■丘と崖に挟まれた立地
この日はさくら湯を目指すのだが、ちょっと寄り道して、山手を散策しながら、さくら湯に向かった。
▼JR石川町駅から少し歩いたところ
▼こんな急階段をのぼる
▼振り返ったところ
▼上りきると、外交官の家がある。ここは昔、外交官だった内田定槌という人が住んでいた洋館らしい。国の重要文化財でもある
▼外交官の家の庭。別名は、山手イタリア山庭園と呼ぶらしい
▼庭からの眺め。右手の青いマンションが、中華街で働く人たちが住むマンション。左奥がランドマークタワー
▼奥にマリンタワーとベイブリッジが見える
このあと山手の住宅街に進み、そこから丘を下っていくと、山手トンネルに到着する(もちろん首都高速中央環状線のほうではない)。このトンネル(別名は山手隧道)のすぐそばにさくら湯がある。
▼横浜市認定歴史的建造物である桜道橋
▼橋からみた山手トンネル
▼橋から降りる
▼下から見た山手トンネル
▼山手トンネルから見て右手を見ると、煙突が見える。
▼さくら湯に到着
■高齢化の縮図ともいうべき銭湯
さっそく下足箱のところに入ると、フロント前で言い争う声が聞こえてくる。
入浴客の老夫婦が口げんかをしてたらしく、フロントの女性が仲裁に入っていた。
休憩所はフロントの前にあって、ソファーが並ぶ。右側の男湯のれんをくぐると脱衣場はそれなりの広さがあり、そんなに入浴客もいなかったのでゆったり脱ぐことができた。
浴室は綺麗な作りで、島カランが一つと両壁際にカランが並ぶ。
右端にサウナ。左側に水風呂。その隣の端っこに立ちシャワーがある。
奥の浴槽は3つあって、右側が電気風呂とミクロバイブラ、真ん中が座湯ジェットバス、左の独立した浴槽が薬湯だ。ともに温度は45℃ぐらい。温度計もそれぐらいを示していた。
客層は見事なまでにご老人たちばかり。受付の女性もかなりのご高齢で高齢化社会の縮図を見るような場所だった。
【おまけ】
さくら湯の目の前がスゴい崖だったので、上になにがあるのか気になってのぼってみることにした。
▼下から見上げても怖いぐらいの断崖絶壁
▼こちらの階段からのぼる
▼のぼってる途中
▼さくら湯を見下ろす。なかなか銭湯を上から見る機会はない
▼のぼってみると…
▼階段を振り返った写真。なんの変哲もない住宅街だった
【評価チェック箇所】
・アクセス(道程) ここの最寄り駅はおそらく石川町か山手で、石川町だと山手トンネルを直接抜けて歩くと15分ぐらい
・周辺の環境 住宅街と飲食店
・混雑ぶり 少し空いてる
・清潔さ ふつう
・接客 良かった
・客層 高齢者
・脱衣所 ゆったりできる
・休憩所 フロント前で、ソファーでゆったりとサスペンスドラマが見られる
・シャワーの出 ふつう
・男女入れ替え なし
・備え付け なし
・貸しタオル あり
・サウナ あり
・温度 やや高め
・壁画・眺望 渓流の壁画
【案内】
住所
〒231-0848 横浜市中区鷺山1
電話
045-641-5026
営業時間
14:30〜23:20
定休日
毎週水曜日
※神奈川公衆浴場業生活衛生同業組合HP転載