5月から、コロンバス校でも『ことばの学校』 を開講することになりました。
先日、実際の書籍がこちらに届きました。 本のラインナップについては説明を受けたり、 HPや資料で確認はしていましたが、 やはり実物を目にすると違います。 日本で本屋さんに行った時の高揚感に似たものを感じました。
自分自身、 海外にいると本は電子書籍で購入して読むことが多いです。 タブレットやスマホがあれば、 場所を選ばす気軽に読書ができるので重宝しています。しかし、 実はそれに慣れて読書の原体験を忘れていたことに気付きました。
そもそもは印刷された紙の本を読んで育ってきました。 実際手に取れば本には実際の大きさや分厚さがあり、 ハードカバーもあれば文庫もある、新刊と古本も違う。 手触りや質感の違いなど、「もの」としての本との触れ合いも、 重要な読書体験の一つではないかと思います。
また、本屋に行ったり、 人とその本について話したりすることも読書に付属する体験でしょ う。ただただコンテンツを消化してお終い、 ではなく読書が世界を広げてくれたり、 体験を深めてくれたりするものだということも伝えていけるよう、 取り組んでいきたいと思います。
コロンバス校
D.A.