大学生活の話です。
就職活動の報告をしてくれる学生が多くなるこの時期。
もうそんな学年だっけ?!という驚きから、思わず「うっそ~!」という反応を示してしまうことも珍しくありません。
あんなに憧れて合格した大学に、もうサヨナラを告げてしまうのかと思うと、なんだか残念な惜しい感じがします。
ふと、現4年生の名簿を・・・といってもデジタルデータですが・・・開き、懐かしさに暫く見入ってしまいました。そして、いろいろと浮かんできます。
・暑い夏の日に、呼び出して喝を入れたこと。
・最初の勝負の秋の日に、喜びや悲しみを共有したこと。
・寒い冬の日につのる学生たちの不安感を一生懸命打ち消してあげたこと。
・春の訪れとともに学生たちを送り出したこと。
この年、東大理科一類の合格者3名を独占し帰国理系でも強さを発揮したものの、ポーカーフェイスの彼らには、サークル勧誘の軍団の誰からも合格者だと気づかれなかったな、そんなことも思い出し思わずにやりとしてしまいました。
(Nas)