いや 記念日データベースによれば、10月1日が『とんかつの日』に制定されてるとか。
けど、今いちピン❕ と来ない。「とんかつ」の豚(トン)が「10」なのは素直に分かるが、「かつ」が「勝つ=1位」だから「1」ってのに少々無理が💧 ありゃせんか。
優にダジャレ(おやぢギャグ)年齢な自分には「とんかつ」→「トンがツー」→「10月2日」の方が百倍も自然に感じる。なので個人的に、『とんかつの日』は共感(して祝う気が)しない。
それよりも、きょう 4月30日を『とんかつ供養の日』として、とんかつメニューの有難さに感謝する機会としたいのだ。なぜ「4月30日なのか」は、記事後半に説明する。
さて、とんかつを作ろうとしたが、あいにくニート中年のワンドア冷蔵庫には「カレー&シチュー用の角切ポーク」しかない💧
ならば、このブツ切り肉を「無理くり接合して」ステーキ肉風に?してしまえ。
ラップ敷きの上で、テキトーに積み木を寄せ集めるように扁平状の「ポークの塊(かたま)り」を作り、ラップで包んで圧着。そのまんま冷凍庫で凍らせる。
カチカチのポークが出来たら(表面がヤンワリ感じられるくらいまで)室温でじんわり自然解凍。
半分以上、凍った状態の表面に(通常のカツ作りとは違い)唐揚げの衣の素みたいな「粘っこいツナギ」を厚めに からめ付けて、それに生パン粉を盛り着せる。この状態で、もうしばらく自然解凍。
6割がた肉が緩んできたかな❔ って思ったら、熱した揚げ鍋に投入。
芯が凍ってるから、ときおり水蒸気爆発で油が爆(は)ぜる。けっして鍋に近づかず、かと言って目を離さないこと。
やがて、キツネ色の衣に覆(おお)われた「分厚い」とんかつ❔が完成。ここまでは良いのだが、やはり一枚肉のロースとは違い、サクサクと包丁は入らない。和風とんかつ調に盛りつけるのは、さすがにハードル高かったww
いっそ、切らないまま皿に乗っけて、ナイフとフォークで食うか。もしくは(ぐだぐだな肉片状態なまま)卵とじにして、かつ丼ぽくゴマかすっきゃ💧 なさそうである。
::: 由緒書 :::
2年前の今夜、東京練馬区の某とんかつ屋店主が亡くなった。折しも、まさに蔓延しつつあったコロナ自粛禍で臨休に追いやられた日から二週間。ボヤ騒ぎを起こした店内の厨房で、54歳の妻子ある店主が火傷死する……という痛ましすぎる悲劇だった。つまり、きょうは亡き店主の三回忌。
この、自粛まみれのGW深夜に飛び込んだ悲報の衝撃は、外電で(コロナ発祥元である)中国のSNS上にまで波紋を起こした❕❔ と、返し波のように日本に紹介されたことでも窺(うかが)われる。
あれから二年、たった二年。年齢の近い「生活苦な中高ニート」には、いっそう辛い感情に襲われたのを今も鮮明に憶えてる。
わたしが4月30日の本日を、亡き店主と「とんかつメニューの有難み」に捧げたいと決めた理由は、以上の体験に根ざしてる。悲劇の起きた建屋は今、隣接してたフロアを改装して「しゃれた洋菓子屋」が誕生。結構な評判で行列が出来てるそうなのが、せめてもの救いと言えば救いか。
どうぞ お安らかに。とんかつの美味なる世界よ永遠なれ。 黙祷…❕
=了=
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