おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
いろいろ活動してます
そのうち、みなさんにお目にかかれたらうれしいです

浜離宮の紅葉。

2008年12月08日 22時35分06秒 | 写真

(この記事の内容は12月7日の日曜日のことです)

 

 行って参りました、『浜離宮』。
 JR京浜東北線「浜松町」駅から徒歩15分少々(?)。

 ものぐごく広い草原と、道と、池と、林。

 最後には『大江戸太神楽』という大道芸の一種(?)も観られて、
「満足じゃ~」な1日でした。^^

 

胃腸並木

 浜松町駅の改札を出てしばらく歩くと続いているイチョウ並木。
 もうだいぶ葉は落ちています。

絨毯みたい。

 

 浜離宮に入場。

広い!

 だだっ広い!
 果てしなく続く芝生と森。

綺麗な紅

 これは入って最初に見えた『紅葉』。
 綺麗な「紅」ですねえ。

 でも他の木は結構常緑樹が多いんです。

 

 ほんの少し歩くとこんなものが。

『軍神』の云われ
軍神のお姿

 『軍神』の銅像だって。
 かっこいい。持って帰りたいです(笑)。

 

皆から注目を浴びる猫

 軍神のすぐ前に黒猫がいました。

「なんでこんなところに!?」

 と、一斉に注目の的に。

 太ってました。

「みんなから餌もらって太ってるんだよ」
 とか
「妊娠してるんじゃ?」
 と勝手な憶測が飛び交う(笑)。

 

 突然ですが、家を出た直後から喉が渇いていたのです。

 ところが自販機で買おうにも小銭がない。

 というわけで入場料を払ってようやく小銭が発生し、
園内の売店の自販機でファンタを買い、飲んでいました。

 そこで気付いた浜離宮 客層分析。

 とにかくカップルが多かった。

仲の良さそうなカップルその1

 クリスマス近くという時期柄でしょうか。あっちを見ても、こっちを見ても。

 それから目立ったのは、おば様たちの団体客。

 僕みたいなのはあんまりいなかったなあ。
 でも売店前で一人歩いてる女の子を発見。
 それで少し安心。(それにはあまり意味は無い^^)

 

 売店からは、大きな池が見えます。

 パンフによると、東京湾の海水をひき入れているらしい。

 向こう岸に、綺麗な赤い葉をつけた木が見えます。

紅い木

 水面には、鴨でしょうか、沢山の鳥が見掛けられます。

鴨ちゃん!?

 池に架かった橋を渡ると、中島にお茶屋さんがあります。

中島茶屋

 なんかいい感じ。こっちで飲んでもよかったな、と。

 

 中島を抜け、池の向こう岸に着きます。

紅い木Ⅱ

 トイレに行きたいことに気づき、池の岸をぐるっと回ってトイレまで行くことにします。

 岸を回るということは、上の写真の真ん中に見える
赤くなった木の前を通るということ。

 というわけで、

黄色い木

 ……これは違います、この木の葉は黄色いのです。綺麗ですが。
光の加減がいい感じでキレイに見えます。

こっちが向こう岸から見えた、紅い木。

 こっちです。
 見事でした。見事な紅葉。芝とのコントラスト。これを見に来たんです。

 余談ですが、隣では松の手入れをやってました。

松職人と松

 で、トイレまでの道のり。
 少しさっきの売店の方まで戻ることになります。ぐるっと。
 また広い野っぱらが続くのです。

のべーと広い野原

 あら、自分の影が。( ̄□ ̄;

 

 トイレで用を足し、そこで場内放送が聞こえました。なんだろ。

「14時半より、『三百年松』の前で大江戸太神楽が催されます」

 とのこと。
 今は14時ちょうどくらい。
 三百年松は、『大手門』の出入り口の前にあるらしい。

 じゃあこのまま園内をぐるっと一回りして、大手門にたどり着いた頃には、
14時半になってるでしょ。
 時間的にも丁度良いし、それなら気分良く帰れる。
 それに決定ー!

 

 『鴨場』のほとりを通り、林の中へ入る。

 そこにはこんな風景もありました。

林の中の風景

 鴨場と、向こうに紅い葉をつけた木。
 鬱蒼とした林の中から見える風景。

 とりあえず『梅林』を目指し、一路林の中を抜ける。

 林の出口辺りではこんなけもの道になる。

うお~、虫降ってこないかな

 とーぜん『梅林』の梅は葉っぱひとつ残っていない。

 ところがそこに綺麗な赤い花をつけた木が見えた。

ツツジ?の木
ツツジ?のアップ

 花のアップ。
 風があったので少しぶれた。
 しかもこの写真、横向きのままでした。-_-;;

 

