Studio_Rosso1/43自動車模型製作日記2

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ダッシュボードとリアカウルの仮組み

2024-03-31 20:36:20 | 1/43 Ferrari 330P4

本日の山陰は曇りでした。
気温は20度前後と予報が出ていたみたいですが、そこまで高くは無かったような気がしますね。
さりとてストーブを焚くほどでではないような気がしましたので朝のうちだけエアコンで暖房していました。
外は黄砂が飛んでいますので窓を開けたくないのです。

朝の作業は・・・・
倉庫の雨トイの修理をしておきました・・・先日直したのですがちょっと気になる部分がありまして出勤途中で部材を買ってきたのでした。

そして厨房係です。
今日は程々でしたが雑用が多く(日曜なので少し離れた郵便局に行ったりね・・・)とにかく余分な仕事が多いんですよ(笑)

で午後からは本業開始です。
今日は330P4に戻ります。

メーターパネルの仮組みから再開です。
大きな部品はこの二つですダッシュボード上側のレジン部品とメーターパネルのエッチングですね。
一見簡単そうですが・・・実はこれがなかなか大変なのですよ・・・とにかくこのキットは設計が良くないですね〜(笑)

インスト通りなら下の感じで良いはずなのですが・・・
至る所が当たりまくります(滝汗!)

一見上と同じ画像のように見えますが・・・
ダッシュボードの上側の部品の右側の取り付けピンが片側最初から折れていました・・・そして左側だけでもマトモなら良いのですがシャーシ側の取り付け穴(ピンよりも大きな長穴・・・多分適当に合わせろということでしょうね)の位置が全く合わず長穴の前側をカットしてしまいました。

これでOKと思うのは間違いです・・・。

ダッシュボード上側のレジン部品の形状とボディ側の形状が全く合わないんですね。
ダッシュボードの先端部分の寸法が不足しているんですね。
ダッシュボード先端の部分に0.5mmのプラ板を貼って延長しておきます左右のサイドは寸法通りなので削ってボディ側に合わせています。

逆にダッシュボード両サイドを削ってさらに前側にダッシュボードを出すことも(プラ板の接着をしなくても済むので)検討しましたが、メーターパネルが前側に行きすぎるのでこの方法は却下ですね。

この時点でダッシュボードの後ろ側が下がってしまうのです。
なぜならダッシュボードの取り付けピンが効かないからなのです、まあピンは0.8mmほどなのですがシャーシ側の穴は長穴でしかもかなり大きいので角度を決める役には立たないのですね。
ダッシュボードの両端の下側に1.0mmのプラ角棒をカットしたものを接着してダッシュボードの後ろ側が下がらないようにしておきます。
これだけやってやっとボディとの合体が可能になりました。

続いてリアカウルですね。
まずはテールランプですが・・・
まず部品がわかりません(笑)

メタルの部品の中にこんな部品があるのですが・・・コレかな〜!!??
一番右側のヤツ!?
でも普通テールランプをメタルパーツで作りますか?
かなり高価なキットなのに・・・

仕方がないので・・・以前作った330P4用のテールランプを探し出しました。
2色のアクリル(クリアーレッドとクリアーオレンジ)を合わせて旋盤で削って中央に穴をあけアルミパイプを差し込んで中央にクリアーレッドのアクリルを差し込んであります。
そして丹念に磨いて仕上げてある・・・筈です(笑)

上のテールレンズを使うためにはボディの穴を塞がなければなりません・・・寸法的に高さが違いますからね。
どうせバックランプ!?も使わないので同じ様にプラ板で塞いでいます。
この部分は全部自作パーツになりそうですね〜。
お客様のご希望は素組だったんですが・・・納得できないものは使わないのです(笑)
いや使いたくないのです。

ここでまた左右違う部分が露見しました・・・
リアカウルの下側ですが・・・
ここはレギュレーションでトランクが付いているのですが左右の部品を比べてみますと同じ寸法なのですがカウルの内側に収めますと片側(白いプラ板がついている方)はトランクが飛び出してしまうんですよ。
つまりリアカウルが短いのです。
なので白いプラ板で延長しています。
ステンレスの定規を当てながら確認して削って左右を合わせましょう。

延長していますとこのようにトランクの部品がちょうど収まるのです。

反対側は・・・延長なくてもきちんと収まります。

いや〜ななかな楽しませてもらえますよ・・・。
キットのお値段以上にね(笑)

明日はアストンDBSです。