文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

原発事故は人災だ  2011/3/25

2024年12月26日 07時25分32秒 | 全般
一昨日、久しぶりに、京大卒の知人が我が家を訪ねて来てくれた。
正に、クリスマス・イブのプレゼントのような有難い訪問だった。
森羅万象の会話を交わした中で、私が本を出版した経緯に話が及んだ。
偶々、本棚に、私の本が1冊、置いてあった。
表紙のデザインを決定したのは北野病院に入院中の事だった。
北野病院は京大医学部の附属病院に等しい大病院である。
「白い巨塔」風に、部長以下若手の医師たち5,6人が各病室を巡回する。
出版社から表紙のデザインについて数種類の案が届いていた時に、二度目の巡回があった。
どれにしょうか考えている事を話した時に、一人の若手の医師が言った。
「キサラさん、私に任せてくれませんか?私は、こういうの得意なんです」
私は、即座に、かれに任せた。それが、この表紙である事を冒頭の知人に話した。

今朝、昨日の訪問が有難かった事に思いを致しながら、本当に久しぶりに私の本をめくってみた。
私は、これまで自分の本に対して、照れくさい気持ちを、いつも持っていた。
だから、そんなに読み返す事がなかった。
それもまた大いなる損失だった事を再認識した。
私の本は、約1年間、紀伊国屋梅田本店の社会経済の棚に、故・堺屋太一や高橋洋一さん等の名立たる言論人の著作本と共に並んでいたのである。
紀伊国屋の担当者は、私の本はベストセラーになるような本ではないけれど、一定数は必ず売れる、として陳列してくれていたのである。
ある日、陳列棚から消えていたので、担当者に理由を訪ねた。
「一定数は必ず売れると確信していたのですが、予想外の販売不振だった…」
読者はご存じのように、それは全く当然の結果だったのである。
何故なら、私は、言論界では全く無名の人間である。
おまけに、親しい知人や読者はご存じの理由で、仕方なく、芥川賢治のペンネームで登場したから猶更である。
本名で登場していたならば、ビジネスを通じて知り合った幾多の知人、友人が必ずや購入してくれていたはずでもある。
2011/6/1に本欄で12/1に出版が決定した事を告知し、ご購入の案内を書いて発表した。
この時点での本欄の状況は、the turntable of civilizationと検索すると、検索数2,000万件超で、1ページから70ページ超まで、本欄の各国語の章で埋められていた。
それが、件の犯罪者が、各ブログ運営会社で軽く100件超の「運転代行」だとか「秘書代行」だとかのブログを作成し、本欄に対して、逆SEO攻撃の犯罪を開始して来た。
愚劣で支離滅裂な内容のブログ案内が書かれた後に、掲載してあるのは、本欄の各章を勝手に無断で掲載しているだけのブログ。
そんなもので、検索結果の1ページから10ページまでを埋め尽くしてきた。
忽ち、本欄は検索数は1/100に激減。
更に、この犯罪者は、ツイッターで、「芥川賢治ことキサラさんという悪徳作家」だとか「芥川賢治ことキサラさんという悪徳不動産屋」等と、とんでもない犯罪行為を開始しだした。
簡単に言えば、商店街の片隅に、全く無名だけれども、本物の和菓子屋があった。
インターネットの時代である。誰もがスマホを有している。
このような犯罪者が、「あの店の材料は〇〇でできている」等の誹謗中傷を書きたてて来たら、その和菓子屋は忽ち倒産するだろう。

私は、本書を再読して痛感したのである。
この本は、紀伊国屋梅田本店の担当者が見抜いた通り、名著である。
この名著が、件の犯罪者によって葬り去られた事は、21世紀の世界と人類に対する許しがたい犯罪である。

原発事故は人災だ   2011/3/25

私の読者の方は全員、今すぐ「週刊朝日」を読んで下さい。
私と違ってPC堪能な方は今すぐ、菅直人を即刻辞めさせるための世論形成=全てのサイトに、この、とんでもない男の実態を知らしめ、引導を渡さなければならない。 
あの地震の後の視察について、日本で一番最初に…とんでもないこと、致命的なことだったと糾したのは、私であったことは、読者の方なら分かっているはずです。 
去年九月の民主党選挙の後にも、これでは駄目だと最初に書いたのも私であることも、或いは、ワールドカップは絶対に日本には来ないと150%断言していたのも私です。 
今すぐ、本日発売の「週刊朝日」、国民を不幸に陥れる「亡国の官邸」全内幕 福島原発事故は「人災」だ! を読んで下さい。 
完璧に取材した事実、真実を読んで下さい。
難儀だなどと言っている場合ではない。
私の推測通りだった事実、真実。
私は「人殺し内閣」だと命名しましたが、全くその通りだった。 
もはや、遠慮は無用。
私も、誰よりも愛していた母親と無残に死に別れた。
だから舌鋒を控えていたのですが、ことはそんな問題ではありません。
とんでもない話なのですから。 
その後釜に誰を据えるのかって、言うまでもないでしょう。
しかも、そうであったことは、この二年間、とんでもないことに加担し続けて来た大新聞の論説委員たちですら、分かっているのです。
彼らは言える訳がないだけで。 
皆さま方の中にも、マスコミに誘導されたままの違和感を持っている方もいるでしょう。
私だって、三十年超前は、田中角栄に対するあの騒動で、立花隆が正しいようにどこかで思わされていたのですから。
マスコミの誘導とは、実に恐ろしい。 
そんな違和感をいまだに持っている方は、私の心眼を信じて下さい。
今回の原発事故は、
私が言い続けて来たように90%の労働者が国を誤らせることは決してない。誤らせるのは常に10%のエリート。エリートが、無意識的であれ意識的であれ、持ってしまうエゴイズムに全ての罪があるのだ。と、私が何度も書いてきたことは、読者の方は、お分かりのはず。 
でも、今回の、こんな事態に立ち入らせたのは、私の推測通り、この男、菅直人だったのです。
民主党の中堅議員が言っているように、「万死に値する」ことを、彼は、私が、書いてきた通りの人物ゆえに、やってしまった。
その結果が、今の福島県の現状なんですから。
それだけではないのです。
皆さんもよくご存じのように、避難所で、老人達がバタバタと数十人単位で死んでいったこと、あれだけのdecencyを世界に指し示してくれた、数十万人にのぼる被災者の老若男女に、あれほど苦しい状況を、一週間どころか二週間目の今も、味わわせている原因は、この男の資質そのものにあったのですから。もう、感傷や同情に浸っている時、あるいは場合ではありません。
私たちの遠慮は、私たちの国に、重大な損失、損害を、もたらすだけです。 
先ほど、首相会見なるものがありましたが、このような時に、なぜ、国民の心を打つ演説が出来ないのか。
彼は政治家ではないからです。
いや、本日、「週刊朝日」が完璧に検証したことが、事実、真実だからなのです。
このような事実の中で、もし大演説を打つようであれば、これは巷に無数にいる、本当の詐欺師、本当の大悪人になりますから、言える訳がないのです。
このような無能なことを為し続けて来た者が言える訳はないのです。 

官僚が、必然的に前例踏襲になる、あるいは責任回避型になる。
理由は、既述の通りです。
政治家とは、経験は無論、識見と定見、哲学を持って、己のためではなく、常に、国益を、国富を、国民を守り、国民のために死ぬもの。


2024/12/8 in Kyoto
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« The nuclear accident was a ... | トップ | 買っておしまい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

全般」カテゴリの最新記事