自宅で仕事しているときは、いつもお気に入りのメルボルンのFMを聴いています。
DJの話題といったら専ら、「夏休みは終わり。子供たちが学校に戻るねー」。CMでは盛んに、フジツウやミツビシのクーラーが「在庫一掃。この夏に、まだ間に合う!」みたいな宣伝をしています。
間違いなく、イヤフォンの奥にある世界はリアルに「真夏」のまっただなか☆ ですよん。
「季節」などという現象は、ヒトの身体があまりに小さいゆえの「錯覚」。単に、自分がたまたま地球というボールの日なた側にいるか、日かげ側にいるかの違いでしかない・・・ラジオはわたしの目では届かない視界を補い、こういった(ミクロ世界に縛られそうになる)錯覚をリアルタイムに正してくれます。
まあ、そんな南半球の空気を嗅がせてもらっていると、ですよ。マクドナルド店が「ダブルチーズバーガー」を2ドルぽっきりで♪ みたいなCMが聴こえてきました。それ、(日本で言ったら)いくらなんだろう? と思って電卓を叩くと、約165円。通常価格が2.15ドル(180円)と言いますから、それほど割安感はない^^;んですが、それでも常日頃から、オーストラリアじゃ日本より3割以上「ダブルチーズバーガー」が安い、ワケでございます。
じゃTPPに参加したら日本でも「ダブルチーズバーガー」が180円で食えるか、というと、それは絶対にないでしょう。多国籍展開しているマクドナルドのよーな企業体は、細かいテリトリー制を敷いて適価適所なプライス設定をします。こーゆう事業者の商品やサービスは、市場開放があっても彼ら複合体の経営基盤が強化できてニンマリするだけ。個別のテリトリーで消費者に浮いたおカネを還元して回るたァ、とうてい思えません。
そもそも、オーストラリアで「ダブルチーズバーガー」が180円ってコト自体^^;どーかと思う。あちらの食材料の原価水準を考えたら、(広大な国土ゆえの配送コストを差し引いても)120円くらいで?元が取れそうです。いや、単にイメージとして、ですよ。別に「明確な」根拠はないですけど(笑)
とまー、そんな話はさておき。
TPPにさえ参加すりゃ、日本の国内事業者は「季節変動リスク」を減らす大いなる機会を与えられます。しか~し、結局は「先に多国籍化して肥えていた連中」の(物量に勝る)攻勢に遭い、苦しかった経営が環太平洋市場に救われる、といった起死回生のシナリオは掴めないのでは。仮に日本トータルの懐が(TPPの恩恵で)豊かになったとしても、そこに生きる市民らの所得格差は一段と悪化し、今以上に荒んだ光景が現出するような気がしてなりません。ほへぇ~。
DJの話題といったら専ら、「夏休みは終わり。子供たちが学校に戻るねー」。CMでは盛んに、フジツウやミツビシのクーラーが「在庫一掃。この夏に、まだ間に合う!」みたいな宣伝をしています。
間違いなく、イヤフォンの奥にある世界はリアルに「真夏」のまっただなか☆ ですよん。
「季節」などという現象は、ヒトの身体があまりに小さいゆえの「錯覚」。単に、自分がたまたま地球というボールの日なた側にいるか、日かげ側にいるかの違いでしかない・・・ラジオはわたしの目では届かない視界を補い、こういった(ミクロ世界に縛られそうになる)錯覚をリアルタイムに正してくれます。
まあ、そんな南半球の空気を嗅がせてもらっていると、ですよ。マクドナルド店が「ダブルチーズバーガー」を2ドルぽっきりで♪ みたいなCMが聴こえてきました。それ、(日本で言ったら)いくらなんだろう? と思って電卓を叩くと、約165円。通常価格が2.15ドル(180円)と言いますから、それほど割安感はない^^;んですが、それでも常日頃から、オーストラリアじゃ日本より3割以上「ダブルチーズバーガー」が安い、ワケでございます。
じゃTPPに参加したら日本でも「ダブルチーズバーガー」が180円で食えるか、というと、それは絶対にないでしょう。多国籍展開しているマクドナルドのよーな企業体は、細かいテリトリー制を敷いて適価適所なプライス設定をします。こーゆう事業者の商品やサービスは、市場開放があっても彼ら複合体の経営基盤が強化できてニンマリするだけ。個別のテリトリーで消費者に浮いたおカネを還元して回るたァ、とうてい思えません。
そもそも、オーストラリアで「ダブルチーズバーガー」が180円ってコト自体^^;どーかと思う。あちらの食材料の原価水準を考えたら、(広大な国土ゆえの配送コストを差し引いても)120円くらいで?元が取れそうです。いや、単にイメージとして、ですよ。別に「明確な」根拠はないですけど(笑)
とまー、そんな話はさておき。
TPPにさえ参加すりゃ、日本の国内事業者は「季節変動リスク」を減らす大いなる機会を与えられます。しか~し、結局は「先に多国籍化して肥えていた連中」の(物量に勝る)攻勢に遭い、苦しかった経営が環太平洋市場に救われる、といった起死回生のシナリオは掴めないのでは。仮に日本トータルの懐が(TPPの恩恵で)豊かになったとしても、そこに生きる市民らの所得格差は一段と悪化し、今以上に荒んだ光景が現出するような気がしてなりません。ほへぇ~。