■最初に目指すは、大森の下町
JR大森駅から歩くこと20分。ひたすら続く商店街を蒲田方面に歩いて、住宅街が見えてくる頃に、日の出湯がみえてくる。
▲商店街を抜けると、太田文化の森という施設までやってきて
▲住宅街の中へ入ると
▲日の出湯に到着
▲正確な時間は計らなかったが、大森駅から歩いて20分前後だろうか。けっこう長かった
■昭和が今も息づく空間
男湯側は左の入り口で、扉を開けると、フロント風の番台(番台からは脱衣場が見えないように小さな仕切が取り付けられている)。
受付は若い女性で、古い銭湯では珍しい。二十代後半か三十代前半ぐらいだろうか。非常に愛想がよかった。
番台に続く脱衣場は、そこそこ広く、左の壁際にロッカーがあるのと、手前側に大きな木のテーブル。
ここに荷物を仮置きして、着替えるお客さんが多かった。
右側は常連客用の貸しロッカーがあって、その上に横長の大きな鏡。その隣の浴室入り口付近に洗面台と体重計、それにテレビもある。
鏡の前にはマッサージチェアも。
■江戸っ子気質の湯船
浴室に入ると、左手前にサウナとその奥に一人用の水風呂。右手前は、立ちシャワーが二つ。
それとカランが壁際、島カランとある。奥には、浴槽。
湯船の泉質は、トルマリンゲルマニウム温泉を鉱石で再現。太田浴場連合会のホームページによると北投石とあるが、これは正しいのだろうか? というのも北投石は国の天然記念物だからだ。
浴槽の割合は6対4で、6が「ぬるい湯」と表記され、4が「あつい湯」と表記。
こういう分け方をする銭湯というのは経験的に言えることなのだが、ぬるい湯がぬるかった試しは一度もないし、あつい湯は、半端なく熱い。
案の定、最初に間違ってあつい湯に足を入れてしまったのだが、めちゃくちゃ熱い。
これは隣で体を慣らさないと無理だと思い、「ぬるい湯」に入るのだが、こっちもフツーに熱くて、ほとんど変わらない印象。
しばらく頑張って入っていると、常連ぽくない感じの年配客が別の年配者に「熱いね」と話しかけていた。
常連客らしい年配者は「そうかね?」なんて言ってたが、この程度の熱さなら、俺なら大したこと無いぜと言いたげだ。
ただ、親切にもその人のために水を埋めていた。
日頃は45℃でちょうどいいかなと思っているので、ぬるい湯が熱いと感じるぐらいだから「あつい湯」は常識外れの熱さだ。
とりあえずチャレンジしてみるかと入ってみたが、やっぱりしばらくすると足先が痛く、我慢できずにすぐ出てしまう。
まるで沸騰するお湯で茹でられてるような気分。
こういう熱い湯を好むのは、江戸っ子気質向けの銭湯なのかもしれないが、しばらく我慢して出ると体全体が真っ赤。
これがぬるい湯でも同じなのだから、全部熱すぎるダロウ!と突っ込みを入れたくなる。
■地元に人気の銭湯
天井はめずらしいアーチ型をしていて、壁画は西洋の田園風景の中に虹が掛かっかっている。
小さなタイルで作られたモザイク絵で、大きな壁画だ。
入店したのは18:30ぐらいだったが、その時点で物凄く人で溢れていた。こんなに混雑する銭湯は久しぶり。
店の外では自転車がたくさんとめられていたので、まさか全部が入浴客の自転車じゃないだろうと思ってたら、まさにその通りだった。
お湯がこんなに熱いのに、よくこれだけのお客さんを集められるなと感心するのだが、限られた空間の中で設備を充実させて、昔から地元に根ざした銭湯ゆえなのかもしれない。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR大森駅
経路 商店街をぬける
周辺の環境 住宅街や文化施設
●空間演出
建物外観 東京らしい昭和のセンスが感じる建物
壁画・眺望 西洋の田園風景をあらわしたタイル絵
統一感 ある
置物 特徴的な物はない
照明 明るい
★設備
休憩所 脱衣場を兼ねる
脱衣所 広くて使いやすい
シャワーの出 ふつう。立ちシャワーは少し不均一だった
浴槽の種類 ゲルマニウム温泉(ぬるい湯とあつい湯)、バイブラ
サウナ あり
温度 ぬるい湯で45℃以上、あつい湯で48~50℃?近くと思われる
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 とても愛想がよい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(ちょっと汚かったかも)
備え付け なし
◆人
受付 若い女性
客層 高齢者が中心だが、若い人がいないわけでもない
【案内】
住所
大田区中央4-31-2
電話番号
03-3771-3328
定休日
火曜日
営業時間
13.30~23.30
