2018年度聖心女子大学帰国子女入試において、変更点があります。
2017年度まで「日本語(現代文のみ)」の試験を実施していましたが、2018年度より廃止となります。当日は小論文と面接の試験が予定されています。
「現代文」あるいは「国語」という科目が帰国生入試で必要とされるケースは減ってきました。しかし、駿台国際教育センターでは「国語」を重要視し、大学受験本科コース文系の必修科目として設置しています。試験科目として使う機会が少なかったとしても、「国語」の学習が役に立つからです。帰国生入試で頻繁に課される小論文試験では、まず課題文が用意されていることがあります。この課題文の意図を的確に読み取るために、「国語」の力が必要です。また、海外経験があるからこそ、日本語の読解をしっかり学ぶ機会を得ることで、さらに深い思考力が身に着くと期待できます。実際に、帰国生のほとんど全員が受験する早稲田大学帰国生入試では共通試験「国語」が設置されており、帰国生に求める国語力がうかがえます。
駿台国際教育センターの大学受験本科コースでは、受験だけでなく、その先の大学生活や社会人生活も見据えて、多くの授業を展開しています。海外での経験を活かしながら駿台でたくさんのことを吸収し、次のステップに進んでいってほしいと願っています!
(ala)