今週末も駿台国際のあるお茶の水界隈では祭が続きます。
先週、遷座400年目の神田祭が始まり今年は神社が登場するアニメとのコラボ商品の限定発売があり神田明神は若い世代でも盛り上がりを見せました。
そして今週末16日(土)17日(日)は東京大学五月祭です。
大正12年に始まり今年第88回目を数える伝統ある本郷地区キャンパスで開催される学園祭です。
本郷キャンパスに通う3・4年生が多く参加する学園祭は研究展示が多くアカデミックなものとなっています。
学術企画は「人文・社会」「電気・機械」「都市・建築」「天文・地球」「物理・化学・数学」「生物・農学」「医学・薬学」「環境」と多岐にわたります。
学内ツアーは「本郷名所ツアー」「東大生の日常ツアー」「専門家と巡るツアー」、スタンプラリーに謎解きラリーと子供から大人まで地域の人たちも楽しめる学園祭で来場者数は15万人を超えるそうです。
(wty)
明日の5/11より、駿台国際教育センターは、クールビズ(COOL BIZ)期間に入ります。そのため、職員・スタッフは、ノーネクタイ・ノージャケットといった軽装となりますので、何卒ご理解ください。
さて、このクールビズとは日本生まれのエコ運動で、この和製英語が生れて今年で10年目となります。クールビズ期間となると、エアコンの温度を高めに設定して省エネを実践していくために軽装が推奨されます。
海外にいる皆さんの地域では、クールビズに相当するエコ運動はありますか?クールビズを参考に生れたクールUNという国連のエコ運動がありますが、海外の国ではどうでしょうか・・・。
実は、こういったところに、帰国生入試の小論文で問われるテーマがあったりします。エコに対する考え方の違いがあるかもしれません。ノーネクタイを政府主導で推進したら産業はどうなるのか、という話題が生れるかもしれません。そもそも、国民性の相違から、クールビズの発想が生れないかもしれません。なぜなら、いっせいに衣替えする日本人だから生れたのかもしれません。四季の存在が理由かもしれません。そして、何よりも、集団行動好きといった国民性の問題が影響しているのかもしれません。このクールビズのように、何気なく使われる言葉から、話題は大きく広がって行くということを意識しておくとよいと思います。
(Nas)
前回の【化学編】に引き続き、今回は【生物編】最終回となります。では、駿台国際にて生物の授業を担当している講師からのメッセージを下記に記載します。
授業では、駿台予備学校の国内高卒生が使用している教材を国際教育センターでも使用しています。なぜなら、帰国生入試においても国内生と同様の問題が出題されているからです。この教材は、実際の入試に必要な学習分野を網羅しています。授業も、ただ問題を解説するだけでなく、忘れている知識の穴埋めなども並行して行っていきますので、生物が苦手な方も安心して受講してください。
参考になりましたでしょうか。
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昨日の5/7付で、慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部のAO入試に関する要項がリリースされました。
この2学部はSFCと呼ばれる湘南藤沢キャンパスの学部です。数年前までは、帰国生入試を実施していなかったために、帰国生でこれらの学部を志望する場合は、AO入試で出願することとなっていました。
駿台国際からも、これまでに何人もの学生が受験しておりますが、他の大学のAO入試と比較してみても、非常に手間のかかる出願方式であることを実感すると思います。
「準備に1年かかる!」という人もいます。もちろん、作成に1年もかかるわけではありませんが、出願書類の中で示す受験生の魅力は、短期間で簡単に構築されるものではない、ということであると言えます。しかしながら、書類作成において、他の帰国生入試やAO入試の願書作成の何倍も時間と手間がかかることは間違いありません。ゆえに、この入試に挑むのであれば、それ相応の準備をしておいてほしいと思います。大変な思いをして郵便局に差し出すことが目的ではありません。ただ作成すればよいのではありません。綿密な計画を立ててチャレンジしてほしいと思います。
白いページに何を書くべきか。
2000字はどう展開させるべきか。
どんな書類を添付するのか。
今年も学生たちと一緒に考える時期がやってまいります。
(Nas)
帰国入試の受験校選定に関し、「個々のバックグラウンド」は非常に大切な要素となります。同じ学校の先輩やご兄弟であってもバックグラウンドが異なることがほとんどの帰国生ですから、ご自身のケースがどのような選択肢を与えてくれるのかに気づかないというケースも少なくありません。
帰国入試のおける受験校選定ですが、まずはどういった学部系統に進みたいか(あるいは入りたい大学)をピックアップします。
次は、出願資格の面で必要な
「外国学校在籍期間(どのくらいの長さで外国学校に通っているか・いたか」
「在籍時期(最終学年含むかどうかなど)」
「当該地域の統一試験受験有無(SATなどを受けているかどうか)」
「語学系試験の受験有無とそのスコア(TOEFL○○点以上、など)」
などによる基準を調べ、資格が満たされているかどうかを確認します。
以上の出願資格内容は、大学によって様々です。(ここが帰国生の悩みの種ですが) 上記の二つ「志望系統・大学」「帰国生としての資格」の順に調べていくと、ある程度の志望校はピックアップできます。
