岡目八目/傍目八目・・・おかめはちもく、という言葉があります。
何気に目にした暦に掲げられていた熟語でしたが、
「この言葉、懐かしいな。それにしても古臭い言葉だな。今は使うことはあまりないなぁ。」と思いながら、その意味を振り返りました。
囲碁からきた言葉で、意味は、(囲碁を打っている)当時者よりも、傍で見ている者の方が(八目先の)状況を読める、先を読み判断することが出来る、ということを指します。
このことわざ、書類であれ、面接であれ、「志望理由」の場面で、参考になると感じます。自分の意見は、自分ではわかってるつもりで、実はわかっていなかったり、伝わっているつもりで、まるで伝わっていなかったりすることは多々あります。他者の「志望理由」を聞くと、それらの「問題点」が見えてくるのです。そして、「問題点」を自分の場合にフィードバックしてみることが、「志望理由」を磨き上げていくことになります。学生たちが、お互いに「志望理由」を確認しあうことは、大きな意味があることなのです。
(Nas)