交通機関JR線 大森駅 より徒歩 20分
東急バス 文化の森停留所 より徒歩 5分
※太田浴場連合会ホームページ転載
JR大森駅から歩くこと20分。ひたすら続く商店街を蒲田方面に歩いて、住宅街が見えてくる頃に、日の出湯がみえてくる。
▲商店街を抜けると、太田文化の森という施設までやってきて
▲住宅街の中へ入ると
▲日の出湯に到着
▲正確な時間は計らなかったが、大森駅から歩いて20分前後だろうか。けっこう長かった
■昭和が今も息づく空間
男湯側は左の入り口で、扉を開けると、フロント風の番台(番台からは脱衣場が見えないように小さな仕切が取り付けられている)。
受付は若い女性で、古い銭湯では珍しい。二十代後半か三十代前半ぐらいだろうか。非常に愛想がよかった。
番台に続く脱衣場は、そこそこ広く、左の壁際にロッカーがあるのと、手前側に大きな木のテーブル。
ここに荷物を仮置きして、着替えるお客さんが多かった。
右側は常連客用の貸しロッカーがあって、その上に横長の大きな鏡。その隣の浴室入り口付近に洗面台と体重計、それにテレビもある。
鏡の前にはマッサージチェアも。
■江戸っ子気質の湯船
浴室に入ると、左手前にサウナとその奥に一人用の水風呂。右手前は、立ちシャワーが二つ。
それとカランが壁際、島カランとある。奥には、浴槽。
湯船の泉質は、トルマリンゲルマニウム温泉を鉱石で再現。太田浴場連合会のホームページによると北投石とあるが、これは正しいのだろうか? というのも北投石は国の天然記念物だからだ。
浴槽の割合は6対4で、6が「ぬるい湯」と表記され、4が「あつい湯」と表記。
こういう分け方をする銭湯というのは経験的に言えることなのだが、ぬるい湯がぬるかった試しは一度もないし、あつい湯は、半端なく熱い。
案の定、最初に間違ってあつい湯に足を入れてしまったのだが、めちゃくちゃ熱い。
これは隣で体を慣らさないと無理だと思い、「ぬるい湯」に入るのだが、こっちもフツーに熱くて、ほとんど変わらない印象。
しばらく頑張って入っていると、常連ぽくない感じの年配客が別の年配者に「熱いね」と話しかけていた。
常連客らしい年配者は「そうかね?」なんて言ってたが、この程度の熱さなら、俺なら大したこと無いぜと言いたげだ。
ただ、親切にもその人のために水を埋めていた。
日頃は45℃でちょうどいいかなと思っているので、ぬるい湯が熱いと感じるぐらいだから「あつい湯」は常識外れの熱さだ。
とりあえずチャレンジしてみるかと入ってみたが、やっぱりしばらくすると足先が痛く、我慢できずにすぐ出てしまう。
まるで沸騰するお湯で茹でられてるような気分。
こういう熱い湯を好むのは、江戸っ子気質向けの銭湯なのかもしれないが、しばらく我慢して出ると体全体が真っ赤。
これがぬるい湯でも同じなのだから、全部熱すぎるダロウ!と突っ込みを入れたくなる。
■地元に人気の銭湯
天井はめずらしいアーチ型をしていて、壁画は西洋の田園風景の中に虹が掛かっかっている。
小さなタイルで作られたモザイク絵で、大きな壁画だ。
入店したのは18:30ぐらいだったが、その時点で物凄く人で溢れていた。こんなに混雑する銭湯は久しぶり。
店の外では自転車がたくさんとめられていたので、まさか全部が入浴客の自転車じゃないだろうと思ってたら、まさにその通りだった。
お湯がこんなに熱いのに、よくこれだけのお客さんを集められるなと感心するのだが、限られた空間の中で設備を充実させて、昔から地元に根ざした銭湯ゆえなのかもしれない。
【評価チェック箇所】
▼アクセス
最寄り駅 JR大森駅
経路 商店街をぬける
周辺の環境 住宅街や文化施設
●空間演出
建物外観 東京らしい昭和のセンスが感じる建物
壁画・眺望 西洋の田園風景をあらわしたタイル絵
統一感 ある
置物 特徴的な物はない
照明 明るい
★設備
休憩所 脱衣場を兼ねる
脱衣所 広くて使いやすい
シャワーの出 ふつう。立ちシャワーは少し不均一だった
浴槽の種類 ゲルマニウム温泉(ぬるい湯とあつい湯)、バイブラ
サウナ あり
温度 ぬるい湯で45℃以上、あつい湯で48~50℃?近くと思われる
棚 あり
男女入れ替え なし
■サービス
接客 とても愛想がよい
清潔さ きれい
貸しタオル あり(ちょっと汚かったかも)
備え付け なし
◆人
受付 若い女性
客層 高齢者が中心だが、若い人がいないわけでもない
【案内】
住所
大田区中央4-31-2
電話番号
03-3771-3328
定休日
火曜日
営業時間
13.30~23.30
交通機関JR線 大森駅 より徒歩 20分
東急バス 文化の森停留所 より徒歩 5分
※太田浴場連合会ホームページ転載