しかしながら、これを一人の力でやってみると、相当な労力が必要なことはもちろん、「抜け」「漏れ」が発生することがあります。
我々駿台国際のカウンセラーは、上記の「志望系統・大学」「帰国生としての資格」をお知らせいただければ、受験校選定のお手伝いをさせていただきます。個々のバックグランドに沿ったご提案を致します。
受験期においても、この「個々のバックグラウンド」を活かし、志望理由や面接の内容をより高いものに仕上げていきます。
私たちカウンセラーは今年もいくつのバックグラウンドに触れることができるのかを楽しみにしながら、皆様のお問い合わせ、ご来校をお待ちしております。
(tks)
日本の大学か海外の大学か・・・。
時折、この質問を受けることがあります。
この時、私たちが逆に質問としてお聞きするのが、「日本社会」との結びつきをどのように考えているか、ということです。
「日本社会」との関わりを維持するのならば、日本語はもとより、日本の常識、日本の社会事情、等、いわば「日本学」について学んでおく必要があります。
「日本社会」との関わりを維持するグローバル化の場合に要求されることは、「日本語でも、英語でもOK」「日本事情もOK、海外事情もOK」という多様性です。ゆえに、長く海外の外国学校にて学んだ方こそ、日本の大学をお勧めしたいと考えます。
海外が長いから自然に海外の大学に進学する・・・、日本語や日本のことに不安があるから海外の大学に進学する・・・
いえ、だからこそ、日本の大学に「留学」すべきであると思うのです。
日本には、世界を驚かす文化や技術、そして、それらを生みだした発想や学問がたくさんあるのですから。
(Nas)
先日、SUNDAI GLOBAL CLUBの中学・高校留学直前英語準備ESLコースの生徒たちは課外授業でASIJを訪れました。ASIJはAmerican School in Japanの略称で、東京・調布にあるインターナショナルスクールです。
東京にありながら、一歩入るとそこはまるで海外。生徒たちは自分たちの留学先と比較しながら、ネイティブの先生に学校を案内してもらいました。特に生徒たちが興味深く見ていたのはシアターです。ASIJにはオーケストラピットを備えた本格的なシアターがあり、ドラマクラブの活動が盛んだそうです。
学生による劇というと、東京外国語大学を思い出します。ASIJと同じく多磨駅を最寄りとする東京外国語大学では、11月の学園祭「外語祭」で2年生が各言語の劇を上演することになっています。アラビア語科であればアラビア語劇、フランス語科であればフランス語劇を上演します。衣装や道具も学生が用意し、メイクなどをプロから習います。多言語の学科を有する東京外国語大学ならではの催しです。
東京外国語大学の学園祭は秋ですが、今月からいろいろな大学で学園祭が行われます。学生の雰囲気がとてもよくわかる行事ですので、是非足を運んでみてください。
(ala)
駿台国際のあるお茶の水・神田界隈で4月下旬から街中に軒花提灯(のきはなちょうちん)が飾られると「今年も神田祭の時期なんだなぁ。」と思います。
神田祭は山王祭・深川祭とともに「江戸三大祭」と言われる由緒正しいお祭りです。
今年は二年に一度の本祭の年、かつご遷座400年の節目の年でもあるのでさらに盛り上がるようです。
神田明神はかつては大手町周辺に祀られていましたが400年前に徳川幕府の江戸城拡大計画により現在の場所へ遷座しました。
今年の神田祭は5月7日(木)から15日(金)までとなっています。
5月9日に行われる「神幸祭」は神田祭最大の見所で、鳳輦(ほうれん・鳳凰の飾りのある神様の乗り物)と宮神輿を担いだ祭礼行列が終日神田周辺(神田・神保町・大手町・丸の内・日本橋・秋葉原)を廻ります。
翌日10日には各町内会の御神輿が神社を参拝する「神輿宮入」、威勢のよい掛け声が街中の響きます。
東京はもう初夏の陽気です。
(wty)
海外で中・長期にわたって多くのことを学んできた皆さんが、周囲の人々から期待されることがあります。
例えば、A国で滞在していた方は、日本に帰国すれば、A国のことはある程度知っているだろうと・・・勝手に期待されてしまいます。
A国では、あなたが日本人であることに対して、ぜひ、あなたを通して、日本に関する疑問を解決しようと・・・勝手に期待されてしまいます。
必ずしも、それらの期待に応えなければならない義務は無いかもしれません。しかしながら、期待に応えられなかった時に、今度は、勝手に「がっかり」「期待はずれ」との印象を相手に与えてしまうことは覚悟しなければなりません。
日本人として何を蓄えていなければならないのか、海外にいた者として、何を学んでいなければならないのか・・・。
そのことをしっかりと認識しておかなければ、やがてやってくる大学入試の面接でも、就職の面接でも、「あなたは、それでも日本人なの?」「あなたは海外で何も学ばなかったの?」という言葉を投げつけられてしまうのです。
(Nas)
前回の【物理編】に引き続き、今回は【化学編】となります。では、駿台国際にて化学の授業を担当している講師からのメッセージを下記に記載します。
日本の高校の教科書レベル(基礎)~入試レベル(私立大⇒国立大)をしっかりとわかりやすく段階を踏んで、学習を進めていきます。
6月下旬~ 8月上旬 教科書レベル(基本・基礎)
8月中旬~10月上旬 早稲田対策(~8月下旬)を中心に私大対策
10月中旬~ 2月中旬 国立大対策(応用編) ※12月 センター試験対策
参考になりましたでしょうか。次回最終回は、生物編です。
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