先週末の夕方、家を出ると、門の前におばさんが、若い女性と一緒に立っていた。
ドアホンを押すところだったらしく、僕を見ると、綺麗だがちょっと“あやうい”笑顔で頭を下げた。
すると僕も
「今日は」
と挨拶する。
実は、この2人は以前にも家に来ていた。
その時は僕がインターホン越しに対応し、彼女達は
「パンフレットを置いていきます」
と言い残して去った。
けれども僕がそのパンフレットを見ることはなかった。
どこかにいってしまったのである。
「どこかにいってしまった」というのもあやうい話だが、本当にそうなんだから他に書きようがない。
僕は哲学とか、様々な思想に関する話が好きである。
なのでどうも宗教関係のパンフらしいそれも、気になっていて後で目を通そうと思っていた。
母親に訊いた。
「ポストになんか入ってなかった?」
それらしいものは入っていなかったらしい。どこにいったんだろう?
まあ、この話を続けても仕方ないので、このへんで打ち切ることにする。
「すみません、頂いたパンフ読んでないんですよ。どこかにいってしまって」
「たぶんご家族の方が……?」
「そうなのかな~、失くなってしまったんですよね」
「……(笑顔)」
話を聞いてみると、そのおば様は「エホバの王国を告げ知らせる」というエホバの証人の関係の方で、「エホバの王国」というのは、ようは「楽園」「パラダイス」のようなもので、それが現実にやって来るというのである。
あまり話は信じられない。
「きっと信じられないと思われるでしょうが……」
はい、信じられません!(笑)
僕にとってはノストラダムスの大予言のようなものである。
あれだって結構信じてたのに実際は何もなかった。それなのに、老人は若返り、目の悪い人もいない、豊かな食べ物と動物、自然に囲まれた楽園、というものが実際にやって来るとは思えない。
「亡くなった後の世界というなら解りますが……」
「その(実際にやって来るという)証拠を見つけていけば、信じられますよね」
「う~~ん……」
それでも信じられない。そりゃそうだ。普通はそうだ。
善意的に考えるなら、なにか自分と世界の「真理」みたいなものがあって、そこまで「悟りを得る」ための、方向付けみたいな考え方、というならなんとか理解できる。
しかし、基本的に「思想」好きなのである。
貰った本を読んでいる。面白い。「聖書は実際に何を教えていますか」という題名である。
刺激的。聖書は元から興味があって、いつかきちんと読みたいな、と思っていた。
でもひとりで読むのは難しい。経典を独力で読むよりマシだが、それに近いものがある。
いい機会かもしれないなあ……とも思ってしまう。
でも危ないかなあ。宗教がらみの話題ってろくなことを聞かない。
お金のことについて、そのおば様に不安を話したら、
「私がお金の話をしたらそこで(関係を)切ってもらって結構ですよ」
とは言っていた。
でもおば様は純粋な気持ちでやっていて、罪は無くても、その後ろにある組織が怖いという気がする。
僕は基本的に気が弱いので、おば様に悪いなと思って、判断をし損なってしまう危険もある。
う~~~ん、、、
困った。2人は、次の週の金曜日か土曜の夕方にまた来ると言って去った。
それを断れなかった。僕は他人に調子がいいのだ。
つまりは今日明日に現われるはずなのである。
今日はもう遅いので、明日の夕方か。
そこで一緒に聖書についての語り合いをするのである。
どうしよ。
深入りすると怖いかなー
どうしよう~~~~、、、?????!!!
さてさて、今日は久しぶりの更新。次の更新はいつになることやら……(苦笑)
ドアホンを押すところだったらしく、僕を見ると、綺麗だがちょっと“あやうい”笑顔で頭を下げた。
すると僕も
「今日は」
と挨拶する。
実は、この2人は以前にも家に来ていた。
その時は僕がインターホン越しに対応し、彼女達は
「パンフレットを置いていきます」
と言い残して去った。
けれども僕がそのパンフレットを見ることはなかった。
どこかにいってしまったのである。
「どこかにいってしまった」というのもあやうい話だが、本当にそうなんだから他に書きようがない。
僕は哲学とか、様々な思想に関する話が好きである。
なのでどうも宗教関係のパンフらしいそれも、気になっていて後で目を通そうと思っていた。
母親に訊いた。
「ポストになんか入ってなかった?」
それらしいものは入っていなかったらしい。どこにいったんだろう?