 三百年松を目指し急ぐ。

 『お花畑』に入る。

 ここでは春は「菜の花」、秋には「キバナコスモス」が咲き誇る
らしい。

 今の時分はこんな感じ。

菜の花畑、冬近し

 春の菜の花畑の準備をしています。

 ヨッてみた。

秋の菜の花、アップ

 ……なんてしてる間に、三百年松はもうすぐそこ。

 で、これが三百年松。

三百年松。

 横に広い松だった。

 

 みんな三百年松の前に集まってベンチに座ったり、松を眺めたりしている。

 でもベンチと松の間は意外と狭い。
 どこが「舞台」になるんだろう?と思っていると、

「はい皆さんこっちですよ~」

 意外にも出演者の声は背後から聞こえた。

 えぇっ? あぁそっちかー

 振り返り、赤い服を着た男女二人のペアが現れた。

 

 とんてんしゃんしゃん♪
 和の音楽がかかる。

 出し物が始まると、お二人はさすがに舞台慣れしている様子。
 単純に芸だけでなく、話も笑いを誘って面白いし飽きさせない。

 結構声を上げて笑ってしまった。
 拍手もたくさんした。

太神楽「よっ」1
太神楽「よっ」2
太神楽「よっ」3
太神楽「よっ」4

 口にくわえているのは太鼓を叩く時に使う「バチ」に噛み口をつけたもので、
その先っぽに3千4百円の土瓶を乗せてバランスをとる。

 けっこう「神技」である。
 この事を家に帰って父に話したら、
「あぁ、染之助・染太郎もそんなことやってたよ」
 だって。
 今調べたら、染之助・染太郎も太神楽の曲芸師なのである。
同じなのは当たり前なのだ。

 そして、バチの先に乗っけた土瓶を、縦に一周回す。
バランスだけで蓋をとり落とす。
 あごとおでこ(てか眉間?)に一本ずつバチを立て、土瓶をその間移動させる。

太神楽「よっ」5
太神楽「よっ」6
太神楽「よっ」7

 と、ここで観客参加型演芸。
 独楽(コマ)回しの登場である。

「あなたに決めてました!」

 女性の方の演者が一人の男性を指名する。

「ちょっと貸してくださいね~」
 いちおう一緒にいた彼女さんに断って「舞台」へいざなう。

 一本の釣り糸がある。
 それをツーっと伸ばし、片方をその観客が持つ。

 もう片方は女性の演者が持ち、独楽を綱渡りさせるのである。

「この独楽の値段は三万六千円します。
これが落ちて、真ん中のこの通っている棒が少しでもずれ曲がってしまうと、
演芸用としては使い物にならなくなってしまいます。

お客さんよろしいですね?
簡単です、糸を伝ってくる独楽を3、2、1でつかめばいいんです。簡単でしょう?」

 ものすごいプレッシャーである。
舞台上の男性は苦笑いするしかありません。

 観客も笑っているが人事じゃありません。
 この男性が落っことしたら「台無し」であります。げ~
 責任重大。;;

太神楽 独楽

 逆光で見えましぇ~ん;;
 見えますか? 二人のちょうどあいだ辺りにある独楽。
 二本木が寄り添っている左の方の木の前に、独楽。

 ……結果は、見事成功!
 3、2、1 で
しゅるしゅると音が鳴りそうな様子で男性が独楽の上部の棒を掴み、
見事キャッチ!

 

 それではラスト!

 男性の演者がなが~い棒を取り出し、その先にコップを取り付けます。
 コップの中には水が入ってます。

 その棒を水がこぼれないように立てます。

 最初は親指の先に立てます。

 それでもすごいのに、最後は両手に張った釣り糸の上に
棒を立てます(!)

太神楽 ラスト

 写真じゃ分かりにくいんですが、
おぉ~~~っ って感じでした。

 拍手喝采。

 でもこのお二人、浜離宮からはギャラ貰ってないんですって。
そう言ってたんですよ。ほんとに。

 だから投げ銭差し上げました。
だって面白かったもん。

 

 この風景は太神楽をやっていた背景にあった木、
その向こうに広がっていたものです。
 ちょっとキレイだったので、撮っといた。

 さて、帰り道です。

 出口を出ます。

 写真は浜離宮を出てすぐの橋の上から撮ったもの。
 なんとなく寂しげなので撮ってしまった。

 行きは浜松町からでしたが、帰りは新橋駅から乗ります。

 というわけで写真は汐留。

 何かのステージ? セットみたいだけど……?

