おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

決意の朝に

2009年12月13日 02時47分04秒 | 気づき
 今日は僕がSOHOのバイトでお世話になっているスペシャルカラーズという劇場の、スタッフ業務をこなしてきました。
 夜11時過ぎまでの仕事で、しかも電車が遅れて、そっから家に帰り風呂に入ったあとこの記事を書いているので、この時間の更新になっています。

 今日、少し生き方を変えるきっかけに出会いました。
 それはたぶん、今付き合っている彼女と無関係ではなく、というよりやっぱりむしろ、彼女と生きていく為に、僕は新しい生き方に気付いたんだと思います。

 僕は今まで、誰の目から見ても幸せに見えるような生き方を求めていたんじゃないかと思います。
 その例として、僕が真っ先に思い浮かべるのは、唐沢寿明・山口智子夫妻。
 あんな感じの誰も文句の付けどころのない、人生のひとつの形を、僕は目指してきたんじゃないかと思うのです。(まああのお二人には、なぜかお子さんがいなくて、そこだけがなんとも言いようのない不安感があるんですけれどもね)

 僕は、そういう生き方をすれば、周りにいい影響が出るんじゃないかと思ったんですよ。
 僕は昔っからそうだった。
 「特別」な存在になりたかったんです。
 幸せになるにしても、ただ幸せなだけじゃ納得できない。
 周りの人も巻き込んで、全員を幸せに出来るような生き方を、僕はしたかったんです。

 それは不遜な考えでしょう。
 ひとりの人間の身には余る思想ではないかと思います。
 それでも、そうなりたいと思いながら生きていれば、生き方のベクトルが、他の人たちにもいい影響を与えて、みんなで幸せになれるんじゃないかと、思ったわけなんです。

 そんな生き方にある種の自信を持ち始めていた時、僕に恋人ができました。
 彼女はいろんな悩みを抱えて生きています。
 そんな彼女を僕は幸せにしたい。
 今日彼女の好きなアクア・タイムズ(綴りがわからん~)の『決意の朝に』を帰りの電車で聴きながら、僕はずっと彼女のことを考えていました。
 彼女は今、体調が悪いらしい。
 それは、僕と遊び過ぎて疲れて、それでも彼女が自分のやらなきゃならない勉強もこなそうとして、無理が出て体調が悪くなったんじゃないかと、僕はとらえています。
 そうか、彼女は、僕と遊んで疲れるんだな、と。
 正直な話、僕も彼女と話すと疲れるし、そっから元の調子に戻るまでは少し努力が要ります。
 これは、僕たちの付き合い方に問題があるんじゃないかと思ったんです。
 もっと言うと、僕が、パートナー・恋人というものに対して持っている固定観念みたいなものが、僕達が付き合うときに、何かしらの影響を及ぼしているんじゃないかと思ったのです。

 だから僕は、その固定観念を捨てようと思いました。
 それはこれまで持ってきたポリシーを捨てる、と同義です。
 どっから見ても優良な付き合いは、もう要らん。
 もし誰かが僕らを見て、眉をひそめるようなことがあっても、僕らが幸せなら、健康なら、それがいいんです。

 僕は今までいろんな判断を、比較的ゆっくりとおこなってきました。
 それはいつも、いろんなバランスを考えて、最良の判断を行動に移したいと思っているからです。
 これからはもっと、それを反射的に行うようになるのではないかと思っています。
 そうすると、今までよりいろんなことができるでしょう。
 そして、今までよりも自己中心的な考えで、行動する事になるでしょう。
 それが、今日入ったスイッチの結果のひとつです。
 シフトした生き方の、答えの、ある一面です。
 そうすれば、彼女ともう一レベル、近付くんじゃないかな。
 そして、彼女が僕と一緒にいる時、気を使わなくて済むようになるんじゃないかな。
 だから僕はそのスイッチを今日押しました。自然に。いつの間にか。
 彼女の事を心底想ったから。

 いろんなことができるようになると、生活の回転が速くなります。
 すると、人間ですから、疲れます。
 そういう時は、いつだったか、ぎんなんさんが忠告してくださったことを思い起こします。
「疲れたら、休む」
 僕の中では、あの時のぎんなんさんのコメントは、こういった形で、心に刻み付いていますよ。
 休めば、また復活します。それもそれこそ、人間ですから。

 青臭い夢は消えていきますけど、もしかしたら、それは昔抱いていた夢と今の自分が同じものになっている、ということなのかもしれませんね。
 人間に成るって、そういうことなのかも。

 幸せって、見るもんじゃない、成るもんなんだ。


   *  *  *


○よかったら下のバナーをクリックしてやってくださいませませ。

にほんブログ村 小説ブログ ライトノベルへ
にほんブログ村