
僅かな情報を頼りに
逃げまどいながらも真相に近付いていく。


緊迫したアクションシーンは秀逸
すごく興奮する、

カーチェイスもひねりが効いていて
いかに見せるかが相当考えられ
ただ暴走するだけじゃない
新たな視点を提示する、
こういうことに夢中になっている作り手の存在が
単純に嬉しい。



後半はフィリピンでの殺し屋との死闘が
繰り広げられるが
このあたりの悪人役でいいから
日本人が活躍してくれたら・・・と
余計な事も考えつつ
ターミネーターばりに
しつこく立ちあがる追手の存在が
この映画をさらに面白いものにしている。


でもな
なんか国の機関であるCIAが
ここまで悪く描かれてしまうと
「そこまではしないだろう!」と
心のどこかで歯止めがかかって
目の前で展開する追跡劇を
心の底から楽しめない自分をみつけてしまう、
いくらなんでも・・・と何度も何度も。


だから今回のひとつの区切りを見せられても
何だかスカッとした気分になれないのだ、

作り物なんだから
面白ければ良いじゃないかと思うが
それでもどこかで
「こんなこと本当にあったら怖いな」と
そんなふうに思わせてくれなくてはね。

とりあえずは合格点
しかし見事にマット・デイモンを変身させた
前作のボーンシリーズと比べると
次回はもっと頑張ってもらいたい。


★100点満点で75点


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全米での成績は初登場首位で4.000万ドル余りを稼ぎ
最終的には1億ドルを超えたが
大ヒットにはもうひとつ。

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映画「ロック・オブ・エイジズ」冒頭のバスのシーンが大丈夫なら楽しめる

2012-10-07 16:53:19 | ミニシアター系映画
「ロック・オブ・エイジズ」★★★☆
トム・クルーズ、ジュリアン・ハフ、
ディエゴ・ボネータ、アレック・ボールドウィン、
キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、
メアリー・J・ブライジ出演

アダム・シャンクマン 監督、
143分、2012年9月21日(公開)
2011,アメリカ,ワーナー・ブラザース
(原題/原作:The Rock of Ages )





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「ブロードウェイ・ロック・ミュージカルの映画化。
全米では初登場3位発進で大きなヒットにはならなかった、
ちなみにこの週の首位は『マダカスカル3』、
全米の観客のアニメ好きはいまひとつピンと来ないが
この映画は冒頭のバスの車内で
突然歌い出すシーンに乗り切れたら
楽しめるがその部分から
何でここで歌い出すんだ!と思ってしまったら
ノレないだろうな」



ストーリーは単純だ
1980年代、夢を追って都会へ出て来た女の子の
出会いやチャンスを掴むまでの
色んな事をその時々で歌に乗せて
語られるもので
だから目新しさはないが
選曲も良いし
やはり頑張ってる人を見てたら
応援したくもなるというもの。



トム・クルーズのなりきりっぷりは
凄いんだけど
どうしてもお行儀の良いスターのイメージがあるので
悪ぶれば悪ぶるほど
どこかで無理してるなーって感じは拭えなかった、
やはりスターのイメージって
固定化されてしまうものなのだ。


新市長が街の浄化を公約し
その標的となったのが
ロックの殿堂バーボンルーム、
ロックがまだアメリカでも悪い音楽とされていた頃で
プラカードを持ってご婦人たちが
店の前で声を上げるが
店の経営者は関せず動じない、
でも経営は苦しく税金を支払えない状態で
その危機を伝説のロッカーが救ったり、
夢見る少女は果たしてアメリカンドリームを
手にする事が出来るのか等々。

いくつかの要素をからめ合いながら
それらは巧く歌と融合して
結構楽しい時間が過ごせる



自分のように映画好きだけど
演劇やミュージカルからは遠い存在だと
どうしてもストーリーやリアルさを
重点に見てしまうが
唐突に歌い出すこの映画のような設定は
そのつもりで見てないと
最初のうちは違和感で入り込めなくなる、
この映画はその部分で
最初に入り込めたら
結構楽しめる作りになっている。


この熱い熱い熱狂、そして興奮
語られる誰よりも強い想い
そんなものに心を揺さぶられる瞬間
映画が好きで良かったと
心から思える瞬間
やはり映画は劇場で見なくてはと。


★100点満点で75点


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映画「ハンガー・ゲーム」全米の熱狂からは遠く

2012-10-03 10:45:40 | 大作映画ハリウッド系
「ハンガー・ゲーム」★★★☆
ジェニファー・ローレンス、ジョシュ・ハッチャーソン
、リーアム・ヘムズワース、ウディ・ハレルソン、
ドナルド・サザーランド、スタンリー・トゥッチ、レニー・クラヴィッツ出演

