関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

【時期外れ!?生活手帳】 あなたのファン式冷蔵庫は、なぜ年末に限って故障するのか? ~ "故障と勝手に思い込み"しないための事前知識 ~

2015年01月04日 | 日記
こういう話を、毎年必ずといっていいほど小耳にします・・・曰く「歳末に、冷蔵庫が突然"ご臨終"。 焦りまくって家電ショップへ駆け込み、買替え。 ただでさえモノ要りなこの時期に、冷や汗をかいた。 災難って、こういうモノなんだよね」 ・・・と。

あ^^; いやいやいっやあ、独断で〈こういうモノなんだよね〉と納得してないでくださいな。 その冷蔵庫、実は故障でもナンでもなく、単に「自動霜取りモード」に入ってただけかも。 

あなたが1人所帯か、子供のいない共働き所帯で、「壊れた」冷蔵庫がファン式の、比較的小ぶりの「ファン式冷蔵庫」なら、まず「ホントに故障したのか否か?」を的確に診断しなくてはなりません。 そのくらい、最近の小型1~2ドア冷蔵庫は構造的に(性能劣化はあっても)故障しないし、だからこそ白物家電のお値段はバブル後、買替喚起を誘いやすいレベルにまで下がり続けてきた・・・という構図になってしまってるワケで。

で、ファン式なら、(直冷式のように霜感知センサー主体でなく)除霜タイマーで定期的に「霜取りモード」に入ります。 これが(急にキッチン内の空気が冷えはじめた)年末ころ以降は、年季の入った除霜ヒーターでは温まるのに時間がかかり、30分や40分では完了しないコトも(年越し寒波の時分なら)ザラにある。 その間、冷蔵庫の音はピタリ!と止み、キッチンは一面の静寂に包まれるのです。


これは、あなたの冷蔵庫が毎冬 奏で続けている〈安定稼働のリズム〉でしかないのですが、昼は働きに出て、ろくにキッチンに腰を落ち着けたコトのないサラリーマンやバイト主婦たちに限って、この長~い静寂が禍(わざわい)してしまう。 暮れの大掃除とかをしてる段になって、急に。。。はた!と小耳をそばだて、彼らは一様にオドロくのです。

─ 「あれれっ? ウチの冷蔵庫、急にどーしたの。 ウンともスンとも言わないけど・・・まさか、壊れた!?」 …と。^^;

あわててドアを開ける。 無音。 閉める。 無音。 10分待っても15分待っても、いっこうに・・・無音。 念のため、コンセント抜き差し・・・反応なく、無音。

「ひゃあ! ひぃ~っ!! 故障したっ(パニック)☆ いかんっ、食材が腐る・・・ナンとか、しないと」 ・・・ってオイオイ^^;

そこで(ホントに臨終したのか)確認すべき作業手順をすっ飛ばし、独断でコンセントは抜いてしまうわ。 冷凍庫の中身を退避させ始めるわ。 パ二くり半分で家電店にクルマ走らせ、品定めもテキトーに代替機の購入と配送の手配。

修理を頼むより、買った方がコスパ高いに決まってる・・・そう、思考だけが どんどん先に走っちゃってますからねえ。 ご本人たち、それでも「冷静でテキパキと!カシコぃ判断してる」つもりなんで、もう手に負えません。 家電業界の洗脳工作の思うツボです。

ひとたび、持ち主がこの行動回路にスイッチを入れちまったが最後、「誤診」された古い冷蔵庫の悲運は救えません。 まさか、配達作業員が、処分する冷蔵庫をいちいち点検して、「あ! これは別に故障じゃありませんねー。 ご購入、キャンセルなさいますか?」 とは、絶対に言ってくれやしないからですw

加えて前述のように、暮れの懐事情でも買えないコトはない価格帯なんですよね、新品が^^; うま~くデキてやがるもんです。


ダメ押しに、冷蔵庫の取説にはたいてい「(あなたが勝手に)修理しないでください。本体の裏側には手を出さず、必ず正規サービスを呼んでください」とキツく警告されている^^; 気をつけるのは、触る前に電源コンセント抜き、(表面が高熱かもしれない)コンプレッサのお釜に絶対!触らないコト。 そこんとこを心得るだけなのに。

ともかく、「動いてないように見える」だけで故障と早とちりする前に、最低、3つのコト【→ 参考図:下】は診ないとダメ、っすよ皆さま。 3つ目の「リセットスイッチ」は次のYouTube動画などを参考にしてください。→ たとえば、こうしてカチカチっ!とするだけで直りましたァ♪ (動画にリンク ※音声は英語)


機械式タイマーで「霜取りモード」に切り替わった場合、その最中に電源コンセントを抜いてしまうと、時間をおいて挿し直したところで (切替え前の「通常モード」へ) 復旧しないどころか、そこでスタック(して解除されなくなったり)するケースが多いからです。 逆に言えば、「だからこそ」ナンらかの機械的なリセット機構が(フツーは)付いているハズです。 メーカーやモデルによっては庫内の温度設定ダイアルを「急冷」等に合わせてやるコトで(タイマーが)強制リセットされる、というモノもあります。

最後に、もう一度だけ念押し

水漏れ断線など各種トラブルが多い(精密で直冷式の)大型高級モデルに比べ、自動霜取り(=ファン式)の小型廉価モデルは、よっぽど不測の事態が起きないコトにゃ10年や15年そこらで突然!逝ったりはしないモノです。 幾度となく「故障?トラブル」に見舞われ、そのたびに自力でクリアしてきた人の話がたいへん参考になりますので、本稿の出典記載かたがた ご紹介しておきます。   ::: 了 :::
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本年も過激に?ヨロしくでございます。

2015年01月01日 | 日記
午後9時時点、関空の日記に新年の挨拶を済ませた人が、18名っ!!!

> わはははは、ははは…は…じゅ…!、18名!?!? って^^;;

とーていSNSの範疇とは呼べないわなァ。隔世、つか天涯孤独の感がいたしまする。

キーワード数が29万越えをしてから、想えば もう4年? 5年? 予定調和のごとく(永久に!)登録数が30万にゃ達しないんじゃないかしらん、という感覚に囚われる人は、わたしだけではありますまい。

というコトで、2015年の「ここでの」抱負は、自分の登録KW数を(年内に)100前後に減らすコトです(笑) 言葉は森。書は林 ── ただ載せ続けるだけじゃなく、間伐する作業が欠かせないと思うからであります。

とまあ本年も、これまで同様、(少ない口数ながら)みっともない吠え面を「書き」つらねて参る所存。よろしく お願い申し上げます。   2015年 元日



本年も過激に?ヨロしくでございます。の画像


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