 

 さてさてほどなく新橋に着き、電車に乗り込みます。

 これで今年の紅葉は観た。そして見納めかな。

 秋の終わりに。

 『浜離宮恩賜庭園』での小さな旅でした。


最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今度入れるといいですねぇ よっぱさんへ (おっちー)
2008-12-11 15:54:35
 いいところですよ。のんびりしていて。

 回るのもそれほど時間かかりませんし。

 今度会議以外で東京に行くことがあったら、入れるといいですね。

>写真もめちゃめちゃグッドじゃないですか~

 本当ですか?
 嬉しいです~

 今日ようやく収入が入って、明日自分のデジカメを初めて買う予定です。
 たぶん安いのを買うんですが、写しやすさがまったく変わってくると思うので、楽しみにしています。
 折をみて写真の勉強ももっとしてみたいと思っていますよ。

 では。
返信する
ここ… (よっぱ)
2008-12-10 10:00:41
東京に会議で行った時に、会議場によっては前を通ることも多いんですが、一度も入れたことがありません(涙)
だって、会議時間と開園時間が思いっきりかぶっているんですもん…

いいところですね~入ってみたいなぁ♪
写真もめちゃめちゃグッドじゃないですか~
池や運河の写り込みも上手に撮れてますね~
返信する
逆行もとい逆光 いづみさんへ (おっちー)
2008-12-09 14:32:49
>計算して2時半

 そうだったのかあ!!
 気付かなかった。あれは写真撮影防止だったのか。
 んなわきゃない(笑

 てかいづみさんは光の効果がいい感じだと言っているのだ。
 普通に観てる分にはまぶしいなんて思わなかったです。
 カメラ(携帯)を向けて初めて、
「はっ、逆光!」
 と気付いた(笑

>こんな時間の流れが

 はい、いい感じの時間でした。
 もともと最近緊張感のない毎日なんですが、この日は輪を掛けてほのぼのとしていました。^^;

 そろそろアクセル踏む準備くらいはしないと。
返信する
ポケモンセンター おさかさんへ (おっちー)
2008-12-09 14:18:59
 ポケモンセンターが気になりますっ
 なんですかそれっ?

 ディズニーランドとかサンリオピューロランドのポケモン版ですか?
 「センター」だからそんなに広くないでしょうが。。。

>早速行ったんですねえ

 はい、だって急がないと紅葉散っちゃいますからね。
 その節はご紹介どうもでした。^^
 善は急げというわけで、聞いたその次の時間が空いた日にGO!してしまいました。v ̄▽ ̄@
 なんとか紅葉観れました。お陰さまで間に合いました。


 新宿にはよく行くのに、御苑は前を通るだけで入ったことないんですよね~
 でも明治神宮は部活のトレーニングでマラソンとうさぎ跳び(厳密には『カエル跳び』)などをしに行きました。


 ……ポケモンセンター、今ウィキで調べました。
 本当に浜松町駅のすぐ近くにあるんですね。

 僕中学・高校と学校の通学駅が浜松町だったので、ゆかりがあるのです。
 いつも遅刻ギリギリで、浜松町から走ったなあ~
返信する
Unknown (いづみ)
2008-12-09 10:23:42
豪華写真盛りだくさんのお散歩日記。
こんな時間の流れがあるのかぁ…としばしなごませてもらいました♪

松の下の逆光がいいですねぇ。これを計算して2時半?
返信する
わー (おさか)
2008-12-09 09:20:39
早速行ったんですねえ
いいお天気で何よりでした♪
私は実は、浜離宮の中に入ったことないんです
浜松町の「ポケモンセンター」のみちみち
前を通ったことがあるだけで

兄一家が母と一緒に行った写真を見て
いいなあと思っていたもので、おすすめしちゃいました、あはは
すごくいい感じですね
いつか自分でも行こうっと♪

都心にもいい公園って意外にたくさんありますよね
新宿御苑、神宮外苑、原宿の明治神宮のあたり
あと公園じゃないけど
四谷の迎賓館周辺もいいですよー♪
返信する
そうすごく天気良かったんですよ~ ヴァッキーノさんへ (おっちー)
2008-12-09 01:23:34
 まさにお出掛け日和。
 紅葉見るにはうってつけの気候でした♪

 カメラまだ携帯なもんで、いまいちしっくりこないんですが、デジカメ買うまではこれでなんとかしなくちゃいけません。

 今までは携帯で撮った写真をメールでPCに転送してたんですが、今回からはマイクロSDを買いまして、直接データをPCに流し込めるので作業がはるかに楽に速くなりました。
 1Gで980円で売ってましたよ~。ヤマダ電機LABIは安いです。
 LABIができて、有楽町のビックカメラにも、アキバにも、まったく行かなくなったものなあ。

 浜離宮は、そもそも「徳川将軍家の庭園」なんだそうです。
 その名残で鴨場とかあるんですね。

 竜宮城ったらやっぱり海ですねえ。
 浜離宮は海に面した公園なんですよ。
返信する
ディスカバリージャパン (ヴァッキーノ)
2008-12-09 00:22:33
すんごい晴れ晴れしてるじゃないですか!
カメラの写りもいいですね。
さわやかな風が感じられますね。
浜離宮って、こういうトコなんですね。
ボクは、名前からして竜宮城みたいなトコかと思ってました(笑)
返信する

コメントを投稿