すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

炊飯ジャー

2008-09-17 21:11:32 | うちのキヨちゃん
 先日うちの炊飯器が壊れた。壊れたといっても蓋の止めが壊れただけだったので、瞬間接着剤などで試してみたが直らない。修理に出すことも考えたが、いっそ買い換えようということになった。
 とりあえず翌日のご飯から困るので買いに行こうと思ったが、ちょうど友人Aちゃんが買い物に出ていたので電器屋さんからリサーチして貰った。値段も種類もピンからキリまであったが、今使っている物のレベルは守りたい。お買い得商品で2万円を切るくらいだった。
 「だいたい2万円くらいやって。」
そう告げるともったいない党のキヨちゃんが拒否した。確かに高いとは思うが、以前に父のご飯用に小さい炊飯器を買った時、それほどひどいものではなかったのだが、
 「おいしく炊けない」
という理由で、それきり飾りになっているという経緯がある。だから、値段だけでは選べない。
 それでも納得しないキヨちゃんは近所の電器屋さんにリサーチした。当然量販店より安いはずもない。
 夜父に買いなさいと言われて、ようやく納得したキヨちゃんは
 「Aちゃんに炊飯器頼んで。」
と言い出した。・・・。Aちゃんは電器屋さんじゃないですから。電器屋さんに住んでもいないですから。いつまでも電器屋さんで待ってはいない。
 それからしばらくは、テープで補強して炊いてみたが、湯気で剥がれるし吹きこぼれもすごい。圧力がかからないので蓋がきちんとしまるように、上に物を置いてみたが安定感がなく無理だった。キヨちゃんに到っては、指で押さえる始末。これも危険である。
 結局今日私が買い物に行った。Aちゃんがリサーチしてくれた物はどうやら売れてしまったようだった。何軒か回ってようやく値段と内容の納得する物をゲットした。びっくりなのはいいものだと8万円を超える物があった。ど、どんなご飯が炊けるのだろう。
 さてキヨちゃんはあれほどぐずぐず言っていたくせに、嬉しそうに炊飯器を持ち歩いて父に見せていた。
 さあ、おいしいご飯が炊けるかな?

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コメント (7)
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