先日、とある新聞の社説に「日本への外国人の受け入れ」に関しての記事が書かれていました。政府は2020年に年間2000万人の外国人を受け入れることが目標、とのことですが、受け入れに関わる法的な規制や施設の不備などがまだまだ存在するとのことでした。
この、「外国人の受け入れ」は、帰国入試において志望理由等で扱われるトピックの一つです。例えば、日本と海外を比較した上で、海外の制度や取り組みを参考に日本の美点、良い点をどのように伝え、外国の方にどのように日本のファンになってもらうか、そしてその経済的影響、日本国内の市民生活への影響はいかほどか、そのようなことを大学で学びたいとする場合もあります。
帰国生が実現したいと考えていること、日本社会が求めているもの、それぞれがマッチしている例はこの他にもたくさんあります。すなわち、帰国生の今後の活躍には目が離せない、ということになると思います。
まずは入試での学びを通して、その考えをじっくり構築してもらいたいものです。今年最後の入試も残すところ数か月、有意義に過ごしてほしいです。
(tks)