すずしろ日誌

介護をテーマにした詩集(じいとんばあ)と、天然な母を題材にしたエッセイ(うちのキヨちゃん)です。ひとりごとも・・・。

山の中の運転

2015-01-14 20:53:19 | ひとりごと
 うちの田舎は結構な山が多い。勿論、もっと凄いところもあるだろうし、雪に関して言えば、多い地方なら私たちでは太刀打ちできないと思う。しかし、それでも、山で仕事をする事は運転技術が必要である。
 私はどちらかというと、運転には自信が無い。それでも、急な坂道や狭いところを運転しないと、担当様を訪ねる事が出来ない。
 入社して最初の頃、ヘルパーさんに着いて行って驚いたのは、くねくねと登るだけでも結構な感じなのに、そうではなくて、前進とバックを何度か繰り返しながら坂道を登った時だった。絵に書いたら本当にギザギザ模様の坂道である。つまり、コーナーが回りきれないので前進とバックである。
 また、道からの下りがきつ過ぎて、下が見えなくて一瞬視界がら消える事もある。こういう場所は、タクシーなどはお腹を摺るので下りられない。まあ、車はおろか人間でさえ危なげな道も存在する。
 そんな山道で、私などはどうしてもなら少し遠い所に止めて歩いてもいいのだが、時間で動くヘルパーさんはやはり近くまで乗るわけで、しかも時間内に移動するのだから凄いと思う。
 今日、訪問した家は、私の中ではまだ平気な道だったのだが、初めて訪問した調査員さんはとても怖かったようで、帰りは動かすところを見ていてくれと頼まれた。多分、自分の車なら大丈夫なのだろうが、公用車をぶつけたらえらいことだと緊張もしたのだろう。
 その坂道を私はゆっくりと降りる事が出来るのだが、その家の人は、結構なスピードで下っていく。流石である。
 山の中で運転が上手になっても、それが国道で生かされるかどうかは別である。それでも、山道の運転は凄いと思う。

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コメント (4)
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