まあ、この話を続けても仕方ないので、このへんで打ち切ることにする。
「すみません、頂いたパンフ読んでないんですよ。どこかにいってしまって」
「たぶんご家族の方が……?」
「そうなのかな~、失くなってしまったんですよね」
「……(笑顔)」
話を聞いてみると、そのおば様は「エホバの王国を告げ知らせる」というエホバの証人の関係の方で、「エホバの王国」というのは、ようは「楽園」「パラダイス」のようなもので、それが現実にやって来るというのである。
あまり話は信じられない。
「きっと信じられないと思われるでしょうが……」
はい、信じられません!(笑)
僕にとってはノストラダムスの大予言のようなものである。
あれだって結構信じてたのに実際は何もなかった。それなのに、老人は若返り、目の悪い人もいない、豊かな食べ物と動物、自然に囲まれた楽園、というものが実際にやって来るとは思えない。
「亡くなった後の世界というなら解りますが……」
「その(実際にやって来るという)証拠を見つけていけば、信じられますよね」
「う~~ん……」
それでも信じられない。そりゃそうだ。普通はそうだ。
善意的に考えるなら、なにか自分と世界の「真理」みたいなものがあって、そこまで「悟りを得る」ための、方向付けみたいな考え方、というならなんとか理解できる。
しかし、基本的に「思想」好きなのである。
貰った本を読んでいる。面白い。「聖書は実際に何を教えていますか」という題名である。
刺激的。聖書は元から興味があって、いつかきちんと読みたいな、と思っていた。
でもひとりで読むのは難しい。経典を独力で読むよりマシだが、それに近いものがある。
いい機会かもしれないなあ……とも思ってしまう。
でも危ないかなあ。宗教がらみの話題ってろくなことを聞かない。
お金のことについて、そのおば様に不安を話したら、
「私がお金の話をしたらそこで(関係を)切ってもらって結構ですよ」
とは言っていた。
でもおば様は純粋な気持ちでやっていて、罪は無くても、その後ろにある組織が怖いという気がする。
僕は基本的に気が弱いので、おば様に悪いなと思って、判断をし損なってしまう危険もある。
う~~~ん、、、
困った。2人は、次の週の金曜日か土曜の夕方にまた来ると言って去った。
それを断れなかった。僕は他人に調子がいいのだ。
つまりは今日明日に現われるはずなのである。
今日はもう遅いので、明日の夕方か。
そこで一緒に聖書についての語り合いをするのである。
どうしよ。
深入りすると怖いかなー
どうしよう~~~~、、、?????!!!
さてさて、今日は久しぶりの更新。次の更新はいつになることやら……(苦笑)
ボクの家にもよく来て、なん度か話を聞いたことあります。
めざめよ!ってわけですね。
何かを書く時のネタにはなりますよ。
ホント。
例えば、この世の体制の終わりはいつか、なんていうことを計算してくれたりしました。
あれはよかったです。
鉛カミさんの性格上「もうやめてください」的なことは言いづらそうですね。自分も同じような境遇ならなんとなくずるずるといってしまいそうな気がします。
そういえば以前「ものみの塔」というキリスト教系の団体に属する人がやってきて同じような話になったことがあったよ。
他にも中高生時代には駅前に必ず?「あなたの健康と幸福について祈らせてください」という団体もいたなあ。あの団体は名前なんていうんだろう。
早速HPのぞいてみました。結構膨大な情報量で、頭がクラクラしたので、ある程度で切り上げました(苦笑)
エホバの証人に関しての考えを述べている本なんてないですかね。
ありがとうございました。
>エヴァ
そもそもが、もろ「アダム」と「エバ」ですもんね。
>何かを書く時のネタにはなりますよ。
う~ん、そんな気もするけれども、むこうは信者になってもらおうと思って(?)真剣に話をするわけでねえ……(笑)失礼になるような……(苦笑)
>この世の体制の終わりはいつか、なんていうことを計算してくれたり
そんなことするんですか!
やっぱ危ないかなあ……(苦笑)
それです!僕の所に来たのもまさにその団体の方々!
