駿台海外校・駿台国際教育センター【公式ブログ】

海外教育、帰国生入試、留学・英語資格対策のトップブランドが皆様に役立つ情報をご提供します!

百千鳥

2022年04月15日 | 【海外校 アメリカ地区】

こんにちは。駿台ミシガンです。

 春になり、あちらにもこちらにも、鳥たちがいっせいにさえずりだしました。こうしたさまを「百千鳥(ももちどり)」といいます。春の季語もなっています。
 日本語には鳥がさえずる様子を表したことばがいくつもあります。たとえば、「雀合戦(すずめ・がっせん)」。夕暮れに電線にとまった一列のスズメたちが、やいのやいのと盛んにさえずる様子をいいます。「閑古鳥が鳴く」 「ツルの一声」「キジも鳴かずば撃たれまい」など、ことわざの世界でも鳥たちは実によくさえずっています。
 さて、ここ米国ではメジャーリーグが開幕し、「鳥」チーム連も奮戦しているようです。そこで、ことわざの「天は二物を与えず」を鳥に重ねてみたいと思います。美しい赤い翼を持つ在セントルイスのカージナルはとても愛らしい声でさえずりますし、黒と山吹色の対比が鮮やかな在ボルチモアのオリオールの声はとても軽やかです。季節の初めにはたどたどしい鳴き方の鳥たちは、さえずり方を学んでいくのか、徐々にうまくなっていきます。ですから、二物のうちの一物は、努力で勝ち得たものだとも言えそうですね。
 そうした鳥たちと同様に、みなさんもまた、つばさを持っています。みなさんのつばさは、未来に向かって飛ぶ、すてきなつばさです。そして、みなさんの場合はさえずりではなく、<勝利の雄叫び>とも言えましょうか、これもまた、みなさんの努力で勝ち得るものです。
 春になり、心新たに学ぶ季節の始まりです。力強く羽ばたいていきましょう。
 
   駿台ミシガン校 S.T


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする