写真は、ちぃとねねです。
ねねは今年、11歳になりました。
ここまで大きな病気は、8ヶ月頃に発病した、「汎白血球欠乏症」のみ。
ウィルスが原因で、白血球が激減し、仔猫だと、
致死率が高く、1日で死ぬこともあるといわれている病気で、
ねねが発病したころは、特効性のある薬がでたばかり。
かかった病院でその薬で助かった症例は、3つしかない、と言われましたが、
藁をもすがる思いで、その治療をすることになりました。
この薬を、3日間投与して、水を1口でも飲めるようになったら、
助かる見込みがありますが、
脱水症状等も進み、水を飲む体力が戻らなければ、
諦めてください、と言われました。
ご飯も水も、丸2日間、口にすることができずにいた、ねね。
でも、薬が効いて、
投与2日目に、水が飲めるようになりました。
その後のねねの快復振りはすごかった。
たまたま、実家に一緒に帰ったときに、病院にかかって、
3日間の治療の3日目に、また牧場に戻らなければいけないことを
獣医さんに伝えると、
こちらの最寄の病院で、継続治療ができるように、
治療内容を示す書類を書いてくれました。
それから1週間くらいが経ち、
ねねは完全に快復したように見えましたが、
一応、検査をしに、最寄の病院に行きました。
で、今までの経緯を説明したら、
獣医さんは、一言、こう言いました。
「ありえない。」
汎白血球欠乏症を発症して、10日程度で、こんなに快復するなんて、
ありえない、と。
そして、
「検査も治療も、必要ありません。」
あれから10年。
ねねが病院にお世話になったのは、
去年、すずやちぃが来たときに、
耳ダニ駆除したときだけ。
ねね、いつまでも、健康で、長生きしてね