「あなたは運がいいですか?」 この言葉はパナソニックを一代で
築き上げた経営の神様といわれた松下幸之助さんが採用試験の面
接の最後に聞くようにしてた言葉である。
この質問をして「運が悪かったです」と答えた人はどんなに優秀
でも採用せず、逆に「運がよかったです」と答えた人は採用した
という、なぜこんな質問をしたか、なぜこの言が名言なのか、実
はこの言葉の真意は「感謝の気持ちがあるかどうか」を確認した
かったことである。
自分の力ではなく周囲の人に支えられたという感謝の気持ちと謙
虚さが社会人として大切であることを言いたかったことである、
この質問を受けたとき「はい」と即答できる感謝の気持ちと謙虚
さを大切にしたいものである。