ゲイリー・ロス監督、
143分、2012年9月28日(公開)
2012,アメリカ,角川映画
(原題/原作:THE HUNGER GAME )





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全米では今年3月公開4週連続首位獲得、
興行成績も4億ドルと言う大記録
さて日本ではどうだろう、
初登場4位で話題作がいよいよ公開された



「文明崩壊後のアメリカでは
僅かな富裕層が住むキャピトルが
12の地区を支配し
年に一度各地区から12歳から18歳までの男女を選び
森の中で命をかけた“ハンガー・ゲーム”が
人々の熱狂と恐怖のもと開催されていた」



囚人が命を懸けたサバイバルゲームや
日本の「バトルロワイヤル」と発想は一緒だけど
持つ者と持たざる者、
閉鎖的な田舎の生活と
隔絶されたキャピトルの裕福な生活
見てるこちらの想像を掻き立てる

いくつかの要素を小出しにしながら
もちろんメインは生き残りをかけた
サバイバルゲーム

ただし主演のジェニファー・ローレンスで分かる通り
残酷な殺し合いというより
もっと内面をも描こうとする意志が感じられ
そのあたりが面白かった



現実に見える森をグラフィックで瞬時に登場させたり
プレイヤー達を効果的に戦わせる為に
火事を演出したり
見た事もない獰猛な獣を使って
予測不能の死のゲームが
実は巧妙に操られ
観客の意志に沿うように
勝者も敗者もある程度コントロールされるという
現実にはあり得ないことだから
ここまで出来るのだろうけど
その胡散臭さがまた心をくすぐる。



結局自分達は下世話なものを見たいのだ
それをいろんなことをこじつけて
やんわりとやり過ごしているけどね、
だから時々こんな映画が出来上がり
全米では熱狂的な成績を収めている
それは日本ではどうかと思うけど
ただ思っていたほどの残酷なシーンがあるわけでもなく
この映画のどこがそれ程広く受け入れら他のだろう?


日本では初登場4位、
まあこのあたりが妥当なところか、
出演者の多くは売り出し中の俳優
これから新作でちょくちょく見かけるのだろう


映画で描かれるこの「死のゲーム」に対する熱狂が
浮きまくるような
静かな興奮を感じつつ
よくもまあこんなことを考えるなぁ
そのくらいの感想

続編はもう決まっているようで
貧富の差が次は崩されていくのだろう
そんな点を見ると
アメリカの貧富の差に対する不満の熱は
かなり高いのだろうな。

★100点満点で75点


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映画「白雪姫と鏡の女王」ターゲットがどのあたりか分からない

2012-10-01 07:31:34 | ミニシアター系映画
「白雪姫と鏡の女王」★★★
リリー・コリンズ、ジュリア・ロバーツ、
アーミー・ハマー、ショーン・ビーン出演

ターセム・シン監督、
141分、2012年9月14日(公開)
2012,アメリカ,ギャガ
(原題/原作:MIRROR,MIRROR )





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日本では初登場8位で
翌週9位と淋しい成績だけど
ターゲットを絞り切れなかった結果かも

「ジュリア・ロバーツがアカデミー主演女優賞を
かなぐり捨てたような捨て身の演技を披露
これだけでも十分にある意味
おとぎ話なんだけど、
リアルは元から求めていなくて
これこそまさにおとぎの国、
極彩色の絢爛豪華な世界を楽しむ」



ここまで徹底して勧善懲悪
ラストも分かっていながら
意地悪な継母(ジュリア・ロバーツ)のはじけっぷりを笑い
実用性無私の豪華な衣装も見事で
こういう設定を受け入れてしまえば
この映画は結構楽しめる。



白雪姫(リリー・コリンズ)は
父である国王亡きあと城に幽閉されていたが
舞踏会で王子(アーミー・ハマー)と恋に落ち
それを察した女王は従者に森での暗殺を命ずるが
従者は白雪姫を森に逃がし
女王には殺したと報告する。


ストーリーは大体こんなもの
あとは笑えないような
コテコテのギャグや
大袈裟な動作
そんな扮装劇を展開するが
こんなものと楽しめるかどうかで
この映画の印象は随分と変わってしまうだろう。



主役を完全に食っていたのは
もちろんジュリア・ロバーツ

よくこんな映画に出たなーと感じつつも
バカバカしい演技を楽しんでるかのようで
見てるこちらもそのはじけっぷりが
なんとも気持ちよく感じる
豪華な衣装もおとぎ話の世界へ一気に連れて行く。


しかしこの映画はどのあたりの層を対象にしてるんだろう?
大人向けと言いきるには
コメディは低俗だし
じゃあ子供向けかと言えば
それにしてはダークな部分が多かった
だから劇場での予告編も
「ウリ」が今一つ伝わらなかった
ギャグより寒い感じの各席の埋まり具合が
気になったりした。


★100点満点で65点


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