関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

萬事(よろずごと)・・・「1時間後には終わってるかもしれない誰もの人生」の現実と、バーチャルで虚ろな「晦日の華やぎ」。

2013年12月30日 | 日記
もう何十年と、正月気分とは縁を切ったままです。

すっかり正月を迎えるつもりでいるかもしれませんが、そんな保証はどこにもありません。 数分後、あなたの脳の血栓が切れ逝ってしまうこともあれば、通り魔に明朝、刺されるかもしれない。

明日は「まだ起きていない」以上、どんな天才にもどんな独裁者にも知りえぬ闇であり、(今朝が来たように、また)明ける朝が来るとは限りません。

そんな想いを確かにしてしまう事件が、この年末も賑やかです。 中でも王将元社長の銃殺はショッキングでした。 毎日の日課を淡々とこなしていた努力家の被害者は死の直前、さぞかし、来たる2014年の社業について、舵取りを忙しく想い描いていたコトでしょう。 まさかその数分後、胸部に複数の金属弾の創傷を穿たれて、そこで自分の世界が停止するだなどとは、想像だにしていなかったハズです。

しかし、終わる。 すべての人の「自我」は、自分の意思とは関係のない遠いところで勝手に突然、断たれるようにできている。 万物に、終わらぬ存在はありません。

王将(フードサービス)の本社前 ──。

「現場」は、Googleマップで見ると航空写真で、被害者の車がその場所に停めてある映像を留めています。 さらにストリートビューで見ると、元社長の車こそ無いけれど、いつも停める駐車場の区画に「来客専用」というマーキングが、消されたあとまで生々しく写っています。

本社社屋の東隣は別の倉庫会社で、東西の路地に対し、西に(つまり現場側に)向いた防犯カメラと、数メートル東へ離れて北を向いた防犯カメラの2台も、しっかり視認するコトができます。

西に向いたカメラが「本当に稼働中の防犯カメラ」であったなら、事件の全容をすべて捉えていなければならないのですが、翌日の新聞社の捜査報道では、北向きのカメラに「通り過ぎる乗用車が1台、映っていた。逃亡車両の可能性も」とあっただけ。 

これが事実なら、西向きのカメラは(従業員用の)バイク置き場の盗難防止にカマされただけの「幼稚なダミー機」だった、というコトになります。 少なくともこの秘匿事実は類推されてしまうので、(この倉庫会社の総務課長は)また新たな防犯対策を迫られるコトになるのでしょうか?

この偽カメラは相当に「通行人から目立つ」よう据えつけられているし、犯人が「隠れていた」とされる物陰を丸写しするポジションに在ります。 この点から言って、「犯人が(現場一帯を)事前に入念に下調べした上での犯行」という捜査陣の目星は、大いに疑問ですねえ。 わたしが担当なら、「一番の嫌疑は、この倉庫会社の関係者」に向けたいところです(笑) 社長との間でトラブルが無かったか、一番に!洗いますけどねえ。

・・・と。

コトほど左様に、『リアルが正しい。 バーチャルが絵空事』 という境目も、もはや「曖昧な」世界に我々は存在しております。 どちらがどう、というのでなく、自分が信じられる方を選び採りながら、「それを実感」し、「他を傍観」しつつ、自分の終りまでを続けよう。 今は泰然として、そう思いいたす日々なのです。
 
 

萬事(よろずごと)・・・「1時間後には終わってるかもしれない誰もの人生」の現実と、バーチャルで虚ろな「晦日の華やぎ」。の画像

萬事(よろずごと)・・・「1時間後には終わってるかもしれない誰もの人生」の現実と、バーチャルで虚ろな「晦日の華やぎ」。の画像

萬事(よろずごと)・・・「1時間後には終わってるかもしれない誰もの人生」の現実と、バーチャルで虚ろな「晦日の華やぎ」。の画像


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大ヒット?御礼らしい映画『ゼロ・グラビティ』の、続編ポスターを勝手に考案してみました^^;

