歳末で、離れて暮らす家族の行き来が憚(はばか)られる今年、宅配需要は伸びる一方、配達パワーは限られる。
なワケで、いっきに通販大手Amazonさんが「置き配」全国導入に踏み切ったのは ご存じの通り。
ただ最初は不安もあり、わざわざバイトが非番な日を選んで配達してもらった。当地は太平洋側だが、冬場の晴れた日は風向き次第で雪雲が“爆撃部隊のように”上空へと襲来し💧 ピンポイントでみぞれ混じりの雨や雪を降らす。Yahoo天気の雨雲レーダーですら、そんな日の雨雲の位置や移動速度はハズレまくって当てにならない始末だ。
万一、配達される時点で玄関先まで雨雪が降り込んでたら目も当てられない。表に荷物を放置されても泥棒が盗んでく❔ような心配は薄いボロ長屋だが、天候面ではヤキモキする時節だった。そんな次第で、在宅時間に「置き配」の初試用と相成った。
さて結果は・・・。
思わず“記念撮影”したヘッダー画像の通り、無事、置かれてゆきました
ここは西向きの玄関で(廊下の手前には)二階屋が隣接して並ぶ宅地、夕方3~4時の一瞬しか陽射しが入り込まない玄関前だ。要するにほぼ1日じゅう陰ってて、在宅のときは玄関からでも容易に(必ず室内の灯が点いてるので)住人が居るな、と知れるようになってる。
なのだが、「置き配」指定だと呼び鈴も押さず、黙って荷物を置き去りにするようだ。なるほど…これなら、人と接するのが極端に苦手なドライバーにも務まるなw
自分の場合、非番の時間帯はノートPCに張り付いて自営の在宅ワーク(ソフトウェア業)をしてるのだが、その最中、PCにメール着信の通知が。見ると…
おお来たか。
で出てみると、画像の光景 ───。仕事に気がいってたせいか❔ 玄関ドアから2m半のところで(ラジオとか流してない静けさのなか)、物音ひとつ💧しなかったような。ナンと言う手際の良さだろう。あんた、忍びのプロかサンタクロースかww
部屋のドアの外に荷物が置かれたことを、ネット経由で知る。
何分後かに雨が降り出すことを(IT端末の)雨雲レーダー情報で知るように、奇妙な感慨だな。荷物や雨は目に視えるが、不可視なモノをネットから感じ取る、と言えばコロナ感染状況だ。すっかりおなじみになった、米国ジョンズ・ホプキンズ大学の集計速報サイト。
第1波当初はロシアや日本など、全国トータルの感染者数でしか赤マル図示されてなかった。今は州ごと、都道府県ごとに細分速報されている。一方で(意外だが)英国やフランスなどは未だに各国単位の集計でしかない。国家の集計は地方データの積み上げだと思うのだが……どういう事情でJHUの速報マップに採用されたり、されなかったりするのか、いろいろと興味深い。
=了=
この話題の関連記事:
- そもそも「外箱」でしょ❓ ─── 「Amazon流」に倣(なら)う通販業界、この省資源時代に「過剰梱包」の理不尽。
- 実はAmazonですら、注文から配達完了まで「2ヵ月近く待たされる」ことがある❕❔件。