ＶＷだけじゃないぞ!? ケンとメリーのアンチウイルス …… ドイツのセキュリティ対策大手、アビラ社にロゴ盗用疑惑がっ☆

ドイツの、ブランドもブランド、"超ブランド"たるＶＷ社にして、今回の"インチキ"スキャンダルには世界じゅうがビックリですね。

さて、ならば同じドイツでＡＶＩＲＡ。

と言えば、ご存じ〈赤い傘のマーク〉ですが････あれは日産スカイライン、７０年代の≪ケンとメリー、愛のスカイライン≫キャンペーンのマークに似てますよね(笑)　特に、１年か２年前マイチェンする前の、赤い四角の無いバージョンのやつ【→画像：上】。柄の先の曲り具合と、傘の部分の比率とか、全体の微妙な比率感が"偶然の一致以上"のよーにも思えて。

少なくとも、佐野さんの"改修後の"某五輪エンブレムに ベルギーのデザイナーが『盗作だ！』と訴えてる件よか、よっぽど（こっちのが）盗作っぽい＾＾；と思えるのは、自分だけでしょうか。

ちなみに、ともに「赤い傘」。

日産のこのキャンペーンの場合は、"愛"、"お熱い"、"相合(あいあい)傘"…などの連想を込めての「赤色」使用なのでしょうが、赤い企業ロゴは現在、日本の自動車メーカーに多い。

お気づきでした？　三菱(のダイアモンドマーク)、ダイハツ、スズキ(のＳ字マーク)、イスズ、ホンダ、トヨタ …… これらは揃って「赤」。マツダ、スバル、日産の「黒、青」は少数派です。「赤字」って、フツーに"縁起悪そー"な選択なのに、なぜ？？？

プロダクトとカラーリングの妙、で連想されるのは〈北欧デザイン〉。デンマークの色彩研究サイト《Farvesymbolik》によれば、赤を基調とした企業ロゴは「エキサイトする感情、若々しさ」を表しているんだとか【画像※：下】。

　※画像出典：www.farvernesbetydning.dk

そう言われりゃ日本には、まさに"そのもの"の「活気ある若さ」を形容する表現＝「血気盛んな」という言葉がございます。

関心空間的にも、新東京五輪のロゴ創り合戦してみりゃいーのに＾＾；…ってコトで、中年ニート代表？案を描いてみましたｗ

<2015-09-17 20:00 に初掲>

はい、安直至極です。ズブの素人がイカにも思い付きそーな発想から１案、ネットに投じてみましょうよ（苦笑）ってえワケで。

今このタイミングで"五輪を日本へ呼ぶ"、という（＝全世界に向けて発信する）根拠の中に、"東日本大震災から立ち直った日本を見てほしい"というのがあります。これには、"ウソつけ。少しも立ち直ってないじゃないか。市民生活の犠牲の上に虚栄の祭典を催すな！"という批判も根強くあります。

反対・賛成含め、２０２０年五輪は“津波に今も揺れるニッポン”から逃げる、もしくは隠して浮かれるよーなロゴを掲げるべきでない。

おっさんは、そこに作成コンセプトを据えたいと思いました＾＾。

で、まずは『津波のイメージ』。それは世界的にも広く知られた、あの！葛飾北斎による冨嶽三十六景、その中の『神奈川沖浪裏』！　が最適でありましょう。

このダイナミックな“猛る大波“── 周りを海に囲まれた日本列島民が、これからも未来永劫、付き合って行かざるを得ない”大洋の脅威”の絵柄を簡略化して切り取ります【→ 画像：中】　で、この波を”跳ね返す”という意志を、サンプリングした同パターンの『左右反転』というカタチで表します。

で、そのカタチを５枚、円周上に巡らし、さらに日の丸の（中央の赤い）真円で“くり抜き”ます。　ナンとなく、サクラの花びらっぽいイメージが現れます。サクラは“再生の象徴”。津波被害からの再起の祈りにも通じます。

そして最後の仕上げに、この“サクラの花っぽい津波の絵柄”を、半分ズラして１０枚の“ひら(fan)、ひれ(fin)”の造形に発展させます。

おー、ナニやら“かざぐるま”っぽい？イメージが見えてきました♪　おっさん的には 手前味噌ながらGooood☆でございます。輪廻再生、弛(たゆ)まざる前進…　パっと見、世界的イベントのロゴとしちゃ線の細い可憐な絵柄ではあるけれど、草食民族の“強さ、不屈さ”が滲みます。もちろん、グローバルな”持続可能な世界、持続可能なスポーツ”の理念にも通じ、ガンガン行くことだけがスポーツの醍醐味じゃない。もっと高次の、健全で純粋な切磋と競い合いを目指そう！という高潔さが薫ります。

そも、ギラギラした原色だけが〝強い〟んじゃない…というデザインポリシーは、1964年五輪の、あのエンブレムに立ち還るコトにもつながりませんか？　ですよねー？？

以上、勝手きままな“ド素人の”拙案プレゼンで ごぜーやしたｗ　長々と駄文、ご閲読に感謝申し上げます（拝）