『コーダ あいのうた』をアカデミー賞授賞式の前日に映画館で駆け込み鑑賞いつもだと何日か寝かしてから映評を書くのですが、もし、アカデミー賞とってしまうと、自分の中の評価が変わるかもしれないので(おいおい笑)、緊急リリース。------原題は「Coda」私はこれは音楽用語で「終曲部」を表すあれかと思っていた。音楽の映画だし。でも「Coda」にはもう一つの意味がある。Childlen Of Deaf A . . . 本文を読む
主に音楽面について語った「その一」に続いて、今回はスピルバーグ版『ウエスト・サイド・ストーリー』の演技や演出や脚本について、61年版との違いと、そこから見える2020年代にウエスト・サイド・ストーリーを作ったスピルバーグの意図を解きほぐしていこうと思いますなお「その一」はこちらからどうぞ『ウエストサイドストーリー』(スピルバーグ版)その一・主に音楽面について------【男たちの影】スピルバーグ版 . . . 本文を読む
マクベスが観たくてついついApple TVに登録してしまった。コーエン兄弟のお兄ちゃんの方が、奥さんをマクベス夫人にして、デンゼル・ワシントンをマクベスにして作った、なかなか渾身の一作…とは言っても「マクベス」である。「忠臣蔵」みたいなもんで、次の展開はおろか台詞すら決まっているので、よく知ってる物語をどう料理したかを楽しむ映画である。コーエンさん、Apple向けに配信映画撮ってくれませんか?奥さ . . . 本文を読む
映画館で観てから2ヶ月くらいたって今更ですが、2021年映画ベスト書く前にこれだけはあげとかなければ、と書きます。ネタバレなしで(本質的な部分のネタバレはなしで)書いてます。(写真はサントラCDより)007最新作。ありがとう、お疲れさまダニエル・クレイグ。結論から言うと、めっちゃ面白かった。先日アップした私的ボンドベストテンを見てお分かりのように私はロジャー・ムーア時代のボンドが好きなのです。あの . . . 本文を読む
これは映画ではない。
…と書くと、批判的な意味に取られそうだが、「鬼滅の刃」の大ファン(好きなキャラは善逸と、蜜璃さんと、義勇さん、あ、猗窩座も好き)な私は、別に批判的な意味で言ってるわけではない。
単に事実としてこれは、映画館での一期一会を前提として作られた作品ではないということを言っている。
この作品はこれまでのテレビでのアニ . . . 本文を読む
77年から79年にかけて行われたバーンスタインとウィーンフィルによるベートーベン交響曲全曲ライブのフィルムコンサートが、東京写真美術館で行われた。私は7、8、9を鑑賞。バーンスタインのやんちゃっぷりで観て楽しい聴いて感動な素晴らしい体験でした。実は自分はバーンスタインのアルバムを買ったのは比較的最近(ウェストサイド物語サントラは除く)で数年前。高校生の頃からクラシックは好きだったけどその頃から . . . 本文を読む
アマプラで鑑賞。劇場に行かなくてすいません。久しぶりに見た気がする行定監督作品。2004年の「きょうのできごと」までは行定監督が大好きでした。その後例の中心な映画で急速に興味を失いました。でも今回は好感の持てる映画でした。とは言え、ちょっと引っかかる部分もあり、自分としては絶賛はしないです。私意外と又吉さんの本が好きで長編3作は全部買いました。そして個人的には「劇場」が一番好きでした。映画は、わり . . . 本文を読む
コロナでしばらく映画館から遠ざかっていたが、久々に映画館へ。「#ホドロフスキーのサイコマジック」…しかし、全然面白くなくて…7:3くらいで寝てた。寝たのが7の方俺様のサイコマジックで癒された人たちをいくつか紹介するぜって内容で、方法論もなんもなく説得力が何もない。もっともホドロフスキーの映画に説得力があったことなどないので、らしいっちゃらしい癒される人たち側の背景もドラマもなく、なんか変な宗教にハ . . . 本文を読む
なんだか恐ろしいバトンを受け取ってしまった映画7本紹介バトンといううえだ城下町映画祭の尾崎さんから回ってきた7日間毎日1作品を紹介しなくてはならないという、なかなかの呪いのバトンだでも映画好きの映画監督を名乗っておきながらスルーするのはかっこ悪いので腹をくくってチャレンジすることにするなんとなく1960年代1970年代1980年代1990年代2000年代2010年代2020年代から1本ずつ7作品を . . . 本文を読む
パスポートどうしたのかな申請した?2週間くらいかかるけど。その間何をしていたのか?沖縄くらいにしておけばそういうしょうもないことは考えなくて済んだのだけど、佳山明(かやまめい)の実際の境遇にあわせた設定のようで、リアリティより役者の気持ちを優先させたのだろう。NHKが制作に関わっていてもしかしてバリバラのチームも関わってるのかなバリバラがそうであるようにこの映画は決して障がい者感動 . . . 本文を読む
ラストレターを観る岩井俊二監督作品との出会いは大学の頃観た「ラブレター」だった。その年の映研の本に寄稿したベスト5にも入れている。ちなみにその年の私的ベストワンは耳をすませば、2位ガメラ、ラブレターが3位で、4位東京兄妹、5位はなんだったか忘れたが「特捜ロボジャンパーソン劇場版」か「午後の遺言状」のどちらかだったと思う。→(追記)今調べてみたら「ひめゆりの塔(神山征二郎)」が5位、6位が「遥かな時 . . . 本文を読む
スターウォーズを好きな順に並べる45
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HS
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7
1
-----あまりにも酷い幕切れだった。映画としての出来ならさすがにあのエピソード1ファントムメナスよりはいくらかマシなのだが、あれはまあ、エピソード1だし・・・このあと面白くなるならまあ・・という期待もあり、実際エピソード3はまあまあ盛り上がったのでなかったことにしてもよいかと思えたの . . . 本文を読む