どうも「ものみの塔」協会に所属する「宣教師」たちのことを「エホバの証人」と呼ぶようですね。
上の教えて頂いた「エホバの証人情報センター」というホームページで得た情報です。(^^)
>「あなたの健康と幸福について祈らせてください」
いたねーっ!そんな方々も。
最近見かけないけど、活動休止しちゃったのかなあ?
今は新興宗教の活動、しにくい時代風潮だものねえ。
ま、どうでもいいことですが(笑)
ウチの郵便受けにも入っていたことありますよ。その冊子。一応読みました。楽園はこんなに素晴らしいところ、という論調でしたが、どうやってそういうふうになっていくのか(またはしていくのか?)はまったく触れられていませんでした。
全員信者となったときにそうなるのだ、ということにしているのかも、と思いました。
私は宗教を否定する人ではありません。なんらかの宗教に入っている人を否定する人でもありません。
ただ個人的には、他の宗教はダメ、ウチとこが一番や!と言っているところはいまいちかな、と思っています。いわゆる一神教ですね。布教活動をする、ということ自体、「今の貴方は何も知らない人なのだ、だから教えてあげましょう」というスタンスですから、私はかなり抵抗を感じます。相手がどんなに感じのいい人でも。いや、感じがよければよいほど余計に引きます。
宗教としての考え方がどんなに素晴らしいものであっても、組織として動いているかぎり、なんらかの経済活動は行っているはずです。しかも税金はかからない。こういうところは在家信者も多いでしょうから、通常の社会活動をして得たお金でまわっているわけです。
それを考えると、あの冊子の絵にあるような「牧歌的な楽園」は、矛盾しているし不可能だと思います。コミュニティレベルとしては可能でしょう。アーミッシュの村など実例はあります。ただ全世界が、というのは無理無体というもの。気候や土壌に恵まれない
土地もあるし、食物や習慣も違います。同じにできるわけがないし、なる必要もないと思います。体制が終わるのを計算できるっていうのが、「そうならない証拠」ですよ。まさに机上の空論、ってやつです。話としては面白いかもですけど。
カミカミさん、
お説教をするつもりはないです。
お話を聞いてみるだけならそれはそれでいいですが、「戯言」に騙されない、客観性と冷静さを忘れないでください。カミカミさんは頭もいいし、感性も鋭い人ですから、大丈夫だとは思いますが、充分気をつけてください。くれぐれも一人でどこかの集会所などには出かけないように。その優しさにつけこまれる恐れはあります。
宗教よりまず歴史をおさらいしてみては?
宗教が生まれるときには必ず社会背景があります。歴史とは切り離せない、というか歴史あってのものです。種々雑多な宗教に対する根源的な理解はそこから出てくるのではないかと思っています。
長々とごめんなさい
ちょっと心配になったので。
真理に時間はない。真理にあなたわたしはない。そして真理は今ここにある。誰もそれを汚すことは出来ない。
よって、すべては幻である。これが真実だというとき、それは夢の出来事である。
あなたに祝福を。
>久々に更新されたと思ったらこう来ましたか。
はい、すみません(笑)
結局来るかと思ったら来なかったんですよね、エホバの証人さん。
嫌われたのか、それともまた来週に来るのかなあ。
僕の場合の冊子は、聖書の読み方について解説してあるのが面白かったのです。
この記事のコメントを読んで、紹介されたHPを読んだりしているうちに、なんか白けてしまって途中から読んでないんですが。
なんか心配させてしまってすみません。お気遣いありがとうございます。感謝しています。
>宗教よりまず歴史をおさらいしてみては?
ピーン!それいいですね。この間本屋を覘いたら面白そうな歴史の本があったんですよ。買ってみようかなー?
とりあえず、僕は優しいというか、優柔不断な性格なのは確かなので、その場に流されないように気をつけたいと思います。
はっきりと自分の意見を言えるようにと……会社ではできるんですけど、ビジネスから離れるとあきまへん……がんばります。No!といえる自分。。。
コメントありがとうございます。
うわーーいきなりですがものすごい剛速球(直球)なお言葉、感激です。
そうですね、いろいろ考えちゃいますが、そうだと思います。
預言者さん、そりゃ預言者さんなんだからって感じもありますが、達観してらっしゃいますよね。
うーん、、、僕がその高みまで登るには、まだかなりかかりそうです(涙
理屈では分かっても、身体が納得していないとねえー
頑張ります。なんとか、頑張ります。