おっちーの鉛筆カミカミ

演劇モノづくり大好きおっちーのブログです
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'96.6.8.

2008年02月15日 07時27分13秒 | 詩集・つれづれ
 触れた 小さなあやまち
 はじけて 輝き失う
 大人、子供…
 つややかな幼さ。
 笑顔はなににも負けない

 無防備に まぶしい
 いま 目の中でこわれそう
 その全方向のヒカリ
 レンズ通さないままで

 風、まるい野原…
 空は文句を言わない
 寝ころんで、また笑う

 周りの空気まで笑ってる
 この渦巻く波の中
 どうして そんな自然な呼吸
 危うい怖さは誰がいけないの

 風、まるい野原…
 空は文句を言わない
 寝ころんで、また笑う

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4 コメント

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そう、…ヴァッキーノさんへ。 (おっちー)
2008-02-16 22:02:41
…突然頭に降って湧いてくるんですよね。

 でも本当に必要としていない時には、降ってこないらしい。
 今は、なにか文章を書かないといけないとき(文章塾とか、小説書くときとか)にならないと降りてきません。
 普段はこの詩を書いたときほどには、思いつかなくなってきています。
 やっぱり頭に思い浮かぶというのは、自分の身体にとって、何か必要があるからなんでしょうね。

 ヴァッキーノさんも、どこだったかで詩を書かれていませんでしたか?
 良いものだったような記憶が。

 明日から文章塾開校ですね。
 楽しみですね。

 ではでは。
返信する
予言的ですね (ヴァッキーノ)
2008-02-16 18:14:16
詩って

ある時とつぜん頭の中に

現れて、それですぐに消えてなくなってしまいます。

だから、頭に浮かんだフレーズをできるだけ生の形で書きとめなくちゃなりませんね。

そうやって、フレーズをフリーズさせておけば、何年たっても色褪せないのかもしれません。

ボクも詩を書いてみたいなあ。
返信する
これもいいと思います。debbyさんへ。 (おっちー)
2008-02-16 09:35:12
 裏に流れている思念―風―の質がいいです。

 実は僕も七年くらい前だったか、統合失調症にかかりました。
 本当に治ってきて、病気になる前の自分に近付いてきた、と思えるようになったのは、ここ一、二か月のことです。
 こういう病気って、普通は見えない、感じないものを感じるからバランスを崩して病気になるわけで、病気になることは大変な苦労なのですが、でも決して隠したり、劣等感を持つようなことではないような気が、最近はしているんですよ。
 むしろ症状さえ良くなれば、結果として、自分を大きく成長させてくれる経験になるような気がしています。

 debbyさんもブログ書かれたらいかがですか?
 もしかしてもうすでに持たれている?
 だったら今度URL残しておいてください! 必ずのぞきに行きます。

 今後ともよろしくお願いしますね。

 ではでは。

おち
返信する
沈黙 (debby)
2008-02-15 21:55:56
 沈黙して
 沈黙することで僕は語る
 脳に沈殿した手紙を
 捨象された抒情を
 夕暮の風の豊かさを

 沈黙して
 沈黙することで僕は想う
 夜明けを待ち続ける暗い海を
 迎合しか知らぬ言葉を
 感情の駆け巡る夢を

 沈黙して
 沈黙することで僕は否定する
 具現の愚かさを
 思念の不確かさを
 空白の歳月を否定することを

 沈黙して
 沈黙することで僕は僕になる
 美しい風の響き
 すべての矛盾を孕んで輝く世界の一部になる



私は18年前から詩を書いていましたが、あえてうつの真っ只中で苦しんでいた時に書いた詩を載せてみました。2006年の作品です。
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