天竜川の本流は飯田、駒ヶ根、伊那など伊那谷を通り源流は諏訪湖になる
天竜川は飯田の手前の天龍村で遠山川が支流となって別れる
その先に上村川が支流となりそこに遠山郷がある
遠山郷にはいくつかの集落がある
鎌倉時代に租税を納めなかったことをきっかけに鎌倉幕府が介入してきた
各集落に幾つもの八幡神社があるのはその名残りだ
それぞれの集落の八幡様の祭りの形態が異なっていてそれが人気だという
尾張付近から諏訪湖に抜ける街道は3本ある
西から木曽街道、伊那街道、秋葉街道
遠山郷は秋葉街道沿いにある
中央構造線
露頭個所もいくつかある
遠山谷を中央構造線が通る
主線の中央構造線の近くには仏像構造線、赤石構造線などが合流、分岐が見える
この付近で北アメリカプレート、太平洋プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレートが押し合い、高い山と渓谷が連続し、縦皺の山脈となっている
遠山郷の東側には2000m級の山並みがある
その東側には南アルプスの主稜線がある
マチュピチュ遺跡が天空の城と呼ばれるのにあやかり(まだ行ったことがない)、下栗の里は2000m級稜線付近の高所にあり、天空の里と呼ばれる
バイクで下栗の里から稜線をしらびそ高原に向けて北方にたどる
この山道は南アルプスエコーラインと呼ばれる
山路は狭くヘアピンカーブが連続し、落ち葉が積っているためスリップに注意しながら慎重に進む
途中に御池山がある
御池山には隕石クレーターがある
2~3万年前直径45mの隕石、というより小惑星が落下衝突した
クレーターの大きさは直径900m
どんな大きな被害だったか計り知れない
御池山隕石クレーター表示板
衝突あとに残った岩石
岩石の分析から隕石クレーターと判断できるそうだ
霧が登ってきて窪みは見えなかった
晴れた日にはクレーターが確認できるそうだ
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