関心空域 ━━ す⊃ぽんはむの日記

元「関心空間」の日記(引っ越し後バージョン)です♪

それ、そもそも「外箱」でしょ❓ ─── 「Amazon流」に倣(なら)う通販業界、この省資源時代に「過剰梱包」の理不尽。

2018年10月26日 | 日記
先日、Amazonさんで電気ポットを買った。厳密には、「アマゾンに出店しているソフマップ通販」で買った。

で、皮肉なもんだが(アマゾンの荷物は配達しない❕ という路線変更が一時期 話題となった)佐川急便さんが今回、注文商品を届けてくれた。

…が。

開梱する前に、箱【↓画像左】を見て先ず思った。「結局、アマゾンみたく箱に入れてくるんだァ」…と。 《ビックカメラ/コジマ/ソフマップ・グループ》共用の「通販 段ボール箱」を開けると……やはり、その中に商品の「外箱」。
 

Amazonが小売業界深く進攻する前、世間一般的には「メーカーが出荷時に詰めた外箱小売店頭からの最終"お持ち帰り"梱包」であった。それをまた(ひと回り大きな)箱に入れて客に渡す、なんて聞いたコトがなかった。

もちろん、缶ビールの6本パックが、さらに24本入りの段ポール箱に入るコトはある。これは4パックで商品1箱、と単位数が違うワケだから理解できる。しかし、1個の商品外箱を、1個の段ボールに入れるとはナンたる無駄な(=余分な)梱包か。

と言うと、きょうびの平成児諸君は「だって二重にしないと(メーカーの)外箱が汚れたりキズ付くでしょ」と言うのだろうな。しかし現に❕ 昭和の世までは、汚れたりキズ付く場合もあり得ると客の側が許容した上で、メーカー梱包のまま顧客に渡したり、そのまま伝票ペタっと貼って配送に出していたのだ。

大型家電店ともなれば、セール品は外箱に入った状態で↓山積み。買い手が付いて(配達に回すだけの商品の箱には)《売約済》の赤札シール、とか今でも やってるんじゃないのか❔


で、何とか手に提げられる重量の商品である場合、しばしば、公共交通機関で持ち帰ろうとする客もいた。そうなると店員はメーカー外箱の周りをササっと(実に手慣れた感じ🎵で)結束ひもで結わえ上げ、上部に《手提げフォルダー》なる持ち手を取り付けてくれたもんだ。そういう風景、今じゃ絶えてしまったんだろか❔❔


個人的にはショッキングな話だが、それはともかく、Amazonが何でもカンでも「あまぞん箱」に重複詰めして送るのは、破損&汚損事故の回避、ドライバーに「アマゾンの荷物だ丁寧に扱え」とワカらせる、発送時の大量チェックの便宜……等々の理由が推測し得る。

出来れば、「それだけの理由」であってもらいたいモノだが。しかし多方面で「モンスター・クレーマーな人種」が増殖する昨今、やはり「外箱の小傷にもヒステリック&粘着質に苦情を言ってくる野郎」も増えてるんじゃないか……という気がしてならない。

単に購入者が几帳面とか偏執病、って意味でなく。

平成の世はあらゆる商品に買取業者が存在し、メルカリとかの個人間売買ルートも成熟してきたから……結果、「売ることも想定して買う」人がかなりの割合になってそう。そーゆう人種は商品の開梱後、外箱も捨てずに保管するのは当然のこと、見栄えもキレイなままにしときたい、という発想にコダわりがちなんじゃないか。そーゆう風潮で(何もかもがAmazonを追っかけ)今さら、過剰梱包が「納品時のマナー」と化してしまうのは寒々しい話である。

=了=


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-03-15 09:56:15
2重梱包ドライバーによる窃盗防止も兼ねてますよ
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