10月も下旬に差し掛かり、国公立大帰国入試が近づいてきました。
(すでに入試が行われている大学もありますが、11月以降に数が増えてきます)
国公立大に出願する際に、「日本語訳」を求められるケースもあります。
日本語以外で書かれている書類を、生徒自らの手で(公的機関の場合も有り)
翻訳をし、出願書類に同封します。
生徒にとっては、これがまた骨が折れるのです。
オリジナルと同じレイアウトにまとめて、より見やすく、わかりやすいよう
書類を作成するのですが、パソコンのテキストエディタや表計算ソフト
を使っての作業は、けっこうな手間がかかります。
また、英語の科目名を日本語に置き換えるのに頭を悩ませ、
証明書としてふさわしい日本語の文を考えるのにも一苦労。
カウンセラーも手伝いながら、完成して行きます。
その際に、彼らの成績証明書や卒業証書をじっくりと見ていくのですが、
その書類に海外での頑張りが窺い知れます。
様々な科目への取り組みや、レベルの高い授業への積極的なチャレンジなど、
やはり、彼らが持ち帰ってきたものには相当の価値があるということを
実感せざるを得ません。
(tks)