すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

お正月休み終了

2015-01-03 21:41:23 | ひとりごと
 年末から四連休もあった今年のお正月だが、それも今日で終わりである。のんびりもいいが、年末から髪も切って無いので美容院にも行きたかった。
 行きたかった店はまだお休み中で、その後の私の休みは予定が入っているので、とりあえず違う店で予約の取れるとの所を探した。すると運よく空きがあり、朝風呂の掃除も後回しにしてとにかく出掛けた。
 美容院そのものが去年の夏以来じゃないだろうか。確か退院後にすぐに友人に連れて行ってもらったのと、その後夏に自分で違う店だが行ったのと。カラーはカラーリング剤で近所の理容店で染めてもらっていたし、前髪は自分で切っていた。だから本当に久しぶりである。
 久しぶりにストレートにしたが、長くシャンプー台に横たわるのが、結構腰や背中にきつい事に気付いた。寒い時期は油断できない。
 帰りに買い物して、キヨちゃんと遅いお昼を食べた。夕飯を何にしようか買い物の時から悩んでいた。まだお正月だから何かしらしたかったのだ。くりりんの食べたいものから、すき焼きとマグロ丼を天秤にかけ、すき焼きならいつでも食べられるとマグロにした。
 帰ってから明日のためにおでんの仕込みをしているとくりりんからメール。
 「早上がり。忙しい時の調整もあって。明日はその代わり8時。」
時計を見ると14時半ちょっと過ぎ。
 「母さん、くりちゃんもう帰って来るって。お祓いどうする?」
と急いでキヨちゃんに相談した。
 実は町内に有名な神社があって、去年は家族みんな病気や怪我が続いたので揃ってお払いして貰おうと話していたのだ。ただ、二人のお休みがなかなか合わないし、くりりんのお休みは直前まで分からないので、合わない場合はキヨちゃんと二人で行こうと話していたのだ。
 だからこんなチャンスはないと、戻るのを待って行くことにした。事前に神社に電話すると16時までに受け付ければ大丈夫との事。
 ただ、お神酒を買おうにも近くのお店が休みで、無理を言って勝手口に用意して貰い行きがけに立ち寄った。
 神社は駐車場から300メートル位はあったので、ちょっとキヨちゃんを心配したが、手を引いてしっかりと歩く事が出来た。
 受付をして順番にお祓いを受けたが、四国以外から来ている方もいてびっくりした。順番にお払いして貰い、自分たちの番が終わると後ろの方たちと交替した。後ろに回ったところで、終わったと思ったキヨちゃんが恭しく頭を下げて神殿から出たので、慌てて後を追って、
 「まだだからちょっと待ってよ。」
と小声で伝えた。他の方も終わったのかどうか小声で確認していたのか、
 「まだですから静かにお願いします。」
と神主さんに軽く叱られる。
 キヨちゃんはそのまま中に入らず、神殿の階段でいたので心配でヤキモキした。何しろ中にいても入り口近くはかなり冷え込んだからだ。神社の奥さんも気遣って中に入るように言ってくれたようだが、タイミングを逃したキヨちゃんは、そのまま外にいた。
 終わってから冷え切ったキヨちゃんの手をとって歩いたが、お払いが済んだ事でキヨちゃんは晴れ晴れとしていた。
 家に着くと真っ先にお風呂を入れて温まってもらった。夕飯のマグロ丼はキヨちゃんにも大好評で、珍しく味噌汁を残しただけで小丼一杯のマグロ丼と茶碗蒸しを平らげた。
 今年は本当に家族揃って元気で怪我も病気も無く過ごしたい。

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コメント (4)
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