2013年12月22日 | 日記
ここんとこ、フォトショで何も作ってないし、deviantartさんにも投稿してなかったんで、たいへんに「不謹慎かも」しれませんが、『ゼログラ』の続編を考えてみました。

って、感動した人は「続編なんて、ありえん!」と断言されるに決まってます^^;んで、そーゆう意味で「不謹慎かも」しれないな、っと。

 で、

作ったのが(イマイチ上手くは出来ませんでしたが)添付画像に。 当然、地球に生還したサンドラ・ブルックを「スペースデブリ・ゾンビーズ」たちが襲うのですね(笑) あれだけ物理法則を無視しまくったストーリーですから、やつらは地上2mの軌道にだって(余裕綽々で^^ 乗り換えるコトができるんです!

危うし、サンドラ・ブロック! 90分間隔の爆走野郎たちを・・・今度こそ振り払うコトができるのでしょーか!? ああリアルだ。 リアルすぎるっ! ご鑑賞はじぇひとも3Dでっ


 

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ネタが古いけど、映画『アイアンマン3』の最初と最後に出てくる「中国の心臓外科医」、について調べてみた。

2013年12月04日 | 日記
あまりに一瞬、2回出てくるだけの「端役」になど、フツーは注目したりしない(笑)

けどそれが、映画の冒頭と最後に「わざわざ出てくる」となると、つい「あれっ?」となってしまいます。

そこであらためて調べましたよ、『アイアンマン3』。

冒頭、スイスでの年越しパーティシーン ──。 主人公スタークの主治医が、彼に「紹介したい人がいる」と言って、中国人のウー博士に引き会わせます。

スタークは「心臓医だろ」と軽く受け流すだけで、カノジョを連れて立ち去ろうとしますが、主治医はそんな横柄な彼の背中に「機会があれば、よろしくな」という言葉を投げかける・・・このナニげない台詞が、映画の「最後になって」効いてくるワケです。

まあ少し、伏線張るにしても間隔が開きすぎて^^; どんだけの人が最後の手術シーンで(「そういうワケか!」と冒頭のワンシーンを)思い出したか?は、きわめてビミョウなとこですが(笑)


映画館で(続けて)2度見でもしないと、フツーの記憶力じゃ忘れてますよ^^; 自分は(観直す日に間隔があったので)3度目に観たとき、ようやくこの伏線キャストに気がつきましたわ(苦笑) 
 
 …で。
 
この俳優さん。 ハリウッドのチョイ役チャイニーズの類いか?と思いきや、ナンのナンのぉ。 実は世界的にも演技の才が認められた、中国映画界のベテラン名優さんっ!?

お名前を ワン・シュエチーWang Xueqi / 中国名=「王学圻」)、67歳。

自分みたく中国映画に丸っきり馴染んでないと「はァ?」な印象だけど・・・代表出演作は、『花の生涯〜梅蘭芳〜 (2008年)』やら『孫文の義士団(2009年)』、『運命の子(2010年)』など、著名な大作がゾロゾロ・・・^^; うっひゃあ、スゴぃ御仁でいらしたのねん(笑)

ググってると、「ironman 3 wang xueqi」 なんてのがやたらサジェストされてくるので、中国人、台湾人、中国系移民らの間では「我がコトのよーに自慢したくなる」ハリウッド映画のトリビア知識であったようで。

それだけ母国で積み上げたキャリアがあれば、「本来なら」日本の渡辺謙(54歳)くらいのメインキャストに起用されてても不思議じゃない。

なのに、この「ストーリー上は重要だけど、あまりに端役な」待遇は・・・どゆこと???

いや。 たぶんこれは「中国が軍事的に敵性国家だから」、というよりは、やはりこの人の年齢的に 「もう、英語をしゃべって演技するよう体得するのが難しいから」というコト、なんでしょう。 わたしの中では単純に、そう推測いたしております^^。
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