今日から11月です!!
カレンダーはあと1枚。いえ2か月毎のカレンダーだとあと0枚、つまり今年はこれでオシマイです。
とにかく1年なんてあっという間。年々早く感じられます。
これは私だけでしょうか?
さて、今回紹介する喫茶店は晴海通りの近くにある「ルノアール」。
お店は2階にありますが、大きな窓からの見晴しがすばらしい。
今しがた雨の上がった夕昏れの大都会の風景がすごく好きなんです。
新橋演舞場で「10月大歌舞伎」を見て、劇場前にある宮本亜門さんのお父さん(86歳)がやっているコーヒー店に寄るつもりでした。
ですが、値段は安いのですがコーヒーの味がイマイチなんです。
なんでも新橋演舞場の楽屋へコーヒーの出前が今も多いらしい。
宮本亜門さんが幼少のころから劇場へは木戸御免だったという。
新橋演舞場に出演している役者さん達は珈琲オンチなんですかね。
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さて、「ルノアール」は新橋演舞場から徒歩で2分程度。
お芝居を見たあと、何も考えずボケっとしている時間も大切です。
「木挽町」とタイトルに記しましたが、それはひと昔も前の町名。
その頃は、川口松太郎の小説によく登場する築地川という色っぽい名前の川が流れていました(←いまは埋め立てられていますが)。
それに和光の時計台がある銀座4丁目の交差点は、その頃は尾張町の交差点と呼んでました。
当時はもちろん『君の名は』で有名になった数寄屋橋、日劇もありました。
ところで注文したのが レモンアイスティー。
コスターのデカイのにタマゲましたが、それよりも驚いたのは、お客さんの大半がi-padを使っています。
ケイタイを使っている私は時代遅れのような感じがして恥ずかしかったです。
さすが銀座のサテンだとは思いましたが、世の中は確実にハイスピードで流れています。
昨日は日本橋の三越劇場で、新派の『滝の白糸』、本日は新橋演舞場で歌舞伎。観劇のはしごです。
ご存知かと思いますが、東京・歌舞伎座は現在建て替え中。ですから歌舞伎は200㍍ほど離れた新橋演舞場で歌舞伎公演をしています。
私はどちらかというと築地に近い「新橋演舞場」のほうが好きです。
もともと新橋芸者さんの「東おどり」のために建てられた劇場。あたりは色町らしく「金田中」(← 一見さんお断り)をはじめ高級料亭が軒を連ねています。
現に「人力車」が劇場前で待機してました。
ここには、まだ「江戸の粋」が息づいているような気がします。
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