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「国際化」という流行語

2012年04月15日 | 全般・イベント

その時代を反映する流行語というものがあります。露出度が高い流行語は、時には主流となって逆らえないほどの勢いを持つことがあります。
少し前に「ゆとり」「ゆとりの教育」が流行になった時、「詰め込み」が全否定され、「ゆとり」が正義のように勢いを持っていたと、私には感じられました。
 
今、同様に感じる言葉に「国際化」「グローバル化」があります。これらの言葉は、今勢いのある言葉で、否定できないものがあります。もちろん、否定する必要はないと思うのですが、問題は、それが本当に「国際化」「グローバル化」なのか、と疑問を感じざるを得ない内容でも、許されてしまう雰囲気を持ってしまうということです。
 
今、日本の様々なシチュエーションで用いられる「国際化」「グローバル化」。私が疑問を感じるのは、国際化のバックグラウンドにあるのは、自国のアイデンティティ、母国の言語や文化、社会のこと等であるはずなのに、それらが軽視されていると感じられるものを目にするからです。それらがなくて何を海外と交換、交流するつもりなのだろうか、と。
皆さんは、どう思われますか。
(Nas)


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