今日は出願の際の「同大学への併願」についてお話をしたいと思います。
※2015年度の入試要項・実施状況をもとにご説明します。
帰国生入試においては、同じ大学・異なる学部への併願
(例:上智・文・英文と上智・外国語・英語など)は不可能な場合が多くあります。
その理由としては、大学側が併願を認めていないケースもありますし、
日程上不可能なケース(多くの大学で全学部同日程で行うため)も挙げられます。
ただ、大学によっては同じ大学内での併願が可能な大学があります。
・早稲田大学
・慶應義塾大学
・明治大学
・関西学院大学
・青山学院大学
・日本大学
こちらの5校を例とし、それぞれについて特徴を挙げていきます。
・早稲田大学
筆記試験の日はすべての学部で同じ。
全学部共通の試験を受けて、その結果により各学部が合否を判断する。
面接がある学部もそれぞれ別の日程で実施。
出願書類は1セットのみで出願可。
・慶應義塾大学
一次合否は書類審査、二次面接試験は学部ごとに異なる。
出願書類は学部ごとに必要。(3学部に出願する際は3セット必要)
書類の送付は一括で可。
・明治大学 関西学院大学 青山学院大学 日本大学
日程が異なる学部を受験する場合は併願可(日程が重複する学部は併願不可)。
各学部に書類を送付し、受験料を納める。
その他、「帰国入試」と「その他の特別入試(AO系など)」の併願が可能なケースがほとんどです。
受験校選択の際は、今一度、「試験制度」「日程」のところからも十分にご確認ください。
(tks)