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【速報】逮捕された長野通り魔容疑者₍46歳₎が、ワークマンの作業着姿だった件

2025年01月28日 | 日記
タイトル画像
 
先の22日夜、長野駅前で通行人ら3人の市民を刃物で死傷させ、“逃亡”中だった容疑者が市内で確保された。当局発表によれば46歳「無職」、人手不足で採用難が叫ばれる今どきの求職事情には似合わぬ境遇が明らかに。
 
46歳の無職、地方都市の近郊“コーポ(※報道ではワンルームマンション、と伝えられたが 築年数や間取り 月3万という家賃を勘案すれば、実際のところは『コーポ』である)に独居する、いかにも影薄き中年オヤジ。
 
そういった彼の素性(プロフィール)を垣間知ると、わたしの胸中はザワついた。
 
わたしは容疑者より20も年上の身だが・・・かつて、自分が約45~55歳の10年間は『ド貧困の底』に喘(あえ)いでいたから。ひとりブザマに、凄惨な貧乏生活を送ってたからだ。
 
もちろん(苦境は ひとまず脱した)今だって、巣とする住居は築ン十年のボロ賃貸コーポである。ゆえに、わたしは本投稿をもって容疑者(46歳)のかなりの基本スペックを、見ず知らずの他人ながら「本人の言うが如く」語れてしまうのだ。

わたしが「彼だった頃」、自分は地元の小さな派遣会社に籍を置き、紹介があれば短期就業。条件の不利な中高年ゆえ、仕事のクチは若者やベトナム人どもに奪われがち。あぶれて紹介先がないときは「無職」・・・ そんな不安定キワまるパート労働者に甘んじてた。

満足などしてない。もちろん(まだ未婚のうちに脱サラに失敗して人生を転げ落ち、借金抱えて未婚独居な四十路へと墜ち果てた)当初は、職安に通って履歴書を書きまくったものだ。しかし、その履歴書を眺めりゃ「こんな一級の大学を出て外資IT系で高給取りだった貴方が、ナンで零細な会社から会社へ転職し続ける肉体労働者に❓」という疑問がトーゼン、沸き起こるだけ。不審がられ、ウサン臭がられて数十社、どこにも採用してもらえなかった💧のだ。

いっときは(若い時分に得たスキルを武器に)経営すら試みた糧₍かて₎であるIT技能も、技術の進歩や経年劣化が急速すぎて もう何の役にも立たない。昭和の昔「プログラマーは30歳定年⁉」などと憶測されショッキングに喧伝された未来図絵が、まさに❕自分の後生に降りかかる。重たく、耐えがたき長さで呪われてしまったのだった。

容疑者が連行されるさまを撮ったショットによれば、彼のアタマの白髪に部分ハゲの散在するのが見てとれる。

 

これはロクに風呂にも入らず、足指に蔓延(まんえん)させた爪水虫(つめみずむし)を過度に進行させてしまった結果、頭皮にまで白癬菌が回ってしまった結果である。ガスも電気も止められるような経済状況の下では、虫歯や水虫ごときで街医者には掛かれない。保険料も長期滞納して とっくに無保険状態だし、仮に一割負担で済んだって払うカネなど無い。

落ち武者のような「惨めなゾンビヘア姿」になっちまった過去の自分、しかたなく、“重症”当時は電気シェーバーでスキンヘッドに丸刈り。紺色の布キャップを被ってゴマかすしかなかった。

一方、今回の事件当初に警察が公表した防犯カメラ映像には『白い頭巾を巻いた容疑者』の姿が映る。あの頭巾は けっして中年が「若ぶったファッションに挑み」粋(イキ)がってるんぢゃない。あんなふうにアタマの全周を隠してでないと、とてもじゃないが💧街中へ出歩けないのだ。

(参考画像)50歳くらいに自撮りした本ブログ主の「ヘアスタイル」

 

それから・・・家賃と食費を稼ぐのが精一杯、となると「着れる衣服は最小限」となる。わたしが“彼だった”頃の普段着は、夏も冬も常に、ワークマンで買った最安の作業着だった。

この格好なら(イザ派遣会社に仕事をもらえた際にも)そのまま翌朝“出勤”できる。機能的ゆえ無難だし、何度 洗濯しても「値段のワリに長持ち」してくれるから。お読みの閲覧者よ、あなたのトリビアに加えるが良い。この国じゃ、すべての貧困シニア男子にとって普段から着回すデフォルト服👕は、ワークマンの作業着「一択」❕…な事実を。

いゃウソだと思うなら、今回の通り魔容疑者が着てたジャケットを(前掲の逮捕画像で)見るがいい。まさに!2025年1月も同店で売られてる、2500円の『ダブルインパクト ジャンパーに違いないコトが分かるだろう。

そんなこんなで、逮捕された46歳の彼は「悲しいほど昔の自分」に生き写しのクローンなのだ。
 
犯行の動機を調べてるとか言うが、わたしには300% 分かりきってる話。それは・・・不本意にも成り損(そこ)ねた、青年時代に思い描いてた未来の自分=正規労働者でタンマリ月給もらえる通勤族……に対する、底知れぬ嫉妬憎悪。世の最下層、ドン底に堕ちた自分に「もはや失うモノはない」と絶望し切った先に、必然的に芽生えてしまう『無差別、大量復讐』への渇望。
 
通勤時間帯のJR駅前は、どこまでも憎き「幸せそうな勝ち組ピ-プル」で あふれてる。その空気のなかに踏み込むだけで、皆殺しにして犯(や)りたい怒りが彼を駆り立てたに違いない。今となっちゃ(本ブログ主にも)アラフィフにもなって、イイ大人が逆恨みもキワまれり。ただただ愚かしい、とは思う。
 
しかし「当時の絶望感に身を浸せば」彼の代わりに(❔)成功できた上流市民=全日通勤ピープルは、彼にとっちゃ見渡す限り「宿敵」「虫けら以下のゴミども」にしか感じられない。刺しまくり、殺しまくり、共有せざるを得ぬ空間からデリートしまくるに何の呵責(かしゃく)や躊躇(ちゅうちょ)も無かったんである。
 
 
勝手な妄想記事だw と読み捨てるなら、スルーされよ。
 
だが、これだけは確かである。悲しいかな出口の見えぬ貧困は、ある種の憤懣(ふんまん)に籠(こも)った中高年、夢見てた家庭を築き損なった中高年の感覚を根本から狂わせる。空しいかな困窮の日々は、「オレは こんな世など絶対に認めない!!」とばかり、殺害で当たり散らす=殺しまくる凶行へと誘(いざな)う危険性を潜(ひそ)ませている。
=了=


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