Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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今日は荒れ模様でしたね〜

2024-03-20 21:22:03 | 修理

本日の山陰は起床前くらいからかな〜雨が降っていましてその音で目が覚めましたよ。
外はまだ暗かったので霰が混じっていたのかどうかは分かりませんけど結構な音がしていました。
出勤前くらいにも雨が降りましてこの時は霰も混じっていまして・・・ひどい天気だな〜と思いました。
そう言えば朝の天気予報で今日は日本全国荒れ模様だって言っていましたものね〜。

出勤してからも午前中は雨が降ったり止んだりそして雪が混じったり霰が混じったりと・・・私が用事があって倉庫に向かうと降ってきます。
まるで私の動きを雨雲が見張っているかのような天気でした。
今日に限ってなんだかな〜と・・・今日は発送の仕事がありましたので郵便局に何度か行きました。
しかも今日は春分の日で近くの郵便局はお休みでしたので車で25分ほど離れた本局まで行かなければならないんですよ(笑)
しかも午前中に2回もね・・・
行ったり来たりしていたら半日がすぐに過ぎてしまいます。

でも午後3時くらいにはこんなにいい天気になったんですよね〜。
ほんのちょっとの間でしたが・・・

製作開始は準備の都合もありますので少し時間がかかります。

メルセデスベンツのG500のホイールを分解しておきます。
このホイールは使わないんです・・・某所でホイールを作ってもらうために外して送ります。
なにしろ実車のホイールが変わっていましてね・・・それを作らなければならないのです。
(上下が逆ですが・・・お許しを〜!!)

こんな感じで実車の写真やタイヤのサイズがわかる写真を準備して一緒に送ります。

今日は溜まっている修理の仕事をこなしておきましょう。

まず最初の患者さんです。
まずはメイクアップさんのランボルギー二カウンタックのケーニッヒですね、もう随分前のモデルじゃないかと・・・。
ウインドウ関係が多いのですが・・・外れてしまった部品はお客様がマスキングテープでクリアカバーの内側に貼り付けてくださっています。

フロントウインドウは一見大丈夫そうですが・・・
なんとエッチング製の枠だけが外れています、ワイパーは付いているんですがどうやって外れたんでしょうか??(笑)

まあこうやってマスキングテープで貼っておけば変形することはないですよね。
でもサイドウインドウの右側のサッシの部品がないですね・・・それとフロントマーカーの片方も無いですね。

部品取りのジャンクからサイドウインドウを外します。

続いてなかったフロントマーカーのカバーもコチラを流用します
多分旧型のボディ同士なのでこれで合うはずです。

部品取りから外した部品と元からついていた部品を修理の車に取り付けました。
あ〜そうでした、ワイパーは一旦外しています。
フロントウインドウはガラスの部品は付いたままだったのですが接着が弱くなっていると思われますので一旦外してから周囲のサッシの部品を取り付けてからボディに取り付けます。
接着剤が完全に硬化するまでマスキングテープを貼っておきます。

続きまして・・・オートアートのマツダ787Bです
ヘッドライトカバーの中のライトが外れています。

左側のミラーのステー部分に亀裂が入っていまして断面の白いプラスチックが見えています。
これを修理してほしいということなんですね。

先にミラーの足の部分を直します。
と言うのも完全に破断してしまいますと中心に真鍮を埋め込んでパテ埋めしてから再塗装をすることになります。
再塗装をしますと調色して色を作るのに結構お金がかかるのです。
今回の場合は幸にして蛍光オレンジ色の塗料が欠けて無かったのでこのまま接着してウレタンクリアーをオーバーコートしてやれば強い力がかからない限り大丈夫だろうと言う判断です。
下の写真はすでに接着後です・・・どこに亀裂があったのかよくわからないですね。

続いてヘッドライトです普通ならヘッドライトの透明なカバーを外してライトを接着してから再びカバーを接着すると言うのがセオリーですよね。
でも今回はちょっと違います。
裏側からアクセスしました。
理由は透明なカバーは傷つけてしまいますと修復が非常に困難ですよね。
作るなら左右とも作らなければバランスが良くないしカバーの内側の枠の部分にはグリーンが塗られていますからその調色もしなければなりません。
そう塗料の調色はお金がかかるんです(笑)

ライトを接着してからカウルの裏側に戻して接着しました

そして裏側のカバーも接着したらもうわからなくなりましたね。
ライト部分の裏側のカバーに少し傷がついてしまいましたがここはフラットブラックなので削って補修塗装をしておきました。
フラットブラックならツヤ具合を合わせればそう目立つこともありませんからね・・・高い塗料の調色をすることもないのです(笑)

続いてミラーの補修塗装です

亀裂があった部分は接着していますのでほんの少しだけ凸になっています。
まあそれも目を凝らして事前に聞いてないとわからないくらいなんですが・・・ペーパーをかけますとオレンジ色が剥げてしまいますからウレタンクリアーをオーバーコートしてそのほんの僅かな段差を無くしてしまいます。
ミラーしか塗りませんので周囲はマスキングです

マスキングを剥がしますと・・・
まあこれくらいなら良いんじゃないですか!?

一つだけ注意点があります
このカウルですが上下を逆に置いた場合にミラーにかなり負担がかかります、これがミラーの脚が折れてしまう原因になっていると思われます。
おまけにFカウルとRカウルは発泡スチロールの梱包材の上側にボディと別に収納されていましてまずこの前後のカウルを発泡スチロールのケースから取り出すのですがその取り出した時に裏表を逆におきますとカウル自体もダイキャスト製で重量が結構ありますので折りやすくなってしまいます。
このミニカーをお持ちの方はご注意くださいね。

明日ももう少し修理を続けます。